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2006年04月12日
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日記を書いていると、ようちゃん2号ってば、そうとう執念深いのかなって思ったりする。

でもね、この本を読むと、よっぽど日本人的なのかと思ったりする。(言い訳…?)

以下↓引用。
---------------------------------------------
 一六世紀日本に来た宣教師ヴァリニャーノは、著書『日本巡察記』の中で、日本人の恐るべき執念深さを、以下のように述べている。

 彼らは、感情を表すことにはなはだ慎み深く、胸中にいだく感情を外部に示さず、憤怒の
 情を抑制しているので、怒りを発することは稀である。(中略)互いにはなはだ残忍な敵
 であっても、相互に明るい表情をもって、慣習となっている儀礼を絶対に放棄しない。
 (中略)胸中を深く隠蔽していて、表面上は儀礼的で鄭重な態度を示すが、時節が到来し
 て自分の勝利となる日を待ちながら堪え忍ぶのである。

当時の日本人は強烈な名誉意識をもちつつも、一方で怒りを「胸中を深く隠蔽し」、「時節が到来して自分の勝利となる日を待ちながら堪え忍ぶ」という陰湿さも同時に持ち合わせていたのである。
---------------------------------------------
以上↑引用。 

日記に書いちゃっているから、ようちゃん2号の場合、「胸中を深く隠蔽し」ってことにはぴったりとは当てはまらないと思うんだけれど、ある程度の匿名性を手放していないことを考えると、こういう気質はあると思うのね。
(うーん、あっさり認めちゃうのね)

そして、案外自分たちのことってけっこう当たり前と思って気が付かないことがあるんじゃないかと思うんだよ。

喧嘩両成敗は、中世社会の苛烈な騒擾の中から生まれた紛争解決策のひとつであったということだよ。

著書は丹念に事実を拾って研究しているものだから、結論は分厚いものになっているんだけれど、だからエッセンスを取り出すのはむずかしいな。

以下↓引用。
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彼らは自己の名誉についてきわめて過敏でありながらも、それを内面化する粘着型の気質を帯びていったようである。(中略)そして、こうした気質を持った人々の間でおきる紛争を円満に解決しようとした場合、その解決法は正邪の判断よりも、双方の体面や損害の均衡を図るということに重点が置かれるようになってゆくのは、必然的な流れといえるだろう。(中略)
喧嘩両成敗法という、一面で極度に双方の主体性を無視しながらも、半面で極度に双方の体面に配慮したとも言える不思議な法を生み出していった背景にも、そうした当時の日本人の複雑な気質があったと思われるのである。
---------------------------------------------
以上↑引用。

著者は、中世日本人の激情的で執念深い厄介な気質は、案外、今の私たちにも受け継がれているのかもしれない……としている。

これを、いやなものとして認めないとするなら、そっちの方がよっぽどたちが悪いんだと思う。


…ちょっと書き足らない感じだけれど、まあ、いいや…。





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最終更新日  2006年04月13日 08時26分43秒
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