カテゴリ:ごちそう!パスタ
一度作ってみたいと思いながら、機会を逸していたパスタがあります。
それは「貧乏人のパスタ」こと「スパゲティ・ポヴェレッロ」。日本人にとっての卵かけごはん、或いは釜たまうどんに匹敵するような、卵と麺だけで作るシンプルパスタです。ある日のランチの一品として、ようやく試してみました。 どうですか?美味しそう?? パッと見て「カルボナーラ的なもの?」と言ったダンナさん、一口食べて「へえ~、予想してたのと違うね~。シンプルだけどパンチが効いてるし、食感もいろいろだね~」 うふふ。初回にしては割とうまくできたかな?^^ ポイントは、以下の2点。 1) 目玉焼き2個の焼き加減を微妙に変え、食感や味わいを広げる(パスタと混ぜてソースにする方はあくまで半熟・柔らかめ、上に乗せて食べる際に崩す方は、黄身は半熟の終わりぐらい、白身はちょっとチリチリするぐらいしっかりめ)。 2) 黒コショウとチーズ(今回はパルメザンを使っていますが、パルメザンよりプロセスに近い、しっかり味のチーズがより合う気がします)でアクセントをつける。風味のよいオリーブオイルひとたらし、もよいです。 作り方によってはにんにくを加えたり、生ハムやパンチェッタを加えるものもあるようですが、ここは「貧乏人」らしく、あくまで卵と麺だけにこだわりたい!(イタリア料理ではチーズは調味料ですから^^;) 上に載った目玉焼きを崩して豪快に混ぜ、取り分けるとほ~ら美味しそう! 半熟の卵が優しく麺に絡み、なおかつ香ばしく焼けた白身の食感も楽しい!目玉焼きをごはんにのせて食べた時(私、好きなんですよねー目玉焼きごはん)のような幸福感があります。それでいて、オリーブオイルや黒コショウ、チーズの風味がきっちりイタリアン。 卵好きの方、パスタの美味しさをシンプルに味わってみたい方、或いは冷蔵庫に卵しかないよ~・・・という日、思い立ったら是非!お試しください♪ ≪スパゲッティ・ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)≫約1人分(食事の一品なら取り分けて2人分) 1) 鍋にたっぷりの湯をわかし、多めに塩を入れてパスタ(若干太め、1.8mm程度のスパゲッティーニが合うと思います。今回はディヴェッラの1.8mmを使用しました)80~90gをしっかり茹でる(アルデンテではなく、芯までしっかり茹でた方が美味しい)。 2) パスタが茹で上がる1分~30秒くらい前、フライパンにオリーブオイル小さじ1~2を弱めの中火で熱し、目玉焼きを半熟程度に焼く。塩はほんの少々でよいです(後で茹で汁を加えるので)。この後茹で上がったパスタと混ぜるので、白身が固くならないよう注意(火が通り過ぎそうになったら、火からおろしてください)。 3) パスタが茹で上がったら(茹で汁は少し残しておく)、ざるに取ったらそのまま2)のフライパンに入れ、目玉焼きを崩しながら卵がパスタ全体に絡むようよく混ぜる。パサつかないよう、茹で汁少々(おたま半分ぐらいかなー)を加えてソース状にしてください。混ざったらお皿に盛ります。 4) 3)のフライパンにオリーブオイルを足し、目玉焼きをもう1個作る。今度は強めの火で白身の縁をしっかり固め、端がほんのりキツネ色になったらすかさずパスタの茹で汁大さじ1~2をジュッ!と流して蓋をして火を止め、予熱で蒸らす。白身の生っぽい部分がなくなり、黄身が半熟になればOK。これを3)にのせ、黒コショウとお好みのチーズ(粉状。固形のを使う場合はおろすとよいです)を振り、お好みでオリーブオイルをひとたらししたらできあがり!黄身が半熟のうちに召し上がれ~!美味しいですよ!^0^ ★ポイントは卵の焼き加減と塩加減だと思います。目玉焼きの塩は控えめ、茹で汁の塩分は強めにして調整してください。最初にパスタと混ぜる目玉焼きは、本当に茹で上がり直前から焼くぐらいでよいです。火を通し過ぎるとパスタに絡みづらくなるので気をつけてくださいね! うーん、ペペロンチーノ同様、シンプルなパスタってコツが必要ですよね~。とは言え、卵の固さや食感には好き好きがあると思いますので、皆さんのお好みの作り方を見つけてください! ↓今回使ったパスタはコレ。ディヴェッラです。シンプルなオイル系・トマト系などによく合います。 太さが1.8mmあると歯ごたえもしっかり。噛みしめて美味しいパスタです^^ ディベラ No.8 スパゲッティー1.8mm 5Kg トマトソースやクリーム系ソースに合うディヴェッラNo.8スパゲッティ (1.8mm) 500g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.12 18:45:30
[ごちそう!パスタ] カテゴリの最新記事
|
|