カテゴリ:東西欧風・ワイン向き料理
最近は朝晩ぐぐっと冷え込むようになって、朝目覚める度に秋が進んでいる感じがします。秋ですなあ
という訳で、そろそろ温かいスープが恋しくなる季節 スープと言えば各種ポタージュやミネストローネを作ることが圧倒的に多い私、先日ちょっと目先の違った新メニューに挑戦してみました。 ◆レタスのクレーム クリーム!?レタスの!?Σ( ̄口 ̄*) と名前に驚き、しかもそれがいわゆる「クリーム」ではなく「食べるスープ」であることに二度驚かされるこのスープ、名前から推測される通りフランス料理のメニューです。フランス料理にもこういうのがあるんだ!と新鮮でした。 けど、私がフランス料理を作るのはかなり珍しいと思うでしょう?実は先日友人とさこさんを神田・大宮へご案内した際、新品同様のフランス料理の立派なレシピ本を頂いたのですわーいありがとう!ヾ(o´∀`o)ノ 「Cours de Cuisine」というこの本、古くから伝わる修道院のレシピ集で、もともとはシスターが手書き・手刷りで出版したものだそう。かつては花嫁学校、現在はリセのテキストとしても使われているそうです。そんなレシピが和訳されたことがすごい(そしてそんなレア本を持っていたとさこさんもすごい!)。 レシピの数がとても多く、フランス料理の基本を押さえられることが特徴で、これを熟読すればフランス料理のエスプリがわかったつもりになれます。 私はできるだけ現地で食べられる通りの地域密着なレシピ本が好きなので(書いてある通りに作るだけでなく、現地のお料理の考え方を知りたいので)その点でも私の好みどストレート。さっそく一読したところ、最も気になる&手軽に作れそうなのがこれでした。 ・・・と言っても例によってレシピ通りには作らなかった私。 事前に卵黄をしっかり溶いておかなかったので「かきたま」っぽくなってしまったのと、レタスがこれだけ入れても足りなかったようで本の写真とは大分違うものに^^;でもシャリシャリした舌触りとミルクベースの優しい味わいの対照がいい感じ。気に入りました! 今回の作り方は、 1) 厚手の鍋にバター少々をとかし、薄くスライスした玉ねぎ1/2個を弱めの中火でゆっくり炒め、しんなりして色づいたら小麦粉大さじ1程度を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。 2) 1)に細く刻んだレタス1/2個を加えて塩・コショウし、お湯500cc程度を加えて10分ほど煮る。 3) 2)に牛乳1カップを加え、卵黄1個でとろみをつけてできあがり! ★もともとのレシピではもっと長時間レタスを煮て、バターもたっぷり加えています。小麦粉ももっとドバっと入れて、ホワイトソースのレシピに近い感じの分量かも知れません。それだとリッチになる代わりにかなり重めの主菜っぽいスープになるので、今回は食事に合わせて軽めに作りました。シーンに応じて応用がききそうです。 ↓第2回おうちフェストの際、野菜と汁気を補うため作ったので、軽めがベターだったのです。 もう一品はこちら。 ◆生マッシュルームときゅうりのヨーグルトサラダ 生のマッシュルームサラダはシンプルにオリーブオイルに塩コショウ、レモン汁だけで十分美味しいものですが、ヨーグルトを合わせているのと、隠し味にミントを使っているのがトルコ~アラブっぽいなと思い作ってみました。 これはほぼ想像される通りの味と出来。素材の味が活きるので、新鮮なマッシュルームが手に入った時に作りたいサラダです。 1) マッシュルーム1パック弱は軽く汚れを落としてスライス。 2) きゅうり1/3本は薄くスライスして塩を振ってしばらく置き、水気を絞る。 3) ヨーグルト、辛子、ミント、おろしにんにく、塩コショウを合わせたソースで和えてできあがり! ★マスタード(辛子)を効かせてちょっと辛めに作ると味の輪郭がはっきりして美味しいですよ茶色っぽいパンに挟んでサンドウィッチの具にしてもよさそうです。 一般にイメージされる「豪華で重たい」フランス料理ではなく、家庭で普通に食べられるレシピがいっぱいなので、また折を見てちょっとずつお試ししていきたいと思います。次はやっぱりお肉料理かなぁ、或いはデザートも捨てがたい・・・。 とさこさんありがとうね、大事に使います!ヽ( ̄▽ ̄)ノ 今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。ポチッと応援、お願いいたします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.02 16:27:06
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