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きのう息子の引越しが終わりました。
引越しというか転居。 引越し業者が見つからず、家の大きなワゴン車で行きました それでも荷物は半分しか乗り切らず、今週末また積んで行きます。 車には運転手のダンナと息子が乗り、乗り切れない私は電車で行きました。 道路はすいていたので、車で2時間。 私は電車で3時間。。。。(東京より時間かかるし;) この日静岡は全国一早くソメイヨシノが開花した日で、 伊豆のある駅前にも咲いていました。 春を待ちきれない菜の花が満開の観光地だけど、 さすがに観光客は少なく、海沿いを走る電車の車窓からおだやかな海原を眺めつつ、 今走ってる最中にまともに津波受けるなぁとか、この高さ走ってるなら大丈夫だなぁとか イチイチ考えてしまいます。 (自宅の周辺を運転している時は、高いビルを自然に目が探している昨今;) 息子の赴任先、下宿は海がとても近いです ダイビングショップもあります。 海抜はないに等しい。 それが目玉の観光地だからしかたない。防波堤なんて造れないでしょう。 仕事は施設の食に携わること。 食事を作ったり、栄養を考えたり。 希望通りの職につけたと思ったけれど、今回の震災で気がついてみれば、 息子もそういう弱者の方たちを投げ出して その地を離れることができない立場なんだと。。。。 ニュ-スで見た、孤立した病院に移動できないお年寄りと残った看護師たちのように。 ただお店を閉めればいいとかいうものではないので、 残されたスタッフにも相当な負担がかかるでしょう。 地震の巣の上、海近い、川近い、弱者を抱える職場。 大げさだし、今はなんの被害もないけれど、なんとなく、 まだ戦闘の始まっていない戦場へ送り出す気分でもありました。 でも、田舎で交通も不便だし、お店もあまりないけれど、とてものどかで 人情があふれていそうな町。 挨拶した同じ階の人たちも感じのよさそうだったとか。 たぶん、息子もそういう人たちに助けられていくんだな、これからは。 私、けっこう運て信じるんです。 何かが守ってくれる力というか、道をあけてくれる力というか。 今思い出すと、この震災への何かの警告だったのかなと思うことがありました。 結婚記念にだったか、姉がくれたフランス製のGienというメ-カ-のお皿があったのです。 あとでなにげに調べたら、1枚5000円のお皿でした。 6枚だから3万円!! 素材のしっかりしたものなのでしょう、 長く使っていても薄いケ-キ皿なのに強くてね。 Gienのお皿 それがある夜、流し台の中に一枚置いたまま寝てしまったのです。 その後、誰も台所に入った気配はなかったのに、朝見たら流し台の中に そのまま置かれた状態で真っ二つ。 高いお皿だから雑に置いたわけでもなく、何かが上に落ちたわけでもなく。 ひびがはいっていたものは先日初めて捨てたばかりで、 ほかのにひびが入っていたわけでもなかったのに。 姉がフランスに旅立っていた時だったのでなんだか気持ち悪く、息子や娘に聞いたのです。 「流しのお皿、なんで割れてたか知らない?」って。 私が寝たあと家族が台所に行った気配はなく、朝も私が一番早かったので 相当気になって、母のことも気になって電話したりもしました。 その翌日だったか、翌々日だったか、あの震災が起きました。 東北からは離れていても、静岡のビルの中階で船酔いしそうなほど長く大きく揺れて、 東海大地震じゃないけど、どこかでとても大きな地震が起きているなとわかる揺れでした。 今思うと、パキ-ンと真っ二つに割れたお皿が、 亡くなった父が、注意しろと警告していたかのうように思われてね。 だって、3月10日は父の命日だったんだもの。 そして、11日は息子の誕生日で。。。 それにしても、日本人は本当に強いですね。 しかも、自分たちよりもっと大変な人たちへと、自分は後回し。 きのうやきょう身につけた道徳観ではなく、 戦争も飢餓もなく、徴兵もなくゆるんで平和ボケと言われていた日本人だけど、 捨てたもんじゃないぞと。 特に東北の人の耐えしのび、負けない精神力はピカイチですね。 そして立ち直る人たちなんですよね。 学生時代の親友が岩手出身で、その根性ぶりはよく知っています。 