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FUTURE不登校を考える会ホームページ管理人の世迷い事

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TOTCHANBOUYA

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2006年10月15日
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カテゴリ:いじめ
国連安保理で、北朝鮮に対する非難決議が採択されましたな。アフガンやイラクのように、アメリカだけが武力で、という形にならなかったのはなりよりであります。

例によって、核武装云々の火事場泥棒的発言も相次いでおりますが、「アメリカの核の脅威に対抗するため」に核兵器を保有するなどという北朝鮮とまったく同じレベルであります。

さて、またいじめで子どもが自死しましたな(毎日新聞の記事)。北海道滝川市の一件が報じられてそれほど日もたたないうちでありますが、今回も周囲の大人たちは、その兆候をつかみきれませんでした。

学校の対応については、ひとまずおいておいて、親は何ができたのか、ちと考えてみましょうか。

報道によると、自転車をいたずらされたり、雨合羽を泥だらけにして帰ってきたことがあったりするなど、「今思えば、そのころすでにいじめに遭っていたのかもしれない。明るい性格で、家では一切そんなそぶりは見せなかった。気づいてやれなかった」と、お父様は悔しがっておられるとか。

亡くなった男の子が1年生の頃、「部活に行きたくない」と何度か漏らすことがあったとき、お父様は、厳しい指導が行われていると解釈し、「くじけるな」と励まされたそうであります。

同じく1年生の1学期、学校を早退しインターネットを見ていたことがあり、母親が早退をやめさせるため担任教諭に相談したことがあったとも。

自転車やかっぱの件は、それが1回限りのことだったのか、何度も続いていたのかは報道からはあきらかではありませんが、いじめの可能性を推認するに十分であります。

「部活に行きたくない」というのは、部活に関して彼が相当につらい状況に置かれているということの訴えでありますが、そのときに、しっかり話を聞いておけばと悔やまれますな。

早退してインターネットについては、なぜ早退したのかではなく、早退をやめさせようと、お母様がと担任に相談したといういところがターニングポイントでありましたな。

わが子に自殺されたご両親が、「こんなことになるんだったら、不登校でも何でもしてくれたらよかった」などとお話されていることは少なくありません。

滝川市の小6の女の子のお母様も、「自分の子がそんなに思い詰めていると知っていたら、学校をしばらく休ませたと思う。転校だって考えたはず……」とお話されていたと伝えられます。

しかし、彼のご両親のように、弱音を吐けば「くじけるな」と励まし、遅刻や早退にはその理由を問うのではなく、きちんと学校に行かせることに力を入れるのが、いわば常識でしょうな。

当然、不登校などとんでもないことでありまして、いざわが子が学校に行かなくなってしまうと、あの手この手で学校に戻そうとするのが、まあ親というものであります(決して推奨しているわけであありませんぜ)。

ましてや、普通に毎日学校に行っている子どもに対して、「学校に行きたくなかったら行かなくてもよい」などと、普段から言い聞かせるなどということは、到底できない相談でありましょう。

「そんなにつらいのなら不登校も・・・」とおっしゃる方も、「緊急避難として」とか、「やむをえない」などと、「本来ならば行くべきだ」ということを前提にしているように思えます。

子どもが学校に行かないことは良くないこと、不幸なことというのは、まずは世間の常識でありましょう。ときには、不登校は凶悪犯罪か死の病のように扱われていることさえあります。

管理人は、子どもが学校に行く・行かないと、等価だと考えております。行くもよし、行かずもよし、性に合う方、都合のよい方を選べというわけですな。

当然、どちらに転んでも不都合が起こらないように、さまざまに制度やら環境やらを整えておく必要があります。

不登校をすると、進学や就職に不利になる、あるいは不登校に生徒が行ける高校などないなどという状況があったのでは、どんなにいじめられてつらくても、不登校などとんでもないことでありましょう。

特に、「不登校などしてしまったら人生もう終わり」などと思い込んでいた場合には、つらくてつらくて、どうにも学校に行けなくなってしまうと、あとは死ぬしかないと思いつめてしまいます。

今日の日本の教育制度の下では、不登校は確かに不利であります。だからこそ、何とか学校に行かせようとします。

大なり小なり、「世間体」などというものもありますが、やはりわが子の将来を思って、わが子の幸せを願ってのことでありましょう。しかし、自殺されてしまったのでは、わが子の将来も幸せもありませぬ。

管理人は再び問いたい。

みなさん、子どもの命と学校と、どちらが大切ですか?





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Last updated  2006年10月16日 17時35分54秒
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