カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
我が家には今、実家から送られてきた大量のじゃがいもがあります。 更に言うと、かぼちゃと里芋とキャベツと白菜も大量にあります、箱いっぱいに(笑) 葉っぱものはともかく、じゃがいも・かぼちゃ・里芋はいっぺんに出すにはキャラかぶりすぎ!炭水化物摂り過ぎやろ(笑) ・・・という訳でちょこちょこ小出しにしてますが、あまり「おイモおイモ」した料理も飽きるので中華にしてみました。 「青椒土豆絲(チンジャオトゥドゥスー)」は、現地では非常にポピュラーな一品。 どんな田舎のお店にでも必ずあるし、家庭でもよく作られていると聞きます。 料理本でも時々見かけますが、簡単なヤツは味付けが塩・コショウのみだったりして、まるで日本の炒め物と変わりません^^;これじゃただの「じゃがいもとピーマンの炒め物」。 で・す・が! ちょっと合わせ調味料を作るだけで!ちょっと粒山椒(花椒)を使うだけで! 見違えるほどオシャレな、スッキリした中華なお味に変貌するんです! ごはんのおかずにも、ビールのアテにもぴったりですよ^^ 中華料理は、事前に下ごしらえや調味料の準備をしっかりしておいて、短時間でキリっと火を通すことがポイントです。もちろん中華鍋だと火の通りがシャープで美味しいです。但し重たいので私はあまり使ってない・・・^^; 下ごしらえは慣れてしまえば別段面倒ではないので、中華を作る際には是非試してみてくださいね~! ≪合わせ調味料と花椒でじゃがいもとピーマンが見違える!青椒土豆絲≫レシピ:2~3人分 <材料> ・じゃがいも(できればメークイン) 2個 ・ピーマン 2個 ・にんにく 2かけ ・唐辛子 1~2本 ・花椒(ホワジャオと読みます。中華食材のコーナーで売られてます) 大さじ1/2 ・サラダ油、ごま油 各少々 (合わせ調味料) ・鶏ガラスープの素 小さじ2 ・水 大さじ2 ・塩、コショウ 少々 ・砂糖 大さじ1/2 ・酢 大さじ1.5 ・酒 大さじ1 ・片栗粉 小さじ1 1) 下ごしらえをする。じゃがいもは2ミリ程度の厚さに切り、更に太さ2~3ミリの細切りにして30分ほど水にさらす。ピーマンもやはり2~3ミリの細切りに(火の通りを均一にするため、できるだけ両者の細さを合わせてください)。にんにくは粗めのみじん切りに。合わせ調味料は全ての材料を合わせておく。 2) じゃがいもをざるに上げて水気を切り、フライパン(または中華鍋)に入れ、かぶる程度の水を加えて強火で軽く湯通しする。じゃがいもが透明になったら火から下ろし、ざるに上げて再び水気を切っておく。 3) フライパンにサラダ油を熱してまず花椒とちぎって種を取り除いた唐辛子を弱火でじっくり炒める。唐辛子の色が変わってきたら両方ともフライパンから取り除き(花椒は取り除きにくいので、できる範囲でいいです)、じゃがいもとピーマンを入れて強火で炒める。 4) じゃがいもとピーマン全体に油と火が行き渡ったら、合わせ調味料をひとまぜして加え、固まらないうちに大きく混ぜ合わせる。火は強火のまま。 5) 調味料が絡んだら火を止め、ごま油少々で香り付けをしてできあがり!^^お好みで、食べる直前に酢をさっと回しかけても美味しいですよ! ★スッキリした味に仕上げるポイントは、何と言っても花椒と酢です。この二つが欠けると、普段よく作るような炒め物と変わらないフツーの味になってしまいます。できるだけ入手して使ってください。花椒があると、麻婆豆腐もいきなり本場・四川風に大変貌ですよ!^^ 花椒はここから買えます↓ ●【花椒(ホワジャオ)】20g 横浜中華街・ようせいごう 花椒(ホワジャオ) 日本橋 古樹軒 ↑ ↑ 料理ブログのランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いします!^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.28 17:37:21
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