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2005年03月31日
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グッド・ウィル・ハンティング

旅立ちは誰でも経験するもの。進学、就職、結婚、転職など一重に旅立ちといっても多くの種類があって深い言葉。本作品は青年が社会へと旅たつ映画と思っていいだろう。自分の進路について自ら選択し、納得のいく人生を歩むようにとセラピストから教育され旅立つ姿を描く。

主人公は数学に関して天分の才能を持つ。孤児であり虐待を受けた経験から他人に対して心を閉じている。大学の清掃業として働き、廊下の黒板に書かれていた難問を解いたことが始まり。問題を提出した数学を専門とする教授が黒板を見て驚き彼の才能をかう。ある日、主人公が暴行を行い警察に逮捕されてしまう。そこで教授は週2回セラピストに通わせることを条件に出所させる。そこで教授は担当するセラピストを探すため相談するのだが、主人公とセラピストとの関係がうまくいかず断られてばかり。中でようやく担当者が見つかることになる。主人公の人生を変えたのが自身悩みを持つセラピスト、マクガイアであった。

このセラピストと主人公の会話はこれから進学、就職、結婚、転職など多くの旅立ちを行う人々に響くメッセージがこめられている。自身の話を聞きたい。誰かの話は本を読めば分かるので、本に書いてあることを聞く必要はない。そして、本に書いてあることだけでは自ら発する言葉を理解していないことになる。実際にその地に赴いたことはあるのか、その地の天井を見上げたことがあるのか、その地の匂いがわかるのか。一人称で話した方がおもしろい。そうなるためには多くの場所にひるむことなく、飛び込まなくてはならない。答えは自分で探すんだ。以上が映画で登場する青年に旅たつときに向けた主要なメッセージである。あらゆる場面に遭遇したときこの映画を見直すことで自分自身を見つめなおす機会を提供してくれるだろう。「あなたに会えてよかった」。この言葉が言える関係は素晴らしい。





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最終更新日  2005年03月31日 20時50分01秒
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