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世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2015.01.20
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カテゴリ:トルコ料理
ある日、スーパーで「宮城県産ムール貝」を見つけました。

国産のムール貝は見つけると時々買ってみますが、身が小さくて食べるところが殆どないことも。でもこの日のは持ってみてけっこう重く、貝も大きめだったので試しに買ってみました。輸入物でない未加熱のムール貝が買えたら、以前からつくってみたいものがあったからです。

じゃーんきらきらきらきら

◆ミディエ・ドルマス(トルコ風ムール貝のドルマ)

   DSC00391.JPG

ムール貝に詰めたドルマ。ギリシャ風に言うとドルマダキア。
要はピーマンとかブドウの葉とかキャベツとか何らかのブツにお米を詰めたり巻いたりして煮たお米(野菜としての扱い)料理で、ドルマ自体はトルコ・ギリシャに広く分布していますが、ムール貝に詰めるのはトルコ料理としてしか見たことがありません。想像しただけで美味しそう。以前、ピーマンのドルマは記事にしています。あれも美味しかった。

屋台の定番メニューだそうで、無造作にどっさり積まれているのを売ってもらい、レモンをギュッと絞って貝をスプーンにしていただく、というのにどうにも惹かれました。という訳で!

むほーヽ( ゚∀゚)ノ上向き矢印上向き矢印上向き矢印

   DSC00398.JPG

レモンを絞っていっただっきまーすo(⌒囗⌒)oΨ

・・・うーんまぁ~~~~い!\(o ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄o)/ワーイ!!

磯の風味と塩気+エキゾチックなピラフの味付け(クミン+ディルたっぷり+レーズン+松の実入り)、それにしぼりたてレモンの酸味とフレッシュ感がうまいことマッチして、これはウマイです。どちらかと言うと夏向けのお料理だとは思いますが、冬に食べてもウマイ!

やはり国産ムール貝は輸入物に比べ貝の身がやや小さく、そのためワイルドさが若干足りない感じもしますが、近海のお買い得品でどっさり作る感じがいいんじゃないかなあ。ムール貝がどっさり買えたら、ぜひお試しください。

≪トルコの屋台名物「ミディエ・ドルマス」≫レシピ:小さめのムール貝10~12個分程度

1) 中に詰めるピラフをつくる。玉ねぎ1/4個分をみじん切りにしてオリーブオイルで炒め、しんなりしたらお米3/4合、ぬるま湯で柔らかくして粗く刻んだレーズンひとつかみ、松の実ひとつかみとカットトマト少々を加え、刻んだイタリアンパセリ適量、ディルたっぷり、クミン少々と塩で味を調える。この後煮るのでお米は柔らかくならなくて大丈夫。

2) ムール貝は洗ってひげを取り除き、ナイフで開くか、フライパンに入れて軽く加熱して開きやすい状態にして殻を開き、1)のピラフを貝の身に乗せるようにして詰めて閉じる。

3) 鍋にくず野菜(この日はキャベツの外葉使用)を敷いて2)をのせ、水80cc程度を入れて蓋をし、12~15分程度蒸し煮にする。

4) レモン汁をかけ、貝の殻をスプーンにしていっただっきまーす!

★いろんな作り方があるようで、ピスタチオを入れたり、スパイスも他のを使ったりもするようです。今回は私の好み+手に入る材料で作りました。レーズンは入った方が美味しいと思います。

★レモンだけで食べても美味しいですが、ヨーグルトソースで食べるのもいいです(水切りヨーグルトに塩とにんにくを入れた状態。トルコ料理によく合うソース)。


余ったムール貝でもう1品。ムール貝が「余る」って贅沢!

◆トルコ風ムール貝のフリット(ミディエ・タヴァ)

   DSC00399.JPG

「フリット」と言うと大層な感じですが、要はムール貝の身の天ぷら。小麦粉+卵+ビールまたは水でもったりした衣をつくり、殻からむいた身をくぐらせてカリッと揚げ、現地では串刺しになって売られているようです。美味しくないはずがなーい上向き矢印上向き矢印上向き矢印これにもレモンは必須!

油を温めた+衣をつくったので、揚げるおつまみを何品か。

   DSC00389.JPG

中央がムール貝、右が種を抜いてパン粉をまぶしたオリーブ(黒・グリーン両方)、左がお正月からちょいちょい出て来る干し柿です。でも干し柿の天ぷらは美味しい。おつまみ、箸休めとして一度に2個までなら食べられます。地道に消費を続けています。揚げたオリーブも地中海地域の定番おつまみ。パン粉のシャリッとした食感がオリーブに合って冷やした白ワインがすすみます。


という訳で、この日の全体はこんな。

   DSC00388.JPG

ムール貝を買ったのが中華街帰りの山下町のスーパーで、さすがは中華街に近いお店。お店の人が買いに来るようなレアめ食材満載。中華でも使うトリッパも売っていたので食べたくなって、久々に煮ました。

◆フィレンツェ風トリッパの煮込み

   DSC00390.JPG

フィレンツェ風はたっぷりの野菜と一緒に煮込むのと、仕上げにチーズを振って焼くのが特徴。基本のレシピは過去エントリのこちらをご覧ください。これはパスタソースにもなるので、焼いたパスタも食べたくなって、茹でたファルファッレを下に敷きました。うんまぁ~いヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ

   DSC00395.JPG


あと、前日につくった羊肉の餃子の余りの皮。トルコ料理に合わせてこれを作りました。

◆餃子の皮を使ったギョズレメ(トルコ風ほうれん草入りおやき)

   DSC00394.JPG

ギョズレメは以前皮を作るところからやってみたことがあります(その際の記事はコチラ)。

が、薄~くのばすのが大変。なので春巻きの皮を使うとラクチンですが、ちょっと小さすぎ。この日は餃子の皮の端っこに水をつけてつなぎ、茹でて水気を切って刻んだほうれん草と、フェタチーズがなかったので代わりにハルミチーズを切って3つに折りたたみ、少なめの油でこんがり焼きました。

   DSC00397.JPG

だいぶこんがりしましたが、香ばしくて美味しかった。ハルミチーズはフェタより幾分あっさりしているので、前に作った時よりあっさりしていましたが美味しかった。玉ねぎはない方が美味しいかも。でもこのこんがり感は何となくインドの「サモサ」を思い出させ、じゃがいもやクミンシードを入れたくなりました(笑)


・・・ちなみに、この日のごはんがトルコっぽくなったのは、前日につくった羊肉餃子がどうも心残りで「トルコ風に作ればよかった!」という後悔の念を引きずったからですが、「こういう風につくればよかった」の典型がこの時のグルジア風水餃子「ヒンカリ」というか中国内陸部の「フントゥン」。これを羊のひき肉でつくれば完璧です。

   P1130961.JPG

せっかく羊のひき肉があるので作ってみればよいのですが、皮つくるのに腰が重たいです。というのと、同じジャンルのお料理を続けて作る&食べるのは飽きる。冬の間に気が向くかなあ・・・。





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Last updated  2015.01.21 11:21:13


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