カテゴリ:ごちそう!パスタ
寒い季節はお部屋を暖かくしてちまちました作業をするのに最適。
普段なかなか手を出せないこうした作業を行うのにたいへん適しております。 この餃子みたいなかわいい形のラビオリ風パスタは「クルルジョネス」、または「クルルジョニス」。イタリア自治州、イタリアの西側に位置するサルデーニャ島の名物だそうで、前々から作ってみたいと思ってました。 これを中心にした・・・というか、雪で買い物に出られず、ありあわせの材料で揃えた先週日曜の夜ごはん。 ◆クルルジョネス(サルデーニャ風詰め物パスタ) 仕上がりはこんなです。さっきの餃子型のを茹でてトマトソースとバジル、ペコリーノチーズをかけて完成。中身はどんなかと申しますと・・・ じゃがいもとペコリーノ、にんにく、そしてミント ミントを多用するのがサルデーニャ料理の特徴だそうで、このクルルジョネスもミントを香らせるのがポイントみたい。とは言えじゃがいも+チーズの素朴な味にミントってどうなんだ??合うのか??と疑問を抱きつつ、けっこうな量のミントを入れてみたのですが あれ?美味しい・・・ヾ(●´∀`*●)ノ 「ウマイ!」とテンションの上がる感じの味ではないですが、素朴でしみじみ美味しい。和み系です。ダンナさんも私もたいそう気に入りました。 むっちりつるんとしたパスタの中から、なめらかなポテトのピューレ。予めオイルで炒めたにんにくの香りが香ばしく、最終的にミントの香りがすっきり! トマトソースにかけたバジルの甘く爽やかな香りとも相まって、ボリュームはありますが不思議と爽やかな食べ心地。これはけっこうクセになるというか、時々無性に食べたくなりそう。 これのポイントはなんと言ってもこの編み目。 見た目にも美しいこの編み目のおかげでソースもよく絡み、食べる時にも滑りにくくなっています。ネット等で情報を検索すると「この包み方を習得するのに苦労した」的なエピソードがいろいろ出てきますが、日本人にとっては簡単です。というのも、 ほぼ「三つ編み」の要領だから( ̄∇ ̄+) 丸い生地を餃子を作る時と同様にパタンと閉じつつ、上部を指で綴じてから左右交互に三つ編みをする時と同じように編み込んでいきます。生パスタなので隙間は簡単に閉じられ、茹でる際に少し膨らむので隙間があいて具がはみ出したりしません。 皮も餃子の皮のように1枚ずつのばすタイプではなく、平べったくのばした生地を抜いていくやり方なので、見た目ほど面倒ではありません。小麦粉80gで16個分、楽しんで作りました。これはお子さんと一緒に作業できそうですよね。小麦粉とじゃがいも、チーズ、トマトがあれば作れるので、寒くて外に出たくない日、みんなで作ってみてはいかがでしょう? ≪ミントの爽やかさとにんにくの香ばしさがポイント!編み目模様が美しいサルデーニャのパスタ「クルルジョネス」≫レシピ:2人分 1) 生地を用意する。小麦粉とセモリナ粉を3:1ぐらいの割合で合わせ(今回は2人分で80g強)、塩ひとつまみとオリーブオイル少々を加えてからぬるま湯を少しずつ加えていき、耳たぶより少々固めに練ってひとまとめにしてラップでくるみ、常温で1時間以上ねかせる。 2) 具を用意する。じゃがいも大1個は洗ってラップでくるみ、レンジで柔らかくするか茹でて皮をむいてなめらかにマッシュ(今回はなめらかにするため牛乳をたっぷり加えてマッシュしましたが本来は入りません)。ペコリーノチーズをおろして加え、フライパンにオリーブオイル少々を熱して粗みじん切りのにんにく1/2かけ分をカリッと炒め、ドライミント適量と共に加えて混ぜる。 3) 寝かせた生地を打ち粉をした台にのせて麺棒で1mm強ぐらいの厚さにのばし、直径8cmの円型に抜いていく。今回はこれで16個分できました。 