7年目続けた【新体操】を辞めた理由(/_;)
こちらのブログでも新体操をやっているママさんから、飛び込みでコメントいただくことも多く、随分支えになっていたのですが、長女は9月末で、7年続けてきた新体操を辞めました。なので、もし私の日記を読んで、気分よく思われなかったらごめんなさい。9月27日が、最後の練習でした。色んな気持ちが入り混じって、すぐにブログに書く予定だったけど、なかなか気持ちの整理がつかず(今も完全についたわけではないんだけど)、少しずつ落ち着いたのでアップします。最後のレッスンは、覚悟はしていたものの・・・やっぱり辛かった。この日の手具はボール。私は長女に「絶対泣きながら演技したらだめだよ。笑顔でやめようね」と話していたんだけど、時折深くため息つきながら、泣くかな??っていう不安もあったけど、みんなの前では泣かずに最後まで頑張ったと思う。コーチに挨拶する段階では、首がうなだれ気持ちが痛いほど伝わってきた。一緒に団体戦出る予定の仲間は、このあとさらに場所を変えて練習場へ。うちの子も、本当はそのグループに交ざって団体戦の練習へ参加するはずだったけど、静かに体育館をあとにして、車の中で長女は号泣でした。暫く長女を泣かせてあげました。辞めるまで、何度も何度も夫婦で話し合いをして、私も最後の最後までものすごく迷っての結果です。新体操って、他の習い事とは違う不思議な魅力があって、こうやってネットで新体操の話題を書くだけで、共通のママさんからコメントをもらうことが多かった。今までの経緯はココ↓にも、書いてあるので、もし興味があったら読んで下さい。大会前の心境1大会前の心境2大会後の心境スポーツって、何でも極めればお金がかかるもので、やめた理由の一因でもありました。大会出場ともなると、レッスン量も増え、それに伴い毎月2万はとんでいく。下二人を送迎などで随分犠牲にしてたし、長男には習い事をさせる時間とお金を捻出するのが不可能な状態。週1でレッスンを受けていたころも、長女は「選手になるのが夢」と語っていた。でもレッスンを受けてたら、長女自身に「上手になりたい」という気持ちが湧くのは当然のことで、セレクションというのを受けてみた。セレクションの話題はこちらに記載してあります。セレクションで大会出場資格をもらえ、喜びもつかの間・・・ビッシリ書かれたレッスンのスケジュール表をみて「大変そう!」と思ったのでした。そのときの様子はこちら・・・です大会まで、夏休みも、土・日も全て新体操。送迎も、だいたい片道車で30分の体育館。夏休みは1時~7時とか3時~9時とか・・・。そんな練習が始ってからすぐ、体調崩して1週間練習参加できずでした。送迎は近所の友達と交替でやっていました。子供同士同じクラスで、お互い行き帰りの車中が楽しい時間でもあったと思う。親の私は大変だったけど、今思い返すと、長女は「夢に一歩近づけた。去年は出れなかった大会に出ることができる」との思いで、嬉しそうだった。他の教室からセレクションに合格した仲間とも、仲良くなりつつあって、そんな一面を垣間見たときは、応援してあげたいなぁって思っていた。選手クラスになると、みな他は全部削って新体操一本にしています。長女は、ピアノとテニス(こちらはスポ少)もやっているけど、他の習い事をやめる気はありませんでした。なので、一週間息つく暇もなく、私もあの頃は、何も考えれない!自分が今日何をすべきか?すら考えられないくらい、忙しく、慌しい日を過ごしていた。夏休みが終わると、6時間授業で帰宅して5時前。それからすぐ夕飯を食べて6時には家を送り出して、6時半~9時まで練習。それが週3~4日はある。(ホントは練習自体はほぼ毎日あるけど、出れなかった)だから私も仕事から帰ってすぐ何かをつくり、お迎えのためまた8時半におにぎりつくってお迎え。その間、次女の習い事があれば送迎もしなきゃいけない、長男もお風呂に入れなきゃいけない・・・でした。11月の団体戦に出れることは8月にコーチから発表されていて、9月の大会後は団体戦の練習に入る予定でした。長女はものすごく出たかったと思う。でも、家の事情も本人よく知っていて、一度だけ「みんなと一緒に団体戦の練習に参加したかった」と泣かれたことがあったけど、その後は「続けさせて」ということはなかった。親だから、本心はよ~~くわかっている、言ったら私がまた悩んで困ることを知っているから口に出さずにいたんだと。団体戦も長女は補欠ではなく、レギュラー入りがほぼ確定していたとコーチから聞きました。そんな言葉を聞くと、また気持ちがグラグラ・・・と。辞める辞めないは、友達からも何度もメールで励まされたり、子供も友達から「みんな待ってるよ」等・・・手紙をもらって励ましてもらっていて、私も本当に本当に悩みました。親になって、子供のことでこんなに悩んだことはない!っていうくらい悩んだ。また志し半ばで断念せざるを得ないことが、ものすごく辛かった。コーチとも何度も電話で話し、いつも意を決して電話するのに、最後の一言がいえず「また主人とも相談します」と電話をきるのでした。11月の大会後は、今度はまた東京で団体戦として遠征があるという話も小耳にはさみました。続けていたら、お金がもっともっとかかる。。親にお金を借りてまで、続けるつもりはなく、大きな大会に出てからだともっと辞めづらくなるかな・・・と。パパも、きっと私と同じ気持ちだったと思う。条件が揃えば、続けさせたい。でも今の現状では、お金の面でも物質的にも、長くもたないとわかっていたと思う。最後のレッスンの当日も、まだ私は迷っていた。これが終わったら、AちゃんとTちゃんと一緒に、団体戦の練習に「久しぶり~」と参加しようか・・・?でも、また振り出しに戻る、またいつか、こうやって悩む日がくる。。子供の夢もかなえてあげれなくて、親としていいのか??などなど。そんなとき、後押しされるようにパパからメールが入った「7年間続けてきたことに評価しよう、今日の決断は、あとから振り返ったとき、正しかった、あれでよかった、と思える日がきっと来るから」と。辞めることが正しいのか?続けさせてあげるのが正しいのか?今でもよくわかりません。前より、下二人に目が行き届くようになり、夕飯も作る時間があり、4人で(パパは揃う日と揃わない日がある)食べれるのは確か。新体操って、他の習い事と違う不思議な魅力があった。実際、ブログでも新体操の話題だとアクセス数が増える。長女が、嬉しそうに団体戦に出場して演技している姿、ものすごく見たかった...でも、しょうがない。翌日、長女が「もし最初から新体操やってなかったら、どうだったかな?」と聞いてきた。「多分、挫折や辛いこと、悔しい気持ちを経験しないかわりに、仲間との絆や達成感や嬉しさも経験することは、無かったと思うよ」コーチは、私の辞める理由は、納得していないと思う。でも、こういう理由でやめる人もいる・・・っていうのを理解してもらいたかったな。