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2005年03月12日
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クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション

離婚は日本だけではなく、世界の夫婦におこりうる身近な問題である。どこにでもいそうな夫婦を中心に作品が進行するため、自分自身の生活と比較してしまう人々が多いのではないだろうか。身近な問題であるため作品のメッセージがよりつかみやすく、わかりやすい。離婚が急増しているといわれる今日、本作品が伝えるメッセージは上映当時よりも現在のほうが重要なのかもしれない。

仕事に一生懸命になり、妻とのコミュニケーションが十分に取れない状況が続く主人公。主人公が帰宅すると、妻が子供を置いてでていってしまう。主人公は慣れない家事と育児に取り組み、その結果仕事に支障をきたしてしまう。解雇にあい、新たな仕事を探し、職を得るものの、抱えている問題は妻との親権に関する裁判であった。

このDVDについている、特典映像がおもしろい。この映画の作成時、主人公を演じたダスティン・ホフマンは離婚のさなかにいた。そのため、出演する場合は自分に生じているすべてを演じようとしたらしい。あと演技としてアドリブが多用されていたことが、紹介されている。特典ではそのシーンも振り返ることができ、全くアドリブに見えない驚きを感じる。

あるときは父親、母親、子供の気持ちを描き、離婚は子供を悲しませるという本質を説いている。離婚のさなかにいる夫婦は子供を思うと別れるのがつらい。そのため離婚がうまくいかない場合もある。その意味で夫婦関係に占める子供の位置は重要であると再確認できる。この作品のラストは今後、この家族がどのようになっていくのか不明なのだが、その点は私たちに家族や離婚、子供について考える機会を提供してくれているのだろう。





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最終更新日  2005年03月24日 21時04分19秒
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