下柳はナイスピッチングだったのに、打線が６回まで石井一に完璧に抑えられ、今日もまた同じパターンでの敗戦かと覚悟を決めてました。
しかし、７回無死、今日スタメン出場の今岡がツーベースヒットで出塁。
この必死のヘッドスライディングがチームの雰囲気を変えました。

狩野が低めの難しいボールを完璧な送りバントでランナーを進める。
そして、左対左に関わらず代打檜山。期待に応え、見事に同点タイムリー。
気落ちした石井一に対し、赤星が意表をつくドラッグバント。これを石井一が処理を誤って転倒し、足の負傷で交代。
代わった野上から関本がタイムリーで逆転。
その後も押し出し死球と犠牲フライでこの回一挙４点。
ＴＶの前で応援バット叩いて大騒ぎしてました。

９回は球児。四球とヒットで無死１・２塁。
ここから明らかに狩野のリードが変わりました。
それまで低めやコーナーを変化球中心で攻めていたのを、突然高めのストレート一辺倒のリードに。
これで球児が生き返りました。
西武代打陣から三者連続空振り三振。それも全て遊びなしの３球三振。久しぶりの火の球でした。
昨日はモチベーションがどうだとか書きましたが、結局は球児のストレートを活かすリードさえすれば、これまでどおりのパフォーマンスを見せてくれるということがわかり、安心しました。

真弓阪神、未だに手探り状態ですが、今日の試合で何かを掴んだんじゃないかと思います。

BBM2005 阪神タイガース70周年記念カード 現役主力選手 No.TH8 今岡誠