11438818 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.03.18
XML
カテゴリ:南北アメリカ料理
うちのダンナさんは、食感に敏感な人です。
外食の際にも、味付けや材料・調理法を分析しようとする私に対し、ダンナさんは風味や食感の微妙な感じをつぶさに覚えていて、後々驚かされることが珍しくありません(料理しない分、純粋に味わうことに集中してるからかも知れませんが^^;)。
そんなダンナさん、「むにょっと」した食感に殊の外弱いです。「もちっと」よりも柔らかく、「茹で過ぎた麺類」よりも腰がある、ある意味微妙な範囲ではあるのですが、フェットチーネやきしめん、粉皮などの平打ち麺、或いはニョッキ、ポン・デ・ケージョなんかが該当します。あと、そばがきとかうまく焼けなかったケーキとか(笑)。

その意味で「むにょっと」とは、必ずしも一般に「美味しい」とされている状態とは限らない訳ですが、「むにょっと」かつオイシイ一品に出会っちゃいました~!!^0^↓

             コッシーニャ断面

ずっと以前に雑誌か何かで見た時から怪しいと思ってたんです。この分厚い皮の部分、いかにも「むにょっと」してそうだなって。やっぱりそうでした。しかも想像していたよりはるかに美味しい!!

             コッシーニャ

「コッシーニャ」という、ブラジルの屋台フードです。3~5cm程度の一口サイズで、ちょっと小腹が空いた時につままれる国民的B級グルメだそう。中は鶏肉と玉ねぎ他の香味野菜で、今回はシンプルに鶏肉と玉ねぎだけで作りました。
ちなみに名称の語源は2種類で、「コッシー」がブラジル語(ポルトガル語?)で「腿」または「涙」を指すことから、鶏の腿とも涙型とも取れるこの不思議な可愛らしい形に作られているらしいです。

そして問題の分厚い皮!以前、キャッサバの粉末を買って本格的にポン・デ・ケージョを作ったことがあるのですが、このプロセスとヒジョ~~~によく似ています。つまり、蕎麦がきを作るやり方と全く一緒!粉と水分を鍋に入れ、弱火にかけて練り上げます。そりゃむにょっとする訳ですね^^;で、粗熱を取った皮に鶏肉と玉ねぎのタネを包んで、衣をつけてカラッと揚げます。
これ、シンプルな材料ですが相当ウマイですよ!塩・コショウだけの味付けでも十分美味しいと思いますが、今回はクミンとコリアンダーを少々入れて若干スパイシーにしてみました。そのまま食べても美味しいし、ケチャップにサルサやチリソースを混ぜてつけて食べたらもう最高です!!ウマイ!!!^0^

これね~、ホントに美味しいです。ダンナさんから「是非定番に」と懇願されたほどのウマさです。是非お試しいただきたい!身近にある材料でできるので、ビールのおつまみ(けっこうお腹膨れますけど)にいかがですか?お子さんも大好きな味だと思いますよ。是非是非、作ってみてください!!^^


≪カリッと揚がった表面と「むにょっと」した内側のギャップがたまらない!皮の食感を楽しみたいブラジルの国民食「コッシーニャ」≫レシピ:4cm程度7~8個分

   <材料>
     (皮)
       ・薄力粉                    1カップ(100g)
       ・鶏肉の茹で汁または牛乳         1カップ
       ・オリーブオイルまたはお好みの油     大さじ1~2
     (中身) 
       ・鶏むね肉(お好みの部位でOK)     1/2枚(100~120g)
       ・玉ねぎのみじん切り            1/4個分
       ・(お好みで)小ねぎ、パクチー、パセリなど 適量
       ・塩、コショウ                 各適量
       ・(お好みで)クミン、コリアンダー     各少々
     (その他)
       ・溶き卵、パン粉              各適量
       ・揚げ油

1) 鶏肉は中に熱が通るまで茹でて粗熱を取り、細かく裂く(この茹で汁で皮を練ると美味しくできます)。玉ねぎは半透明になるまで炒め、鶏肉と合わせて塩・コショウ、クミン、コリアンダーで味付けする。他の香味野菜も混ぜておく(なくても十分美味しいです)。

2) フライパンまたは小鍋に皮の材料を入れ、くっつかないよう弱火で練っていく。5分程度練って、ダマなくまとまったらOK。鍋から出して冷まし、8等分する。

3) 2)の皮を直径10cm程度に延ばし、1)の具を包んで涙型にまとめたものを8個作る。

4) 3)に溶き卵・パン粉の順に衣をつけ、180度に熱した油(オリーブオイルを少々混ぜると香りよく、カラッと揚がります)できつね色になるまで揚げればできあがり!^^


★鶏肉を茹でて割くのが面倒なら、鶏ひき肉を玉ねぎと一緒に炒めて使っても構わないと思います。この場合、チキン味が若干足りないかも知れないので、お好みでチキンコンソメを混ぜて補ってください(皮を練る際の油をオリーブオイルにすると、香りと味が際立つのでコンソメは不要だと思います)。

★クミン・コリアンダーを入れるとスパイシーで美味しいですが、お子さん向けにはカレー粉を入れるとより好まれると思います。つけるのもケチャップだけでもいいかも知れません(大人向けにはチリソースや粉唐辛子で辛さを調節するとよいですね^^)。

★レシピによって、衣のパン粉にパセリなどの香味野菜を混ぜる、というやり方も見られました。その辺はお好みでどうぞ。シンプルなパン粉でも十分美味しかったです。


バナー1 FC2バナー 
   ↑       ↑         ↑
  3種類のランキングに参加しています。
  順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^
  本日もポチッと応援、お願いいたします^^





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.03.24 19:49:29


PR

Freepage List

Profile

ぱんだたいちょー

ぱんだたいちょー

Calendar

Archives

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01

Category

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.