カテゴリ:美味しい!イタリア各地料理
昨日の午後から首都圏一円すごい風
花粉と一緒に砂埃が舞うので、帰宅後顔を洗うとザラザラするくらいです そんな風が今日の試合にどう影響するか(しかも雨も降るらしいし- -;)少々心配ですが、10日ぶりのNACKへこれから行って来まーす というその前に今日のお料理。先日ちょっと珍しいメニューをお試ししてみました。 ◆ストッカフィッソ・アッラ・ヴィチェンティーナ(干し鱈のヴィチェンツァ風) 一見して「何!?」って思う料理の外観、鱈には見えないですよね。色が濃いのは私が若干ソースを焦がしてしまったせいもあるのですが(笑)、基本的にはこういうもののようです。 これはイタリアはヴェネト州のお料理。かつて宗教上肉食を禁じられた日(たぶん金曜日とかなんだろうな)にお肉の代用として作られたお料理だそうで、あっさりした鱈の身を炒めた玉ねぎと濃いめのホワイトソース+油で思いっきり濃厚にぐつぐつ煮込んだ実にヘビーな一品。なのでかなり少なめに作って「2人で味見」ぐらいの感覚でしたが、 美味しい! いやー鱈の身にこういう手のかけ方をするとこういう味になるのか~、という驚きも感じつつ、それ以前にとにかくとても美味しいです。もちろん鱈は普通にスーパーで売っているのを使っています。 炒めた玉ねぎが絶妙にソースのまとめ役になっていて、鱈特有の臭みも合わせて美味しい風味になっている。ポレンタを添えるのがお決まりだそうなのでコーンミールを買って来て作りましたが、ポレンタに合わせるならもっともっと濃厚に作った方が良かったかも。パンに合わせても美味しい一品です。 ≪濃厚なソースとあっさりした鱈が相性◎!「干し鱈のヴィチェンツァ風」≫レシピ:2人分 1) 生鱈または甘塩の鱈1~2切れは一度冷凍したものを解凍し、余分な水気をふき取り、煮込み用の鍋にオリーブオイルを敷いて皮目を下にして軽く焼き、裏返して火を止め、おろしたパルミジャーノをふりかける。 2) ソースを作る。玉ねぎ1/4個(小さいのなら半分)を粗みじん切りにしてフライパンに入れ、バター少々で炒め、刻んだアンチョビ1枚を加えて混ぜ、白ワイン50cc、小麦粉大さじ2、牛乳150ccを加えて弱火で加熱しながらよく混ぜる。 3) 1)の鱈に2)のソースをかけ、更にオリーブオイルをトクトクという感じで大さじ2ほど注いできっちり蓋をし、弱火で30分~50分煮込む(途中焦げそうになったら適宜混ぜてください)。 4) ポレンタを作る。水500ccを火にかけ、ある程度あったまってきたらコーンミール50g、塩一つまみを加えて最初は泡だて器で混ぜ、ダマがなくなったら木べらに持ち替えてまんべんなく混ぜ、30~40分以上練り続ける。これをバット等に広げて厚み2cm程度の四角い形に成型し、フライパンで焼いて焼き目をつける。 5) 3)、4)を盛り合わせてイタリアンパセリを添えれば出来上がり! ★ソースの濃さは私の好みにしましたが、チーズやバターの使用量で味はかなり変わります。現地のはおそらくもっと濃厚だと思いますので、お好みに合わせてどうぞ。 この日の全体メニューはこんな。 カレイは以前ご紹介したポテトを下に敷いたオーブン焼き、 グラタンっぽいのはこれまた以前ご紹介したそら豆入りの焼きパスタです。 この焼きパスタ、私もダンナさんもかなり気に入っているメニューですが、今日はこれに先日鹿沼で買って来た黒っぽいカンパーニュを使ってみました。 いやこのパン料理に使うともんのすごくウマイ予めバターでカリッと焼いたのをパスタと合わせてオーブンに入れるのですが、軽く焦げた皮目のところがすごく良い香りでたまらない美味しさ。ダンナさんが「だからまた鹿沼行って来て」と言ったくらいです ではではそろそろ出かける時間。今日も頑張るぞー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012.03.31 07:48:15
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