チェコ一人旅 その4 電車でウィーンへ!
今日も曇り。旅の初めハイデルベルクから、マインツ、ケルン、ベルリン、ライプツィヒ、ドレスデン、そしてチェコのプラハと来たわけだが・・・ここまでたまーに曇りで、後はほとんど雨という運の無さ。雨雲を追いかけるように移動しているから当たり前と言えば当たり前なんだけど・・・。「ウィーンは晴れたらいいなぁ」なんて願いながら、ホテルをチェックアウトして駅へ向かう。(これを人はフラグという)そういやこの路面電車、結局使わなかったなぁ。徒歩か地下鉄で全然問題なく観光できる街って快適だ。駅に到着。実は、このウィーン行きというのが今回の旅のちょっとした難所だった。(強いて言えば)というのも、「ジャーマンレイルパス+その都度切符購入」という旅のスタイル的に、ここは「その都度切符購入」に該当する部分。今まではとても使いやすいドイツの券売機での切符購入だったが、ここはチェコ。そう、券売機がドイツと違う。というか、昨日念のため駅まで足を運んで確認したら、国際線の券売機が見当たらなかったので、使わなかったんだけどね。(あるのだろうか?)そんな訳で、ぶっつけできたらちょっと戸惑うかもしれないところを、スムーズに対面販売カウンターへ直行できた。事前確認は大事!あらかじめ印刷してきたタイムテーブルを指さして簡単に購入完了。このやり方、かなりいいかも。ちなみに、ブレカヴ(ブルジェツラフ?)乗り換えでウィーンプラーターシュテルンへ行く便で、お値段1042コルナ。昨日両替しておいたから余裕!昨日のレートでいうところの4,200円くらい。日本では5円だったから5,200円くらい。(後で気づいたが、チケットに40.20ユーロとも書いてあった。両替しなくてもユーロで払えたようである・・・)ここで、なにやら発車時刻数分前までホームが確定しないという、チェコ語が全くわからない人間にとっての試練、ドMで言ったら大変なご褒美としか言いようが無い事態に発展。焦った焦った。電光掲示板と、その周りの人の雰囲気を敏感に察知して、なんとか目当てのホームへ辿りつけたけど、こういうのがあるから油断できないですね。この空間でただ一人だけ、異常な緊張感を発していたのがこのワタクシめでございます。あの時はほんとに目ン玉血走ってたと思う。精神的に疲れたな・・・。ブレカヴでは、特に何も無い町ですよと言わんばかりの小さな駅で時間を潰した。ロシアの電車を発見した事くらいしか記憶に無い。ここから乗り換える電車は各駅停車で、なんと2階建て車両なのにガラガラ。若干見晴らしが良さげで気分の良い2階席でも、自分の他に一人しか乗客は居なかった。ブレカヴでの乗り換えは特に書くことがないくらい簡単だったので、プラハから電車でウィーンに入るには悪くないルートだと思います。次、オーストリア一人旅。ちなみに、ブレカヴまではボックス席の電車でした。(やたら暑い)このボックス席と通路を隔てるドアは、結構力を込めないと開かないので「ここ使えないのかな?」と勘違いしがちです。遠慮なしにガッとやりましょう。中は3人がけのシートが対面になっているところがほとんどで、だいたい皆さん互い違いに、長い脚がぶつからないように座るので、上から見ると○足頭頭足○○足頭(○が空席)こんな感じで実質3人しか座らないため、割とすぐ満席になる。僕はもう全部の席がこの状態になってから席を探したため、上記のような状態のところに「ここ空いてます?」って感じで入って行きました。イケメンのお兄さんがバチッとウィンクして無言で了承してくれたのが印象的。いやーヨーロピアンですわー。さりげなくてかっこいいですー。日本人が同じ事やったらキモいですー。