宣教師フィリップと人魚シレーナの道ならぬ恋。
って、どんなロマンチックな場面が待っているのかしら~と、思った割にはインパクトないというか、結局、最後はどうなっちゃったの?あの二人~。
そこかしこで「そりゃ~、人魚に喰われちまったのさ。」という意見やら、「いやいや、船乗りが人魚にキスされると水の中でも息が出来るって言ってたから、海の中で幸せに暮らしてるんだよ。」という意見やら、様々な憶測が飛びかっています。
私はどんな風に思ったかといいますと。。
海の底で幸せに暮らしているんじゃないかと、ディズニー的な解釈をしました。
人魚は見た目に反して凶暴です。繁殖期になると、人間の男の血肉を喰らって、子を産む。
美しい顔と美しい歌声を持つ、凶暴な尾びれたち。
でも、シレーナは「他の人魚とは違う。」って、しきりに宣教師さんが言ってました。
「君は優しさや思いやりの心をもっている。」と。
そして、シレーナは「あなたを助けられる。」と最後のシーンでフィリップに言っていました。
「助けられる」っていう事は、「食べちゃうぞー」って事にはならないでしょうし、多分、フィリップが許しを請うて、シレーナのキスを得た時点で、水中でも息が出来たんじゃないかと。
「人魚姫」も「リトル・マーメイド」も人間の王子を助けるストーリーですから、最後は怖い人魚じゃなくて、心優しいマーメイドのイメージを残せたんじゃないかな~と思います。
それに人魚の住む海の底には、息が出来る場所があるんです。
「ジャック・スパロウの冒険(全12巻)」という本で、ジャックが人魚と絡む話があって、
ジャックはデイヴィー・ジョーンズ・ロッカーの中にある人魚の洞窟に行った事が何回かあって、そこは空気に満ちた場所なんですよね。
ですから、宣教師さんもそこでなら暮らせるんじゃないかと。
でも、そこはデイヴィー・ジョーンズ・ロッカー。すなわち、海の墓場ですから宣教師さんはあの世に行っちゃったって事になるのかな。
宣教師さんが次回作に出るとすれば、フライング・ダッチマンの船長になったウィルに「俺、そろそろ現世に戻りたいんですけど~」って頼んで、もどしてもらうとか。
で、浦島太郎になって、「どこじゃこりゃ~?」なカルチャー・ショックを受けるとか(笑)
あらあら。。話が脱線しちゃったヮ。
まぁ、くだらんことですが、いろいろと考えるのも楽しいものです。
フィリップくん。シレーナちゃん。どうぞ、お幸せに~。
ではでは、今夜はこの辺で。。 yo-ho♪