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【 序 】 ・サイト名:唖然失笑 ・管理人:如月 此方は、二次創作同人サイトです。 原作者様並びに出版社様、関係者様各位とは無関係であり、 また、著作権を侵害する意図も御座いません。 二次創作、捏造、BL・GLが苦手な方は閲覧をお控え下さい。 ※破廉恥表現を多大に含みますので、R15とさせて頂きます。 義務教育を終了していない方の閲覧は御遠慮下さい。 【 取扱 】 ・ぬら孫 ― 夜若&昼若/鴆、竜二/魔魅流、総大将/珱姫 等 ・Fate/staynight ― 士郎さん総愛され。BL、NLごちゃまぜ。 ・戦国BSR ― 豊臣軍最愛。他軍にも愛。寛大な方が右寄り傾向。 【 連結 】 同人サイト様に限り、リンク・アンリンクフリー。 但し、オンラインブクマは御遠慮下さい。 ※携帯向けランク集※ 豊臣愛ランク 【 連絡 】 簡易連絡手段。 ビンタ感覚で気軽にどうぞ。 ※現在お礼は、主従御題で5種(豊臣×2・織田・浅井・石田軍) □2010/9/25変更 平々凡々 [全180件]
花開院竜二の朝は早い。 「・・・魔魅流。」 布団に包まれ惰眠を貪る花開院魔魅流へと、花開院竜二は静かに近付いた。 現在時刻は朝の四時。起きるには早すぎる時間だ。 魔魅流がセットした目覚まし時計は、六時に鳴る様に設定されている。 しかし竜二はそっと魔魅流へとにじり寄ると、そのまま覆い被さるようにして魔魅流の寝顔を見詰めた。 薄く開かれた唇から、規則正しく穏やかな寝息が零れる度、竜二は相好を崩していく。 「ああ、魔魅流魔魅流魔魅流、なんて可愛いんだ。まさに天使の寝顔だな!」 うっとりと魔魅流の寝顔を見詰め続ける、この朝の一時こそ竜二にっての至福の時間だ。 二時間などあっと云う間に経ち、気付けば目覚まし時計が震える時間の五分前。 竜二は目覚まし時計をオフにし、そっと魔魅流の耳元で囁く。 「起きろ、魔魅流。」 「・・・ぅ、ん、」 小さな唸り声に、もぞりと動く身体。 まだ眠いのだと示すように布団を掴み、中へ潜ろうとする姿は、まるで駄々を捏ねる子供のような稚さだ。 無防備な魔魅流に、竜二のテンションも鰻登りである。 若干息を荒げつつ、竜二は魔魅流の肩を揺さ振った。 「時間だ、魔魅流。可愛いお前を起こすのは忍びないが、起床しなければな。さぁほら俺が着替えを手伝ってやるから早く起きろそして脱ぐんださぁさぁ!」 「・・・なんで竜二は興奮してるか?」 花開院竜二の朝は早い。 そして。 花開院魔魅流の朝は、常に花開院竜二で始まるのだった。 --------- ぬら孫二期では可愛い魔魅流きゅんを堪能しました。 あんだけ可愛くて無防備な子が傍に居る訳だから、竜二兄さんだって興奮位するし箍が外れもする。 結論:魔魅流は天使。
秀吉様は私を見て下さるし、私を必要と仰って下さる。だから私は生きていられるのだ。 すると三成。主は太閤から必要とされなくなれば、生きる理由を失うと申すか。 当然だ。しかし私は秀吉様に必要として頂けるように努力を重ねている。故に必要とされなくなる事はない。 然様か。なれば主は、更に多くを屠らねばならぬな。 無論だ。秀吉様の為にならぬ愚者は、全て私が斬滅する。秀吉様の進まれる覇道を阻む存在を、私は決して赦しはしない。 ひっひ、太閤が歩まれる先にある障害は、例え路傍の石とて排除する心算か。 其れが秀吉様の為に必要とあらば、答えるまでもない。 ひひひ!主ならば、砂利の一粒まで拾いそうよな。愉快ユカイ、 刑部、貴様とて豊臣の一員だ。当然そうするだろう。 ふむ、…主の進む先が我の進む道である故、まぁそうなるであろうな。 頼りにしているぞ、刑部。 (晴れやかな三成の笑みに、我は生きる意味を見出している。我は三成が笑っていれば其れで良い。三成は、太閤が健勝で在れば其れだけで良い。何と狭き価値観、何と矮小な世界よ。しかし捻れ狂った歯車同士、故に我等は上手く噛み合い生きてゆけるだろう。) -------- リアルのごたごたが漸く終了。 ネット世界に再びこんにちは!
