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うれしい♪たのしい♪いくじにっき

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いよいよ出産&入院生活

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いよいよ出産&入院生活

2004年12月4日Sat. (38週5日・出産当日)  陣痛到来。いよいよ出産の日がきました。

この日の夜中は胎動が激しくてなかなか寝付ず、AM5時頃に生理痛のような鈍い痛みに気づく。
ずっと痛いわけではなく、引く時もある。これはもしかして陣痛なのかな?
しばらく様子を見ていたけど、時計で間隔を見てみたら、
すでに5~10分間隔で繰り返し来ていました。

AM6時、母を起こし今の状況を話すと「それは陣痛だわ」と言われ、病院に電話。
助産師さんに、「初産だから、落ち着いてゆっくり準備して来てください」と言われたけれど
すぐにタクシーを手配し、AM7時に母と病院へ。

病院で診察を受けて、助産師さんびっくり。子宮口もかなり開いていました。
「早く来てもらって良かった。私ゆっくり来てなんて言っちゃったね。もうこれは午前中には産まれるよ。」
この言葉で覚悟を決め、まだ夢の中であろう夫(土曜だったので)にメール。

ここの病院ではLDR室(陣痛・分娩・回復を一つの部屋で過ごせる)が二つと、普通の分娩室が一つ。
お産の経過が順調ならLDRの和室と洋室が選べます。できれば洋室希望でした。
…が、洋室にはすでに先客(?)がいて、選択の余地はなくAM8時前、LDR和室へ。

中に入ると旅館の一室のようで、真ん中にお布団がしいてあるだけ。
えーっ、ここで産むの?って感じ。お布団の上にシートをしくようです。色んな装置も持ち込まれました。
陣痛の間、母がずっと腰をさすってくれました。これは本当にありがたかったです。

そのうち、パーンという音とともに破水。これには自分でも驚きました。
順調にお産は進んでいきます。
助産師さんが、ナースコールのようなもので先生を呼びました。いよいよです。
夫は病院に到着したようですが、外で待っててもらうことにしました。

AM10時13分、元気な産声とともに、47.1cm・2770gの女の子が誕生。感激しました。
この瞬間に今までの苦労や痛み全てが報われた気がします。
文章で書いているとそんなに大変そうに見えないかもしれないですが、それはそれは痛いし大変でした。
赤ちゃんはざっとタオルで拭かれ、へその緒を処置してもらってすぐに私の胸の上へ乗せられました。
ずっしりと重たかったです。
こんにちは、赤ちゃん。はじめまして、お母さんですよ…。
初めてわが子に会えたこの感動は一生忘れないでしょう。

まずは夫が入ってきてくれ、そのあと夫のお母さんやわたしの父、妹たちも来てくれました。
赤ちゃんは新生児室へ連れて行かれました。
夕方までLDR室で休ませてもらえ、その後病室へ。夫たちも帰って行きました。
病室は4人部屋。そのうち3人が同じ日に出産した人でした。
のちに仲良く入院生活を送ります。
この日はお互い顔をあわせる余裕はありませんでした。

9時に消灯、疲れているはずなのに興奮しているのかほとんど眠れませんでした。


2004年12月5日Sun. (入院1日目)  初めての授乳・オムツがえ

出産から一夜があけました。
今日からいよいよ授乳やお世話の指導があります。
ここの病院では、3時間おきに授乳時間が決められていて、各自、授乳室へ出向きます。
AM10時半、新生児室の隣にある授乳室へ。
授乳の前にオムツをチェックして、体重を量り、授乳。
終わればまた体重を量って、増えた分を母乳量としてシートに記入するようになっていました。

助産師さんには「出産翌日なんてゼロで当たり前だからね」といわれ、
実際昨日出産した初産婦(4人中3人)はみんなゼロだったので一安心。
ゼロや少ない場合は糖水を哺乳瓶で与えます。
オムツがえも、授乳もなれなくて大変!赤ちゃんには吸わせないといけないのにすぐ寝ちゃうし、
1時間半くらいかかりました。
しかし、本当にかわいいのなんの。これはもう母になった本能だと思いました。
わが子はもちろん、ほかの赤ちゃんの泣き声を聞いてもきゅーんと来る。
産後1日でこんなにも変わるのかと驚きました。

そのあと昼食を済ませば、また次の授乳時間がすぐやって来ます。
この日はこのあとPM1時半、4時半、7時半、10時半。
夜中の二回はまだパスでいいよといわれ、ゆっくり休ませてもらうことにしました。
その間は助産師さんが糖水をあげててくれるとのこと。

日曜なので、夫も来てくれました。
嬉しそうに新生児室のガラス越しにわが子をビデオ撮影していました。

この日は休む間もなく、てんてこまいな1日でした。


2004年12月6日Mon. (入院2日目)  沐浴指導、うちのベビーが入浴モデルに

今日は10時半から沐浴指導。同じ日に4人出産したので、4人まとめて行われます。
朝の授乳の時にふと見てみると、、うちのベビーの所に「沐浴指導モデル」とプレートがついているではないか!
さっすがわが子。かわいいからモデルになっちゃったのね♪なんてニンマリしながら夫にメール。

