幸運を招く石の説明をしましょう。
1つが「ラッキーストーン」。そしてもう1つが「パワーストーン」です。
ラッキーストーンとは、基本的に誰が持っても良い石のことです。
パワーストーンとは、持ち主が決まっている「特定の石」を指すのです。
誰が持っても良いラッキーストーンに対し、パワーストーンは、この持ち主が持つからこそ、この石が生かされ、この石のパワーが存分に発揮されて、
持ち主に幸運をもたらしたり強力なサポートをしてくれる、
その人にとって特別なエネルギーを持った石。と理解してください。
つまり、同じ幸運をもたらす石でも「広く、誰にでも良いラッキーストーン」、
「持ち主が決まっている、特別な石、パワーストーン。」ということです。
親や彼からプレゼントされた指輪でもネックレスでも、誕生石でも
ラッキーストーンのお店で購入した、ストーンでも、自分と波長の合うものは、
すべてラッキーストーンとしての役目を果たしてくれます。
それに対して、パワーストーンは、
同じ石、同じ鉱物名の石であっても、
これはこの人に合うけれど、この石は違うということがあるのです。
私は、ご縁のある方達に、ストーンをプレゼントしていますが、
例えば、同じ水晶でも、ある人には、パワーストーン、
ある人には、ラッキーストーン としての働きをします。
この世的には無価値の石でも、その人にとっては大変意味深いものがパワーストーンです。
遠い前世で愛用していたネックレスや指輪にはめ込まれていたストーンの一部だったり、
自分自身の墓石のかけら、当時、使っていた大理石の机のかけら、
神殿の柱のかけらなど、悠久の歴史の中で姿を変えてきたものが
パワーストーンなのです。
お釈迦様や、キリスト、ガンジーやマザーテレサなどは、「私は身にまとう布が一枚あればいいのです」という悟りの境地に達していますから、パワーストーンなどは、不要なのです。
しかし、観世音菩薩や弥勒菩薩、ミカエル ガブリエルなどの聖天使、
ゼウスやアポロンなどギリシャ神話の神々の像、
天照大神や、大国主命などの日本の神々の絵を見れば、分かるとおり、
この境地の方は、
宝飾品や勾玉や、貴石で象嵌された宝剣や錫を身につけておられます。
これは単なる飾りではなく、パワーストーンなのです。
人生の意味とは、自分が何ものかを思い出し、創りなおすために自ら選んだ道を歩むことですから、パワーストーンが天命を教えてくれ、道しるぺとなってくれるのです。
石の専門家である、
志さんによると、
鉱物を組成する元素記号は同じでも、
産地をはじめ、個々の石には個々の特徴があり、
同じ鉱物名でひとくくりに出来ないところが多分にあるそうです。
ラッキーストーンは、いつでも手に入りますが、
パワーストーンは、探しても簡単には見つかりません。
お金を出したからといって買えるものでもありません。
心がパワーストーンと同通した時に手元に行くのです。
たとえ手に入ったとしても、本人に不要な時は、消滅します。
そして必要な時には、どこからともなく現れます。
そういう不思議なものなのです。