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相撲規則についてまとめてみました。重要部分のみの抜粋です。なお、この記事の作成には、日本相撲協会のサイトを参考にさせて頂きました。
[土俵] (1)土俵の直径は4m55cmである。 (2)徳俵4俵とその間に4俵ずつ、合計20俵の俵を埋める。 (3)外側の一辺に外俵7俵と、各角に1俵ずつ俵を埋める。 (4)俵は6分を土中に埋め、4分を地上に出す。 (5)土俵は四股を踏んでも足跡がつかない硬さにする。 (6)勝負の境界線は俵の外線である。 (7)仕切り線は70cmの間隔で引く。 (8)踏み越しなどを判断しやすくするため、円の俵の外側に25cmの幅で砂を敷く。この部分を「蛇の目」という。 (9)土俵ができたら行司が祭主となって土俵祭を行う。 [力士] (10)力士はまわし以外を身に着けてはならないが、負傷している場合のサポーター、包帯、白足袋などは認められている。 (11)相手に危害を加えると認められるものは言うまでも無いが、指輪などの装飾品や包帯を止めるための止め金などの貴金属も使用禁止である。 (12)十両以上の力士は出場のときは、大銀杏を結い、まわしは紺や紫色系統、さがりは同色の絹を使用する。 (13)稽古中は十両以上の力士は白いまわしを使用する。 (14)幕下以下の力士は木綿の黒か紫系統のまわしとさがりを使用する。 [勝負規定] (15)制限時間は呼出が東西の力士の名前を呼び終わった時から計り、幕内は4分、十両は3分、幕下以下は2分である。 (16)吊って相手の両足が土から上がっているのを土俵外に出すときは、自分の足を土俵外に踏み出してから相手の体を土俵外に下ろしても、送り足となって、負けにならない。 (17)吊って相手の両足が土から離れても、後退してかかとから踏み切った場合は負けになる。 (18)さがりが地面についても負けにならない。 (19)体の機能故障の場合以外は、競技中に、行司・審判委員の指示なしに競技を自ら中止することはできない。 (20)水入り後の組み直しで、前と違っている時は、力士は意見を述べることができる。 [行司] (21)勝負の判定ではどんな時でも東西どちらかに軍配を上げなければならない。 (22)競技中に力士が負傷した場合は両力士の動きを止め、審判委員との協議の上、負傷の程度により、競技の中止を発表する。 (23)競技が長引いて両力士の疲労が認められた時は、審判委員の同意を得て、水を入れることができる。 (24)水入り後組み直した時、力士・審判委員の異議がないことを確かめてから競技を再開させる。 (25)水入り後、なお勝負がつかない時は、審判委員の指示により競技を中止させることができる。 (26)競技中、力士のまわしが緩んだ時は動きを止めて締め直させる。 (27)階級に応じて装束の色が変わる。 (28)控え行司は、土俵上の行司に事故があった時に、その代行をする。 [審判委員] (29)5人の審判委員は、所定の位置について勝負の判定に加わる。 (30)土俵の東西に各1人、行司溜に2人、正面に1人つき、東寄りの者が時計係となる。 (31)行司の軍配に異議を感じたときは速やかに意思表示をして協議に入る。 (32)控え力士から物言いがついた時は、これを取り上げて協議しなければならない。 (33)引き分けと認めざるを得ない勝負については土俵上で決定する。 [控え力士] (34)自分の出場する2番前から、所定の土俵溜につかなければならない。 (35)土俵に上がった力士に水をつける。 (36)水入りのときも水をつけ、まわしを締め直す時は助手になる。 (37)勝負判定に異議がある時は物言いをつけることができるが、決定権はない。 [禁じ手] (38)次の禁じ手を使ったときは反則負けとなる。 1、握りこぶしで殴る 2、頭髪を故意につかむ 3、目・みぞおちなどの急所をつく 4、両耳を同時に両手で張る 5、前褌をつかんだり、横から指を入れて引く 6、のどをつかむ 7、胸や腹をける 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月03日 14時08分02秒
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