カテゴリ:おすすめ!ギリシア料理
先日「スパナコピタ」を作って以来すっかり気に入ったギリシャ風のパイ皮「フィッロ」。
ギリシャではほうれん草の他にもリーク葱やズッキーニ、じゃがいも、或いは複数の組み合わせでいろんなパイが作られているようですが、現在我が家には丸ごとのキャベツがたっぷり^^;しからばキャベツを入れてはどうかと、これまで作ってきた各国料理をヒントに作ってみたのがコチラです↓ 甘い春キャベツが美味しくなる時期ですが、甘いだけでは今ひとつパンチに欠けるので、キャベツと相性ピッタリなクミンを利かせ、玉ねぎ・かにかまぼこと混ぜてパルメザンチーズを加えました。 また、前回のスパナコにはフェタチーズが食感と塩気をプラスしていましたが、今回はなんとおから!優しい味のキャベツには、個性の強いフェタよりも、食感は独特ながらマイルドな風味のカッテージチーズやおからが合うと思ったからですが、これまた正解!おからが入っているのに気付かないほどよく馴染みました。断面はこんな感じです。 キャベツから出る水分をおからが吸い取るので、焼き上がりもベチャッとせず、甘く香ばしく焼き上がります。前回同様、切り分けて手に持って食べると最高にウマイ!!^0^ いや~、クミンってホントにキャベツとよく合いますね^^クミンを入れたおかげでキャベツが甘すぎず、歯応えや他の具とのマッチングを存分に味わうことができます。今やすっかり、我が家には欠かせないスパイスです^^ 我が家ではこのフィッロを使ったパイ、主食代わりの位置づけで、肉や魚のメイン料理に合わせて作っています。ブランチにもピッタリだと思います。是非、お試しください!^0^ ≪クミンがポイント!キャベツたっぷりのギリシャ風おかずパイ≫レシピ:2人分(直径20cm程度1個分) <材料> (パイ皮・フィッロ) ・薄力粉 120g ・強力粉 20g ・水 80cc ・塩 少々 ・オリーブオイル 適量 (中身) ・キャベツ 1/4個 ・玉ねぎ 1/2個 ・かにかまぼこまたはハム 少々 ・生おから 大さじ3~4 ・パルメザンチーズ 大さじ1 ・塩、コショウ 各適量 ・クミン 小さじ1/2~1 (つや出し) ・溶き卵 1/2個分 1) パイ皮「フィッロ」を作る。粉類と塩を混ぜた中に水を少しずつ加えて箸で混ぜ、大体まとまったら手でよくこねる。3分ほどこねてつやが出たらラップをかけて常温で30分~1時間置いておく。 2) その間に中身を作る。キャベツは粗めの角切りにして塩でもみ、少し水気が出てからレンジに2分ほどかける。玉ねぎは粗みじんに切り、これらをフライパンで軽く炒め、塩・コショウ、クミンで味付けして、火を止めた後、長さを4等分してほぐしたかにかま(ハムの場合は角切り)・おから・チーズとよく混ぜて馴染ませる。 3) 休ませた生地を2等分し、1枚ずつ生地を仕上げる。まず麺棒で厚さ2~3mm程度の円形に延ばし、中央に丸いもの(湯呑み、計量カップなど)を置いて外側を放射状に8等分する切り目を入れ、できた花びらに一枚ずつ順番にオリーブオイルを塗って中央に畳んでいく。全て中央に重なったら、再度麺棒で直径22cm程度に延ばす。同じものが2枚できたら、2)の具を1枚の上にのせ、外側2cm程度を残してまんべんなく広げ、もう1枚をかぶせて端を指で綴じ合わせる。オーブンは190度に予熱しておく。 4) 3)の表面に溶き卵をたっぷり塗り、予熱したオーブンで25分程度、美味しそうな焦げ目がつくまで焼いたらできあがり!^^ ★前回作った「スパナコピタ」よりも薄力粉を多めにした分、生地が柔らかめにできています。もっとバリッとした感じがお好みなら、強力粉の配合を多めにしてください。 ★キャベツが甘いので、クミンやコショウは比較的強めに利かせた方が美味しいと個人的には思います。甘みを味わいたい方はクミンを入れずに作っても美味しくできますよ^^ この日のディナーはこんな感じ。メインは同じくギリシャ料理の「スティファド」 、グリークサラダと枝豆入りのリュスティックを合わせました^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.24 12:01:00
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