4) 2)の具を3)の枚数分に等分してのせていき、上部を指で留め、左右交互に三つ編みの要領で編み込んで形を作る。 5) トマトソースを用意する。市販のものでもOKですが、オリーブオイルを熱したフライパンにみじん切りのにんにく少々を入れて炒め、ホールトマトかカットトマト1/4缶程度を入れて少し煮詰め、塩少々で味付けしておく。 6) 沸騰したお湯に塩少々を加えて4)の詰め物パスタを茹でる。浮き上がってから2~3分長く茹でてください。8分くらいかな? 7) 茹で上がったパスタの水気を切って皿に盛り、トマトソースをかけ、バジル・おろしたペコリーノチーズを振ってできあがり! これ気に入りました。また作ろうっと! ◆菜の花のゴルゴンゾーラパスタ クルルジョネスは小麦粉をかなり少なめにしたので(なので思ったより多くできてびっくり。笑)パスタをもう1品。手抜きです。菜の花をクタクタに茹でて刻み、にんにくと一緒に炒めてゴルゴンゾーラを加え、茹でたショートパスタを絡めて完成。黒コショウが合います。 ショートパスタの時はだいたい2~3種類異なる形のものを混ぜて使っています。その方が見た目も食感も楽しい! ◆ちかのセモリナ粉フライ 普通の小麦粉ではなく、セモリナ粉をまぶして揚げてみました。セモリナ粉が魚の水分をよく吸うので、普通の小麦粉よりカラッと揚がる感じ。間違いのない一品、ウマイ! ◆芽キャベツのロースト 春野菜が出てくる時期ですね。芽キャベツ大好き!ビタミンCも豊富なので見かけるとよく買います。 半分に割って塩・コショウ・オリーブオイルを絡めてオーブンで焼いただけ、でも美味しい!煮ると甘くなりすぎる芽キャベツは、グラタン等もいいですがこうして焼くのも好き。 ◆オニオンと香菜のかき揚げパコラ(インド風天ぷら)、カリフラワーのパコラ 前日ワンタン・・・じゃなかった、グルジア料理「ヒンカリ」を作るため買った香菜。まだ残っているけどどう使おう??私でも食べられて、そこそこの量を消費できるもの・・・ということで候補に挙がったインド風のかき揚げ。 パコラはベーサン粉(ひよこ豆の粉)+スパイスの衣で揚げたインド風のフリッター。玉ねぎ+香菜の組み合わせは定番らしく、かき揚げみたいに揚げればOK!とのことで作ってみました。 写真の量で玉ねぎ1/2個+パクチー1株分。ベサン個を水で溶き、塩・クミン・チリパウダーを加えて野菜に絡め、180℃の油でカリッと揚げてできあがり。ケチャップ+チリソースのソースをつけて食べます。 食べてみると・・・ カリカリして香ばしくてウマーイv(▽ ̄ V)(V ̄▽)v いやーパクチーが苦手な私でもこれなら全然大丈夫!というか、パクチーが入った方が絶対美味しい一品です。この独特の香りが加わってこそ、玉ねぎの香ばしさや甘み、スパイスの香りが引き立つ感じ。これも気に入りました!これなら私でもパクチーいっぱい食べられます。 一緒に揚げたのはパコラの定番・カリフラワー。 カリフラワー自体の味に主張がないので、このほくほくしてスパイシーな衣が殊の外よく合うんですよね。表面カリッ、中ほろっとの食感のバランスも素敵で、カリフラワーを買うと作りたくなります。 いやーこの日もウマかった!ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。 いやーそれにしてもこの雪!積もるのかなあ、というか交通機関等の影響が心配・・・。 明日の試合は中止になる可能性が高いかも。神戸の選手の移動も大変そうですよね。 私もこれから出勤ですが、皆さんお足もとや頭の上に十分注意して、気をつけてお過ごしくださいねー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.14 08:14:03
[ごちそう!パスタ] カテゴリの最新記事
|
|