メッセンジャーが１０安打も打たれながらも粘りのピッチングを見せ、７回を２失点の好投。
相手の拙攻にも助けられたが、バックが良く守った。

５回の松本のライトへの当たりをマートンが後ろ向きでキャッチ。１塁ランナー坂本戻れずゲッツーに。
抜けていたら２点差にまで迫られ、試合の行方はわからなくなるところ。
大きなプレーだった。

６回には無死１塁でラミレスの鋭いライナーを鳥谷がジャンプしてキャッチ。
その後阿部にタイムリーを打たれるものの１点で済ませることが出来た。

打線は相手のミスのお陰もあって中盤までに８得点。
特に２回はゲッツー崩れで１点取った後、２死からメッセンジャーのＨＲ取り消しのツーベース、鳥谷、平野の連続タイムリーで一挙４点。
ビデオ判定のおかしな間がこっちに有利に働いたように思う。

６回はランナーを１・２塁に置いて、平野がライトへ大きな当たり。
よっしゃ抜けたと思ったら、なんとそのままスタンドイン。
２年ぶりのホームラン。お立ち台では平静を装っていたけど、嬉しかったやろね。

８回のマウンドは西村。
長野にツーベースを打たれるが阿部を３球三振に打ち取り、前回打たれたリベンジを果たす。

９回は久保田が登板。
高橋に四球を与えると脇谷にホームランを打たれ、連続試合得点のセリーグタイ記録をマークされてしまう。
これで３登板連続の失点。
しかし、その後は何事もなかったように討ち取るところは久保田らしい。
不安は残るが久保田のタフさは正念場を迎えたときに絶対必要。
試合の中で調整していってもらうしかない。

BBH2008制覇PUV 黒　平野 恵一（阪神）