※拙宅の右腕左腕が双子な学パロ設定。 ※右腕左腕は戦国の記憶あり、秀吉と慶次は記憶なし。 -------------- 擦れ違う小学生の一団が手にしていたのは、細く長い紙。 何とはなしに、其の子供達の行方を目で追う。 楽しげに駆ける彼らは、とあるスーパーの前に設置された、それなりに大きな笹の前で足を止めた。皆が皆、精一杯に背伸びをし、出来るだけ高い所へ紙を括ろうとしている。 何とも微笑ましい光景だ。そして、暦を思い出す。 そうだ、今日は。 「…七夕か。」 「ああ、そうだっけ。なんか忙しくて忘れてたなー。」 隣を歩く慶次が、緩く口元を綻ばせる。 子供は無邪気で可愛いなと笑いかけられ、頷く事で同意を示した。 「短冊に願い事なんて、もう何年も書いてないなぁ。」 「流石にこの年になればな。何より、願いは自ら叶えるものであろう。」 「確かに。ま、俺達はもう叶えたけどな!」 得意げに笑う慶次の顔が余りにも子供の時分と変わらぬので、思わず笑ってしまう。 すると、慶次が何を思ったのか、突然鞄を漁り始めた。 程無くして、其の手には紙と、ペン。 「俺らも短冊書こうぜ、秀吉!」 「…少々子供じみておらぬか?」 「関係ないって!たまには童心に帰るのも大事だぜー。ほら、行こうぜ!」 慶次に腕を引かれ、子供達の去った笹の木の前へと向かう。 真白な紙を細く千切り、即席の短冊を作った慶次は、ペンと共に其れを寄越してきた。 「こんなの書くの久し振りだなー。何て書こうかな、…やっぱり、彼女が出来ますように!かな。」 「慶次らしいな。」 「秀吉は?」 「そうだな、我は、…ねね先生のような先生になれるように、だな。もっとも、其れは自らで成すべき夢だ。故に願いと云うよりは、宣誓といった処か。」 「はは、秀吉らしいな!…よっし、出来た!」 「うむ。我も書けたぞ。どれ、貸してみよ。括ってやろう。」 「いいよ、自分でやるって。」 「しかし我の方が背が高いぞ。」 「いいんだよ、俺が自分で括るから!…ガキの頃の仕返しかよ。」 「何だ、覚えておったか。」 幼稚園に通っていた頃、慶次は我よりも背が高かった。 「俺の方が背が高い、だから俺の方が兄ちゃんだ!」と良く解らぬ理屈で、何かにつけて兄貴風を吹かせる慶次に、我が反発して喧嘩になると云うパターンが出来ていたものだ。 何時かの七夕も、そうであった。 遊戯の一環として短冊を吊るす折、高い所の方が良いだろうと、慶次が勝手に我の分の短冊も取り上げてしまったのだ。 我は自分で短冊を飾りたかった為、結局は慶次と掴み合いの喧嘩をする羽目になった。 懐かしい思い出だ。 「そういえばさ、あの頃の秀吉の夢って、毎年同じだったよな。」 「…覚えておらぬ。」 「マジ?お前さ、いっつも【友と会えますように】って書いてたんだぜ?」 「友と?」 「そう。だから俺、そんなにたくさん友達作りたいのかよって、何か可笑しくてさ。」 友と会えますように。 我ながら、奇妙な願いだ。 (…友に会えますように、か。…友が欲しいと云うよりも、どちらかと言えば、) 別れた友に、再び見えたいと望んでいるかのような願いだ。 そして其の方が、我の中の何かに、しっくりと馴染む気がするのは何故なのだろうか。 我には、幼い時分に別れた友人など居ない。 しかし、新たな友が欲しいと望んでいたのではないと、そんな事ではないのだと本能が告げる。 友に、会いたい。 あの友に、会いたい。 