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2006年02月18日
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アメリカにおいて数館でしか上映されていなかった作品が、徐々に口コミで広がり、04年アカデミー賞ノミネート。日本でも上映されることが期待されていたが、テーマの重さや配給県の高騰で上映予定がなかった。そこで、若者が署名を集め日本での上映が決まった。欧米による無関心が引き起こしたルワンダでの虐殺を世界に訴えた作品。主人公の勇気と正義感に感動。引き起こされる悲劇に会場は涙。

94年、ルワンダにおけるフツ族とツチ族の紛争。100万人が犠牲になった。1200人の命を救ったホテルマンの主人公。彼はフツ族、妻はツチ族。当初は家族を守ろうとする動きだったが、気づけば1200人が彼の周りに。

印象的なシーンは、欧米がルワンダの紛争を解決するために来たのではなく、外国人のみを助けに登場。無法遅滞のルワンダを放置して帰っていく。国連平和維持軍は武器の使用が制限され、ほとんど何もできず、あるメディア関係者は白人として恥ずかしいと述べ、立ち去る。主人公はさまざまな策を講じて、結果的に1200人を守ることに成功する。

エンディングテーマの歌詞、United of states, United Kingdomは存在するが、なぜアフリカでは合衆国ができないのか。答えは、かつてキング牧師が述べたことなのかもしれない。「社会が激動しているこの時、歴史に残る最大の悲劇は悪しき人々の過激な言葉や暴力ではなく、善良な人々の沈黙と無関心な態度です。我々の世代が後世に恥ずべきは’’暗闇の子’’の言動ではなく、’’光の子’’が抱く恐怖と無関心さなのです」。


2005/09/06に書いた
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最終更新日  2006年02月18日 21時44分03秒
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