「レバレッジ・リーディング」
本田直之著 東洋経済新報社刊 1,522円(税込)
書評(=読了記録)の5回目です。
1刷2006年12月14日。6刷購入。読了は2007年9月、読了トータル2時間程度が目安。
感想からいえば、非常にすんなり理解できました。何より、昔実行していた読書法を、思い起こさせてくれる、そんな一冊でした。
「レバレッジ」=「てこ」の原理を利用して、最小限の時間投資で最大限の効果を発揮するということが、筆者の考え方の根底にあります。読書について、のレバレッジは、何より「本という最小限の投資を、いかに大きなリターンに変えていくか」という点。その為に筆者が編み出した読書術がかかれています。
学生時代から、私は「本は捨てない」主義を貫いてきました。ここでいう「捨てない」というのは、実際に廃棄するだけでなく、古本屋に売却することもしないという意味です。マンガ本を除いて、今まで捨てた本は皆無に近いと思います。私の思いとして、本も(PC同様に)私の脳のかわりをしてくれるデータベースという意味あいが強くあるためです。
その点、筆者はがんがん捨てていきます。ただ、私が読む量の10倍以上を年間で読んでいる筆者には、捨てていかないとどんどん場所がなくなるという、切迫した状況があるということが、違いの根底にあります。そのために、エッセンスを抽出するメモを作成し、それを実際に行動に移していく。多読+エッセンスの抽出+その実践、という手法を「レバレッジ・リーディング」として確立しています。
で、多読を可能にする読み方の部分。非常に共感できる点が多くありました。特に前提となる本の扱い方。私が「本を捨てない」理由の本質として持っていたある特色を、筆者も同じ理由から実践していました。この10数年の中で、私自身もいつのまにか忘れてしまい、実践しなくなっていた読書法(=本を捨てない(捨てられない?)理由)の本質。しっかり続けていればと反省をさせられるとともに、本を読みながら実践することを改めて決意した一冊でした。
どんな内容かは(そんなに時間がかかる本ではないので)各自ご確認を。