テーマ:英語のお勉強日記(7850)
カテゴリ:英語 la angla lingvo
文春新書『英語学習の極意』が4月20日に発売となります。帯に
リスニング強化には高速音読法が効く! と銘打ってあるのですが、「高速音読法」って何でしょう。 平たく言えば テレビやラジオのアナウンサーのスピードで外国語を読む ことなんですね。 なぁんだ、と思うでしょ。「高速 じゃないじゃん!」 その通り! 英語がちゃんと聞き取れて、フツウに話せるひとにとっては、アナウンサーがニュースを読み上げるスピードは 「ちょっと速めだけど、まぁ、フツウのスピード」 なわけですね。 英語をちゃんと使えるひとが英文を音読するとき 「自然なスピードで読んでください」 と言われたら、アナウンサーのスピードで読み上げる。 英語を学んできて、3,000語(=文部科学省が想定する高校卒の英語語彙力)はクリアしてるのに、英語は耳を素通りしていくだけで、うまく聞き取れない……というかた! 自分が英文を音読するとき、ごく自然に、アナウンサーのスピードで読めてますか? それとも英語講座で “はい、あとについて読んでみましょう Please repeat after me!” と言われて音読する、ゆっくりしたスピードではありませんか? 英語が聞き取れないひとの英文音読速度は、とつとつとした ゆっくりモード。脳じたいが、それでいいと思ってしまっている。 脳がイメージする英語の速度じたいが、ゆっくりモードなのです。 これでは、自然なスピード(=アナウンサーの読み上げ速度)の英語について行けるはずがないのです。 あなたの脳の中に植えつけられた英語の巡航速度を加速させるにはどうすればよいか。 従来の語学学習法で言われてきたのは、英語をどんどん聞き流す! というものでした。これは、藝(げい)のない英文録音教材を売りつけるために英語教材屋さんが広めた考え方。 わたしもフランス語やスペイン語で聞き流しをさんざんやったけど、リスニング力はさっぱり進歩しない。語彙力はそれなりにある。だから新聞記事は読める。でも、NHK衛星放送のワールドニュースが全然聞き取れない。 そんなとき、ふと気がついた。 オレが音読するフランス語やスペイン語って、「リピート アフター ミー」の世界だな。のろい。とろい。 アナウンサーの言っていることが聞き取りたけりゃ、自分もアナウンサーの速度で音読できないとダメでしょ。 そこで、辞書の例文を音読するスピードを2倍に加速することを思い立った。 でも、なかなか舌がついていかない。目がついていかない。 これをどう克服したかが、『英語学習の極意』94~109頁に書いてあります。 効果はテキメンです。ワールドニュースでアナウンサーが読み上げる内容のキーワードが、脳にからみついてくるようになった。 これが、目指していたリスニング強化です。 ぜひ『英語学習の極意』で、外国語学習の新境地入りをしてください。4月20日発売です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 12, 2015 11:22:15 AM
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