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2005年02月17日
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デンゼル・ワシントン、スチール写真A

この作品は誘拐が多発しているメキシコシティにおいて、生きる希望を失った一人の男がボディガードとして働き、新たな生きる希望を見出す作品である。なんと舞台となるメキシコシティでは6日間で24人が誘拐され、被害者のうち70%は生還できないという。このメキシコシティで愛する子どものために、命を懸けて、しかも一人で犯罪組織に立ち向かう主人公を描いたのが、この作品であり、感動した人々も多いのではないだろうか。

実業家(自動車会社役員)がボディガードを雇う。そこで雇われたのが、対テロ活動にあけくれ生きる希望を失った主人公のクレーシーである。生きる希望を見失っていた主人公は、子どもの護衛をし、ともに行動するなかで生きる希望を見出し、新たな命をもらったのである。「ボディガードであり、友達ではない」という立場を取り、子どもと話すことすら拒んでいた主人公が、時がたつに連れ徐々に態度を緩和させていくあたりに生きる希望を見出していく姿が如実に表れている。しかし、ある日護衛中、子どもは警察が関与している誘拐組織犯罪(警察不祥事)に巻き込まれ誘拐される。誘拐された後は身代金取引に失敗し、子供は殺されたことになる。そこで、元殺し屋の主人公はジャーナリストの協力を得て組織に属する一人一人を探し出し、あらゆる方法を用いて情報を聞き出し、残虐的に殺害し、復讐していく。結果、犯罪組織は家族も弁護士も警察もみんなグルだったのだ。ラストは子どもが生きていることを知り、解放に成功するという意味ではハッピーエンドだが、主人公が死ぬという意味ではバッドエンドをむかえる。

私はデンゼルワシントンの映画はメッセージ性が強いので非常に関心がある。この作品は辛い過去があったとしても、自分以外の誰かを想う事で、生きる事に希望が見出せることを主張した作品だった。ただ、あまりにも残虐性が強調され、本当のメッセージよりも残虐性が表に出すぎているように思われた。R15なのも納得。アクション重視なのかな。残虐性が強いので好みはおそらく別れるはず。あと、ラストで主人公は死んだのかどうか。死んだという人もいるらしいのだが、死んでいないという人もいる。本当はどっち?でも、いずれにしても映画館で号泣した人々は多い。ラストでは泣きすする音が映画館にひびきわたる。私も号泣した一人。ここ最近の映画の中では、間違いなく泣ける映画トップクラス。





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最終更新日  2005年03月02日 16時13分07秒
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