よろず屋の猫

ここにいるよ。
君は迷惑な死神なんかじゃない。
もう一人の僕だ。

とんでもない展開の今回でした。

あらすじは公式HPから。

襲撃を受け、雪見たちと離れ離れになった壬晴と宵風が逃げ込んだのは地下室だった。
すばるやカタリナたちに対し、宵風は気羅を使い、応戦する。
宵風が気羅を使うのを見たしじまは、宵風に向かっていく。
しじまの鉤爪と宵風の体術の死闘が続く。
しかし、明らかに、宵風が押され始めていた・・・。


感想だけ。

壬晴をかばって戦いつつ、場所は地下室へ。
けれど宵風、大ダメージ。

こんな状況で、「禁術書が手に入らなかったら、妖精さんに頼もう。」by 壬晴・・・には大爆笑しちゃいましたよ。
妖精さんですか、壬晴らしいと言えばらしいですけど。

そしてしじまが森羅万象に似ていることに気付く壬晴。

この後のしじまが恐すぎ、ホラーかと思っちゃいますよ。


一方、階上組。
ねこじゃらし?で敵・生徒に自白を促す虹一と雷光、緊張感なし。

帳先生は雪見に壬晴に関して質問。
何とまぁ、気の弱そうなことで、帳先生・・・。
帳は真面目すぎて壬晴を追い詰めてしまうと、雪見は言う。

てなことをやっていたら、虹一が閂につかまって人質に。


もう一組の雷鳴と十字、すばるにより眠らされる。
大事な“材料”って何するつもり?。


気羅を選んだと言う事は、死を選んだと事、としじま。
次々と宵風の心情を言い当てる。
この子、何者?。
ただの生徒なわけはないでしょう。

宵風はカタリナに刺される。
気羅の術を使い、何とか逃げる二人。
しかし宵風の傷は深い。

「死にたくない・・・死にたくないんた。助けて、壬晴。」
もう宵風が可哀想で涙が出そう・・・。

ここにいるよ。
君は迷惑な死神なんかじゃない。
もう一人の僕だ。

森羅万象に助けを求める壬晴、しかし森羅万象は応えない。
そしてしじまのクナイにより、壬晴も眠らされる。

この緊張感の中で“妖精さん”の連呼は気が抜けるからやめてとか思ったり・・・。


閂の口から語られる蛇薬の真実。
鍛錬を受けた若い忍びの肉体を材料とする、人の命で作られる万能薬。
閂はそれを使い表・隠、両方の世界を変えると言う。
一方で、カタリナたちの目的は学園長の病気の治癒。

「そんなもので俄雨を救うべきじゃないな。」の雷光が良いですわ!!。

閂の隙をついて地下室へと急ぐ雪見と雷光。
形勢逆転、閂を殴りまくる虹一。
それを止める帳。

イヤ、正しいんだよ、確かに・・・。
虹一はやりすぎの感があるし。

でも「そんなことより壬晴のところへ急ぐ。」って言えば良いんじゃないかと、隠の者としては。
そこで「無駄な殺生はするな。」とか正論言ってるから・・・。

虹一、刺される!!になっちゃうんじゃない。
「何を守ろうとしているのか?。大切な者も守れない人殺し・・・。」と言って意識を失う虹一。

ここでまた帳ったらオタオタして、あげくに悲鳴あげて・・・。
マジで転職をお勧めします。
世の中には“適材適所”と言う言葉もある。
真っ当な世界で生きたほうが、その“良い人”な性格もいかせると思います。

何だか帳の下で動いてる虹一が気の毒になっちゃったよ。
「灰狼衆に移りたい。」って気持ちもよーく分る。


眠らされた壬晴。
森羅万象が目覚める。


自分がボロボロなのに必死に壬晴をかばう宵風。
非力なのに宵風を守ろうとする壬晴。
この二人に涙が出ちゃう。

「死にたくない。」の宵風のセリフも、心からのモノで哀れでした。

でも宵風が何故気羅を会得したのかはまだ出てきてないんですよね。
これ次第では、しじまの言ってる事ももっともだし、宵風に同情はできないかも知れない。
人殺しの術を、自分の命を縮めるって分ってて、自分で選んだんだし。

まぁ、たぶん服部の親父に良い様に使われちゃってるんだろうけど・・・。


・・・って事で怒涛の展開でした。
あら、気分転換に学園お耽美モノ?とか思ってた私って大バカ...orz...

森羅万象は発動しちゃうんでしょうか・・・。
子供がピンチなんだから、大人はもちっと頑張れってことで、雪見と雷光に期待したいです。
帳先生は・・・(以下略。



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