よろず屋の猫

「スゲー簡単に。」「点が入っちゃったな。｣
更に一点入れられ同点に。

これが桐青の実力。

栄口くんのナイスバントで追加点を取った西浦。
ベンチに戻った三橋はやはり様子がおかしい?。

五回表の桐青の攻撃。
先頭打者はカーブをヒットに。
続く準太はバントでランナーを二塁に送る。
次は八番打者、打ち上げを狙って投げたカーブは、ゴロ打ちでヒットに。
これで一死、二・三塁。

桐青はカーブを当てている。
そろそろ“まっすぐ”を投げさせるか、と阿部君。
続くバッターをストレートでツーストライクに追い込んでの三球目。
ストレートをカットするつもりでバットに当てた打球が意外と伸びる。
センターの泉が捕球すると同時に三塁ランナーはスタート、一点を取られる。

「スゲー、簡単に。」「点が入っちゃったな。」

点が入っても桐青監督は打ち上げた事を怒る、桐青はゴロ打ち徹底。
しかし次打者ピッチャーフライに取り、これでスリーアウト。

三橋は鼻血。
身体を冷やしている三橋を見て、一瞬阿部は「あぁ・・・これで夏が終わった。」

一方、準太はボールが湿ってフォークの調子が悪い。
桐青バッテリーの投球練習を真剣に見る田島。

六回表の西浦の攻撃は、田島がヒット→二盗。
花井がセカンド正面で打ち取られ、沖、水谷は三振でスリーアウト。

六回裏。
先頭打者を三振に取る。
桐青はカーブ狙いと見る阿部。

次打者にカーブを打たれて一塁に。
次は四番打者、バントの構え。
しかし三橋の投球と同時にバッティングの構えに、二塁打。
これで一死、二・三塁。

タイムを取って三橋の元に集まる西浦メンバー。
監督の読みは五番でスクイズ、この一点はあげてはいけない一点。
三橋に言われて、みんなで“サードランナー”を見る。

初球スクイズ、ストレートをバットに当てた打球は上がったが、スピードは殺され落ちそう。
田島は間に合わないと判断、ワンバウンドでホームに送球。
しかしホームはセーフ、すかさず一塁送球、こちらはアウト。

“まっすぐ”以外のボールならスピードのあるゴロになったかもしれない。
欲張った、ゲッツーを狙って一点をやってしまった、と悔やむ阿部。

栄口が三橋に「ツーアウト、バッター勝負。」と声をかける。
これに奮い立つ三橋。
次々と声をかける西浦メンバー。

三橋は元気。


西浦は苦労して点を積み重ねてきましたが、桐青はカーブ狙い、ゴロ打ちを徹底させてきて、西浦メンバーに“簡単”と思わせてしまうほど、あっけなく点を取ってしまった。

本気を出してきた桐青、これが前年度優勝チームの実力と言うところでしょうか。

三橋は明らかにどっかおかしい、田島も気付き始めました。

ルリちゃんは笑ってるレンレンにびっくりする。
小学生のレンレンはすぐ泣くけど、よく笑う子だった。

西浦で野球する三橋は、野球をするのが楽しい、投げるのが嬉しくてしょうがない、その頃の姿を取り戻したんでしょうね。

桐青の犠牲フライは打ち損ね、それでも一点が入ってしまう。
桐青はそれだけのチーム。

で、三橋の鼻血ですよ。
脇に濡れタオル(たぶん)はさんで、団扇であおいでもらって寝てる三橋見て、阿部は

一瞬真っ青。
「・・・ああ・・・これで夏が終わ・・・っ。」と心の中でつぶやく。

ホント、笑えますわ。

三橋の変調にいち早く気がついていた阿部、とにかく三橋が一試合もってくれなければ桐青相手に話しにならない。
心配でしょうがない訳ですよね。

阿部にはガラガラと壁が崩壊する音が聞こえたに違いない。

それを見て取って、「鼻血出しただけ。」と言うモモカンもおかしい。

それでも大丈夫と起き上がる三橋、「ゆーとーりに投げられるからね!。」
この三橋見てると、阿部もほだされるだろうよ。
「頼むぞ。」の言葉が嬉しくって仕方がない三橋がとにかく可愛い。


準太の投球練習を真剣な眼差しで見つめる田島。
天賦の才もこれがあってこそ。

準太のシンカーの軌跡が見れました。
左打者の田島からすると、グーンと身体から逃げていくような(って表現で良いのか分かりませんが)ボールですよね。
あれを打つのか・・・。


六回裏、一死、二・三塁のピンチ。
三橋に言われて、皆でグリーンって顔回して“サードランナー”を見るシーンが面白くて。

初球スクイズは分かっていた、それでも取られてしまった追加点。
これで同点。
ジワジワと、桐青の恐さが出てきた回でした。


グッズも出てきましたね、左からリストバンド2種と、ペットボトルホルダー、そしてストラップ。
　　　

おおきく振りかぶって 4（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！
おおきく振りかぶって 5（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！