FUTURE不登校を考える会ホームページ管理人の世迷い事

東日本は台風直撃、西日本は猛暑。日本列島は長いですな。

台風が空のチリを吸い込んでくれたからか、星空が実にきれいでありました。

この時期ですと、午前３時半くらいになると、冬の星の代表格である、おおいぬ座シリウスが東の空に昇ってきます。そして、４時を過ぎると、明けの明星が輝き始めます。

かなり空が白んできて、あたりが薄明るくなるころでも、月と明けの明星は輝いております。UFOと見間違うののも無理はありませんな。

さてこの事件、

電車内でマナー悪い高校生たたく、神奈川県警巡査長を逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

それで、けしからん高校生をちゃんと注意した警察官をタイホするとは何事かと、神奈川県警にメール等が殺到したそうな。

で、J-CAST ニュース : 高校生ビンタの警察官　ネットでは「理解できる」98%　などということになりました。この記事では、刑法学者まで登場させて、高校生の処罰の可能性を探っております。

ところがです。翌日になって、神奈川県警が異例の追加発表をいたしました。

「注意でなく因縁つけ」高校生殴打、神奈川県警が追加会見 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
東京新聞:擁護の電話など２０００件…　　実はいきなり殴る　高校生に平手打ち警官:社会(TOKYO Web)

かなり雲行きが怪しくなってまいりました。高校生から見たら、酔っ払いに因縁をつけられた格好。でも、そもそも悪ふざけをした高校生がけしからんという意見もまた多数でありました。

そしてついに、J-CAST ニュース : 「拳銃」向けられた人いない！ 高校生ビンタ事件の真相　ということに。それでもなお、高校生が悪いという意見がまだまだ多い。

とにかく今のこの国は、若者や子どもは常に悪い、という価値観に支配されております。いつぞや、「大人でも許されないことは子どもでも許されない」と叫び、少年犯罪の厳罰化が訴えられました。

しかし、この事件を見ていると、「大人なら許されることでも、子どもなら許されない」というような世の中になっているんではないかと思います。

少子化の中で子どもや若者は少数派。多数派の大人の横暴は、いつまで続くのでありましょうか。