同じ夢を見た、同じ志を抱いた、大切な彼に、もう一度、 (彼、とは、…一体、この懐かしき友は、一体誰の事を、) 「…おーい、秀吉?」 慶次に声を掛けられ、はっと我に帰る。 不思議そうに瞬きながら此方を覗き込んでくる慶次に、何でもないと曖昧に笑い返した。 腹でも減ったのかよと笑う慶次に、適当に相槌を打って流す。 今、この胸に去来する思いを、上手く言葉に出来る自信はなかった。 (古い記憶に触れて、少しばかり混乱したか…。) 今の今まで、覚えてさえいなかったような、幼く稚い、褪せた願いだ。 其の真意を掴もうとした所で、如何にもならないのは道理だろう。 其れでもせめて、何でも良いから断片だけでも思い出せぬかと、笹に括った短冊を眺める。 清かに吹く風が、笹を揺らす。短冊が揺れる。記憶も、揺れる。 しかし揺れた其れは余りに淡く、我が掴み取る前に四散していく。 悔しいが、…水が掌から零れるのを止められぬように、此の記憶は我の中から擦り抜けていくばかりのもののようだ。 思考の糸を手繰るのは諦め、嘆息する事で意識を切り換える。此れ以上考えても、無意味なのだと理解してしまったからだ。 (…幼い我が会いたいと望んだ友は、果たして誰だったのだろう、) しかし此の疑問さえ、何れ忘れるのだろうと解っている。 其れは酷く悲しい事だと、何故だかそう漠然と思った。
□BSR部屋 ・三成と慶次の小話 またもや劇場版のネタバレを含みますので、まだ御覧になっていない方は要注意! 内容は、劇場版終盤の例の遣り取りに関するものです。 CP要素は皆無。強いてあげれば、三→秀で、慶→秀、です。
秀吉の言葉が理解出来ず、咄嗟に返す言葉に詰まる。 瞬き数回分の空白を誤魔化す様に小さく咳払いをして、先の言葉の意味を問う為に口を開いた。 「…すまない、秀吉。今、何て?」 「うむ。三成から告白されたのだ。」 「そ、そう、…其れは、その、…驚き、だね。」 途切れ途切れで上手く言葉を返せない僕に、秀吉は然もありなんと頷いた。 からからに乾いた喉へ茶を流し込み、僕はちらりと秀吉を窺う。 厳しく引き締められた其の顔は、何時もと全く変わらない。 ほんの僅かも甘い感情を見せない秀吉に安堵して、僕は詰めていた息を吐いた。 「其れで、」 「む?」 「秀吉は、三成君に何て返したんだい?」 「ああ、…うむ。保留とした。」 「……………え?」 保留? 全く予期していなかった其の言葉に、断ったものと思い込んでいた僕は、持っていた天目茶碗を危うく取り落としそうになった。 秀吉は、何処か困った様な顔をして茶を啜っている。 しかし其の目には、何処か、…そうだ、其れは、 【彼女】を、見る時の、 「三成がな、泣くのだ。我を恋う事が浅ましいと、そんな己が罪深いと童子の様に。」 「…、」 「我が覇道に愛など不要。だが、…声を上げて泣き続ける三成を見ていてはな。」 「…情に流されたのかい、秀吉。君らしくもない、」 自分でも驚く程、冷たい声が出る。 しかし秀吉は動じる事も無く鷹揚に頷くと、もう一度茶を口に含んだ。 ゆっくりと茶を嚥下する音がやけに耳につき、こくりと上下する喉仏を絞めて遣りたい衝動に駆られる。 三成君が泣いたから、君は返事を保留したと言った。 愛していると云う彼を突き放さずに居ると言った。 ならば、僕の今までの努力は一体何だったと云うのだろうか。 僕とて、ずっと君を想ってきたのに。 もしも僕が今、君が好きだと泣いて縋れば、君は僕をも受け入れてくれると云うのだろうか? 