いざ4人が呼ばれ、授乳室のはしっこで沐浴指導。
うちのベビーがモデルになって、助産師さんが私たちに説明しながらすすめていく。
みんなに見られながら気持ちよさそうに入浴してました。

この日も母乳は全く出ず。
同じ日に出産した人も、私と同じように全くでない人や、少しだけ出た人。
さすが経産婦さんはたっぷりでているよう。

この頃にはみんなとも話をするようになってきました。
同室の向かいの人は、私より先にLDRの洋室へ入っていた経産婦さんで、
「私より後に来たのに、先に産んでいったよねー。初産なのに良かったね。」と言われました。

この日は私の母と妹が見舞いにきてくれました。


2004年12月7日Tue. (入院3日目)  初めて自分で沐浴、やっと母乳が少しだけ

朝の授乳と朝食が終わると、助産師さんが各自の部屋に来てくれ、
足湯&フットマッサージをしてくれた。とても気持ちがよかった。

10時半の授乳タイムには、授乳の前に初めて自分で沐浴に挑戦
助言してもらいながら、何とかできました。
そのあとは、退院後の生活指導で助産師さんからお話が。これも4人一緒。

マッサージのとても上手な助産師さんがいて、今まで母乳が全くでなかったのに
その方にしてもらったら、少しだけでるようになって来ました。
ほかにも、その人にマッサージしてもらったら出るようになったという人もいました。
しかし、そのマッサージは悲鳴をあげるほど痛かったです。
その助産師さんは「みんな、私と目をあわさないようにしてるわね~」と笑っていました。
目が合うと、とびきり痛いマッサージやられるからね。
でも、それで母乳がでるようになるのなら、赤ちゃんのために我慢しなくちゃ。

少しでも母乳が出るようになってきたので、夜中の授乳時間も張り切って
赤ちゃんのために授乳室へ足を運びました。(出なくても行ってましたけどね)

この日は夫のお母さんや私の友達、そして私の両親が見舞いに来てくれました。


2004年12月8日Thu. (入院4日目)  退院前日、診察OK。そしてついに憧れのプレートが!

昨夜から母乳も少しずる出るようになってきたし、お世話も少し慣れてきたので
時間も短縮できるようになり、少し休む余裕もでてきました。
早いもので、退院前日となり、診察を受けます。
抜糸をしてもらうと、だいぶラクになりました。
診察も問題なし。明日退院OKとのこと。

ところで、母乳がよく出るようになってくると、3時間おきの決められた授乳時間ではなく
赤ちゃんの欲しがるペースに合わせていきます。
そんな赤ちゃんの所には「ママ呼んでネ!」のプレートがついています。
これがついてる赤ちゃんは泣いたら(お腹がすいたら)お母さんが呼ばれて、母乳がもらえるのです。
このプレート、私にはずいぶん輝いて見えてました。(母乳が出ている証なので)
が、ついに今夜からこのプレートがわが子のところにも掛けられました!

これがうらやましかったんだよね。
お腹がすいたときにあげるからすぐに飲んでくれるし、呼ばれない間は部屋で休めるし…。
これでラクになるわ。

って明日もう退院だ(^.^;
これから新生児室へ帰ります。


2004年12月9日Thu. (入院5日目・退院)  めでたく退院の日となりました

いよいよ退院の日がやってきました。
みんなと楽しく食事できるのも今日で最後。1番多い時で13人いました。
もうしばらく入院していたい気もするし、早く退院したい気もする。
慣れない赤ちゃんのお世話や授乳が、家に帰っても本当に自分でできるのか、それが1番心配でした。

赤ちゃんはスヤスヤ寝ていて、新生児室のガラス越しに眺めながら夫を待っていました。
その横でうちの赤ちゃんをカワイイ!と言って見てくれていた、若い夫婦に出会いました。
破水して、陣痛待ちらしく今夜か明日あたり出産とのこと。精一杯励ましてあげました。

そうこうしているうちに夫と私の両親が迎えに来てくれました。
そして授乳室で最後の授乳
授乳室はずっとFM802が流れていました。クリスマス前だったので、クリスマスソングが良く流れ、
そんな中みんなでわいわい授乳するのがとても楽しかったなぁ。
私も含め、母乳がなかなか出なかったメンバーはいつも居残っていたっけ。

その後この日のためのとっておきのベビー服に着替え、退院。
赤ちゃんは初めて外へ出ました。私も陣痛で病院へかけつけた時以来。
この日はあたたかく天気も良くて、絶好の退院日和でした。

実家に帰り、いよいよ育児がスタート。
晩ご飯には、父が私の好きなエビフライを作ってくれていました。
病院でお祝いに鯛と赤飯をもらったので、それもつまむ。

夫は嬉しそうにビデオを撮影していました。
帰る時はとっても名残惜しそうでした。

名前もほぼ最終決定。
私たちの色んな思いや願いを込めて、ゆーちゃんと名付る予定です。
これからよろしくネ。


授乳室で。すぐ寝ちゃいます。
初めての妊娠・出産・入院生活日記  <完> 
0~6ヶ月のいくじにっきに続く



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