11420942 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.12.20
XML
人参やごぼう、ひじきなんかがちょこっとずつ残っている時、コレを作りたくなります↓

            ぎせい豆腐

根菜の味をごま油と木綿豆腐、卵でまとめた、噛みしめるほどに美味しい「ぎせい豆腐」
いろんな色の具が使われていて、切り口もキレイですよね^^
「ん??」と思う名前の由来は、一旦崩した豆腐を再び形にまとめることから。精進料理の一つだそうです(「擬製豆腐」と書くらしい)。精進料理のクセに、お酒にとても合います^^;

・・・が、私がこれを知ったのはそういう云われからではなく、この人の料理本がきっかけでした。

    ←100歳目前まで元気に生きた、作家の宇野千代さん。

           料理本(文庫)
           ↑前列左端の「私の作ったお惣菜」というのがそれです。
           (集英社文庫、780円・・・私が買った当時は700円だった)

昔から文庫型の料理本が好きで、中学生の頃からいろんなのを買っていたのですが、中でもこの本は結婚してから段違いにお役立ちな一冊。「ご馳走」と言うよりも、ホントに日常的に食べたい、素朴な郷土料理やお惣菜がいっぱい詰まっています。語りかけるような文体も読んでいて心地よいし、お惣菜ひとつひとつに織り込まれるエピソードも楽しい。

そして何より、昔の人って手抜きをせずにちゃんとごはん作ってたんだなぁ、と思い知らされます。普段は手抜き料理をモットーとする私ですが、たまにはちゃんと作りたくなったりして^^;

そんな千代さんの得意料理の中から、私が最もよく作っているのがぎせい豆腐。余計な調味料を一切使わず、砂糖ちょこっとと塩、ごま油だけで素材の味を引き出します。焼き立てを食べてももちろん美味しいですが、冷めてからでも味が落ちないので、お弁当のおかずや晩酌のお供にもピッタリ。この味は特に、焼酎か日本酒に合わせたくなります^^

本にはレシピが細かく書かれていないため、下記は私が作る際の分量です。作り方も若干変えてあるので、(ごぼうのアク抜きと野菜の下茹でを省略。手抜きプラス、野菜の栄養を逃したくないのでこうしました^^)是非お試しくださいね!^^


≪根菜が味わい深~い♪滋味満点、よく味わって噛みしめたいぎせい豆腐≫レシピ:1本分

   <材料>
       ・木綿豆腐              1/2丁
       ・人参                 4~5cm
       ・きくらげ               少々
        (ひじきでもよいです)
       ・絹さや                4~5個
       ・ごぼう                4~5cm
       ・卵                  1個
       ・塩、砂糖               各少々
       ・ごま油                適量

1) 木綿豆腐は重石をして水気を切っておく。人参・水で戻したきくらげ・絹さやは大きさを揃えた細切りに、ごぼうは細かめのささがきに。

2) 1)の野菜を、ごま油を敷いたフライパンで軽く炒め、砂糖・塩で軽く味付けする。豆腐はボウルに入れて崩し、卵を混ぜてすり混ぜ、粗熱を取った野菜も加えてむらなく混ぜる。

3) フライパンまたは卵焼き器にごま油を熱し、2)を流し入れて焼く。片面にこんがり焼き目がついてきたら三つ折りに。側面(厚みの部分)にもしっかり焼き目がつくように、じっくりこんがり焼いてください^^美味しいですよ~!!^0^

★コツらしいコツは特にありません^^;薄味なので、お醤油をたらした大根おろしを添えても美味しく頂けます。この時は、絹さやがなかったのでほうれん草で代用しました。


バナー1 FC2バナー
   ↑       ↑
  2種類のランキングに参加しています。
  順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^
  ポチッと応援、お願いいたします^^





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.12.20 10:41:07


PR

Freepage List

Profile

ぱんだたいちょー

ぱんだたいちょー

Calendar

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

Category

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.