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2010年09月23日
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ニホンザル

ある動物生態学者の話。
木に登って木の実を食べていた
ニホンザルの群れを観察していたときのこと。

しばらくすると空が赤く燃え始め、
美しい夕日が雲間から姿を現しました。

するとサルたちは食事の手を止め、
夕日に見入ってしまったというのです。

日が沈むまで飽かず眺めていたサルたちは、
やがて辺りが暗くなり始めたので
木の実を探すのが難しくなり、
すごすごと木から降りて帰っていったそうです。

この話を聞いたときは
正直半信半疑だったのですが、
今年の夏に渋温泉で
驚くべきサルを目にしました。

夕方そのサルは
川の上に渡されたパイプの上に座って
上流から吹いてくる川風に当たりながら
夕涼みをしていました。

すると少しして美しい夕焼けが始まり、
川下の方向に太陽が沈み始めたのです。

サルは首を180度後ろにひねって
太陽を眺めました。

首が疲れると元に戻しますが、
しばらくするとまた太陽を見つめます。

体は風の方に向けておきたい、
でも夕日も見ていたい。

結局サルはこの姿勢を20分以上繰り返し、
そして太陽が沈んだとたん
もう振り向かなくなりました。

日没後も濃い茜色の美しい空となったのですが、
サルにとって関心があったのは
太陽だけだったようです。

しかしなぜ、
ニホンザルは夕日を見つめるのでしょう。

やはり感動したり
喜びを感じたりしているからではないでしょうか。

「サルは夕日の美が分かる」
わたくしはこの説を支持いたします!!



             ブログ担当 ミソサザイ









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最終更新日  2010年09月23日 11時29分56秒
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