紅い眸は何時だって遠くを見ていて、直ぐ傍に居る僕の焦燥に気付かない。 ちりちりと全身を焦がす苛立ちに炙られ、吐く息が熱を帯びる。 じっと見詰め続ける僕の視線に気付いたのか、不意に秀吉が此方へ眸を向けた。 紅蓮を宿した双眸に見詰められ、思わず乱れそうになる呼吸を噛み殺す。 …何て、情けないのだろう。 正座した膝の上で強く拳を握った僕へ、秀吉は何故か「すまんな」と謝罪を口にした。 意味が解らない。無防備な顔をしているのだろう自覚はあるが、ぽかんと口を開けずにはいられなかった。 「…秀吉?」 「そう険しい顔をするな、半兵衛よ。我が揺らいでいると感じ、豊臣の未来を案じているのだろう?」 「いや、…その、僕は、」 「だが其れは杞憂だ。三成への返事は保留にしたと言ったであろう。全ては天下を獲り、世界に日ノ本の強さを示してからの話よ。其れまでは三成は一家臣だ。特別扱いする気もない。」 「…そう、」 「うむ。」 力強く頷く秀吉は何時もの覇王の其れで、僕は自分の中で浮かび上がっていた熱が、再び身の内に沈んでいくのを感じた。 もう、この話は終わりだ。 僕は、機を逃してしまったのだ。 「…そろそろ軍議の時間だね。」 「もうそんな時刻か。」 自ら話題に終止符を打ち、僕は軍議に必要な資料を取りに文机へと足を運ぶ。 背後の秀吉の気配が動かない所を見ると、どうやら僕を待ってくれる心算らしい。 巻物や兵法書に指先が触れると、何時もの自分が、 ―― 全てを仮面に隠した豊臣軍軍師、竹中半兵衛が戻ってくるのを感じた。 「半兵衛、」 「うん?なんだい、秀吉。」 「妙な話をしてすまなかった。しかし斯様な事は、友であるおまえにしか話せぬのでな。」 「光栄だよ、秀吉。僕は君の友で、絶対の味方だ。どんな話でも、どんな無茶でも受け止めるさ。」 おどけて応えると、秀吉が小さく笑んだ。 其の顔に満ちる僕への友情と信頼に、心が熱いもので満たされていく。 「ふ、頼りにしているぞ。」 「勿論だよ、秀吉。僕は其の為に此処に居るのだからね。」 改めて言葉として伝えられる強い信頼に、口元が綻ぶのが解った。 そして悟る。 全く予想だにしなかった三成君の行動に焦り、秀吉へ抱く思慕の情に無様にも揺らいだが、竹中半兵衛が選んだ生き方はそうではない。 ただ誰よりも秀吉の傍近くに在りたい、 其れだけを望んだ僕は、秀吉が過去に置いてきた愛を語る口など、…今更持てる筈がないのだ。 ならば僕は沈黙を選び、君の影として常に寄り添っていく。 君に必要とされている事実だけを糧に、泣きたい程に愛しい君を支え続けていこう。 沈黙こそが、僕の愛なのだ。 --------------- かなり昔の日記に書いた、三→秀の告白話の続き。だったり。 拍手で続きが気になると仰って下さった某方様へ捧げます。
久し振りの更新です。 短文なのに、難産。 ぅう、文章が書けない…orz □BSR部屋 ・瀬戸内小話 心意気は就親ですが、空気は殺伐。 劇場版のネタバレを含みますので、まだ御覧になっていない方は要注意ですぞ!
秀吉様、秀吉様、秀吉様。 ひでよしさま、 神の御名を味わうように含み、舌の上で転がし、音と成して飲み込む。 尊く偉大な神を冒涜している大罪への畏れと、其れを上回り押し寄せる法悦の波。 嗚呼、何て甘美な、 罪の味。 |一覧| |
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