精神的にもキョジャクな10代の私は、彼女の静かなる根性にいつも支えられてたなぁ。 そうだよ、私は私を元気にしてくれるものをたくさん持っている。 あの頃の彼女の根性は私の頭のどこかでまだ息づいている。 東京大空襲か、原爆が落ちたかのような惨状の映像を見て憂いつつ何もできないけれど、 ここにいて自分ができる小さなことでもやっていこうかと。 電気やガソリンの消費を少なくするようになったり、募金をしたりは 自然と誰もが行うようになってきていて、小さな力だけど、 被災された方たちを思う行動は生まれています。 今までの暮らしの無駄をはぶき、まずは自分がしっかり生きること。 暗い顔ばかりしていないこと。 人は笑っている間は生きられると思うから、まずは元気な人が 笑顔でいることが必要だと思うのです。 今は旅をしようという気分にはならないけれど、 無理に自分を閉じ込めたりはしないです。 本当はきょうの京都・東寺の蚤の市に行きたかったんだ・・・ きのうダイスケ(松井)が帰国したしね。 慈善試合の招集日まではJ2の京都のグラウンドで練習するとか! (やっぱり行きたし・・・・) 仕事帰りに寄れるなと、応募したら当たったサッカ-元日本代表監督の山本昌邦氏の 講演は中止になりました。 きっとまた何か機会があるでしょう* そんなきょうは息子の部屋を片付けようとしました。 子供がまだ在学中で家を離れるのと、社会人として離れるのでは微妙に気持ちが違います。 今までは親の保護下にあったし、休みにはまた帰ってくるのはたやすいけれど、 社会人になると今度は会社の中に属するようなものです。 仕事柄、お盆だのお正月だのに長期連休は取れないでしょう。 なので、今回は寂しさはいつもよりは多かったのです。 でも、息子と入れ替わりに、ダイスケがフランスから帰ってきました。 「やべっちFC」を観ていたら空港のダイスケが映ってテンションいっきにMAXです (コロコロ気分の変わる女でスミマセン;) 「うわっ!うわぁっ」思わず口に出していました; スポニチ 日本代表が集結する25日の静岡での国際親善試合は中止になってしまったけれど、 復興支援のため、29日に日本代表対Jリ-グ選抜の慈善マッチが決まりました。 発端は長谷部、松井ら海外組のよう。 海外で活躍する選手たちを一時的な試合で帰国させて試合に出させるのは 所属チ-ムは嫌がるって聞きました。 怪我をされるといやだから。 実際アジア杯では香川が骨折しちゃったしね; うっち-(内田)も、今回のアジア杯参加の時、 「戻ってきたらオマエのポジションはないと思え」と言われてきたそう。 それだけ主力になっていたということでもあり。 それでもうっち-は来てくれて、そしてイチ早くドイツに帰って行きました。。。 でも、今回はたぶんどの所属チ-ムも、日本を元気にしてこいと、 快く送り出してくれたのではないかと。 長谷部、内田、長友、川島、本田、etc・・・ 海外組全員参加のようです ぜひ、日本を元気にしてください そして、まだ少し閉塞した気分だったきょうは、映画を観にいって来ました。 観たいと思っていた「ランウェイビ-ト」☆ ひとことで言えば、転校してきた天才デザイナ-高校生を中心として クラスファッションショ-を行うスト-リ-なんだけど、 観ていてワクワクする映画でした。 ダサいコがかっこよくなっちゃたり。 変身願望ってきっと誰にもあるんだろうなと。 「信じていれば必ず変われる」 元気をもらえた映画でした☆ ランウェイビ-ト きょうも自分の思いばかりくどくど書きました。 書こうと思えばまだまだ書けますよ(笑) 書きなぐっただけのような文に、 いつも最後まで読んでくださる方には頭がさがります(^_^;) ただ、いつも読みに来てくださってる方がいらっしゃるのをみると、 こんな文でも何か役にたってるのかな・・・・・・と 自分は単純だから、ちょっとでも好きなこと、ものがあれば笑顔を取り戻せます。 笑うことができれば人は生きられる。変われる。 どんな悲しみの中にある人にも、また笑顔が戻ることを願います* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.22 10:08:41
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