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ワインの資格

ワインの資格

ワインの資格では【ソムリエ】が有名ですが、
その資格は色々な種類があります。

日本で最も権威があるのは厚生労働省の後援を受ける
(社)日本ソムリエ協会(JSA) が認定する呼称資格です。

この協会が認定する呼称資格にはソムリエのほか、

酒類業界で働く人が取る資格 (JSAワインアドバイザー)
一般の愛好家を対象にした (JSAワインエキスパート)
があります。

JSAは各資格合わせて年間6000名を超える人
(平成15年度の例)が資格認定試験を受験しているそうです。

レストランやBARでワインを取り扱っている方や、
輸入業者の方や酒屋さんなどは
これらの資格がお客さんへの信用へとつながるので
皆さん勉強されて取得されている方が多いでしょう。

しかし一般愛好家の方でもやはり好きだからこそ
もっと深く知識を持ちたいという方も多いと思います
(一般愛好家だからといって易しくはありません)

そういう方の参考になれば・・と思い
ここにそれらの資格の目的と現状など
私の経験も踏まえてのせたいと思います。

ソムリエ

受験資格

◎アルコール飲料を含む飲食サービス経験が通産5年以上。
現在も従事していること。

◎日本ソムリエ協会会員として3年以上経過している人の場合は
アルコール飲料を含む飲食サービス経験が通産3年以上あり
現在も従事していること。

認定試験

◎年一回、全国8都市で実施

☆ 一次試験
筆記(ワインの必須知識、公衆衛生の知識)

☆二次試験

口頭試問、デギュスタシオン(利き酒)、実技試験

有資格者層

◎ホテル、レストラン、バーなどの飲食業で
サービス業務に携わる従業員

◎飲食業務に携わる飲食店のオーナーや店長、
航空会社の客室乗務員など・・・・

上位資格

◎シニアソムリエ

問い合わせ先

(社)日本ソムリエ協会(JSA)

資格保有者数

9,511人(うち女性4601人)【2004年12月現在】

ワインアドバイザー

受験資格

◎酒類製造および販売、コンサルタントなど流通業

◎飲食に関する専門学校など教育機関における講師

◎調理従事者(ソムリエ該当者を除く)

※ 受験申込には勤務先の従事証明が必要

以上の業務経験が通産3年以上あり現在も従事していること。

日本ソムリエ協会会員として2年以上経過して現在も従事していること

認定試験

◎年1回、全国8都市で実施

☆一次試験:筆記(ワインの必須知識、公衆衛生の知識)

☆二次試験:口頭試問、デギュスタシオン(利き酒)

有資格者層

◎酒類メーカーや販売店、ワイン輸入会社の従業員、酒販店経営者、

コンサルタント、専門学校やワインスクールの教師、

料理人、調理人など

上位資格

◎シニアワインアドバイザー

問い合わせ先


(社)日本ソムリエ協会(JSA)

資格保有者数

8,739人(うち女性2846人)【2004年12月現在】

ワインエキスパート

受験資格

◎ワイン品質認定に的確なる見識を持っていること

◎年齢20歳以上、職種、経験は不問

認定試験

◎年一回、全国8都市で実施

☆一次試験:筆記(ワインの必須知識、公衆衛生の知識)

☆二次試験:口頭試問、デギュスタシオン(利き酒)

有資格者層

◎会社員、医師、弁護士、税理士、金融業、公務員、広告代理店、
放送局、出版、コンピューター業界、デザイナー、カメラマン、イラストレーター、
自由業、主婦など多種多様・・・

上位資格

◎なし

問い合わせ先

(社)日本ソムリエ協会(JSA)

資格保有者数

3,604人(うち女性2240人)【2004年12月現在】

どの資格とも難易度は同じ

日本ソムリエ協会がソムリエ資格試験をスタートさせたのは1985年。
その翌年にワインアドバイザーの呼称資格が出来たが
プロに混じってこれらの資格を所得しようとする人は増えたため

1996年一般のワイン愛好者を対象にしたワインエキスパートが誕生した。

このワインエキスパートは職業や経験は一切問われないが

【ワインの品質判定に的確なる見識を持っている20歳以上】ということです。

ワインを 愛する者なら誰でも受けられるのだが一般向けの資格とっても難易度は

※ソムリエ、ワインアドバイザーと同じレベル

《試験の内容一次、二次試験ともほぼ同じ(ソムリエの実技以外)》

一般向けといっても決して易しくはないです!

これらの違いは資格を所有する人がワインをどのような形で関わっているかの違いなのです。

私の試験体験談

私は、約6年近くお酒に関わる仕事をしていて2001年ソムリエ試験を受けました。
その時はやはりこういった資格があるとお客様から信頼されるバーテンダーになれるから・・・
という、ある意味義務的な感じで同じ店のマスターとともに受けました。

お店ではワインを扱ってはいましたがカクテルやウイスキー中心の店でありワイン事態は数種類しかなくあまり試飲も出来ませんでしたからワイン学校へ通おうかとも思いました。

このような学校は多くのワインがテイスティングでき、たくさんの模擬テストも受けられ合格できる確率は高いのですがやはり金額が10万~数十万円もかかるので私はマスターとともに独学で勉強しました。

二人とも1次試験は合格しましたが二次試験でマスターは受かり私は落ちてしまいました。
かなりショックでした。

翌年、悔しさを挽回したくてまた必死に勉強しました。
前年で一次試験は受かったので二次試験から受けられましたがこれもまた落ちてしまいました。
二回も落ちて私には向かないんだ・・・と諦め、その間にBARの仕事も結婚を期に辞めました。

しかし、いざこの業界から去ってみると不思議と柔軟に物事を見つめられ、日々の生活で義務感もなくお酒を楽しんでいて、あるときワインを何気なく毎日飲んでいるときワインエキスパートを受けてみよう・・・と思い立ち、その間BARで働いている時以上に楽しみながら多くのワインを試飲しました。

また学校へも行かなかったのですが通信教育を受けました。

おかげで2004年ワインエキスパートに合格できました。

やはり義務感でやっているのではなく心のそこからワインを好きという気持ちで勉強したことが合格へとつながったと思います。

今でも毎日楽しんでワインを飲み、ソムリエ協会が行っているセミナーなどに参加して常にワインと関わっている生活をしています。

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