よろず屋の猫

ショートストーリーの原作にオリジナルがたっぷり。
キャラ達もいっぱい顔を出し、ニャンコ先生は斑に変身で迫力妖怪バトルも。

ニャンコ先生を愛でるサービス回。


あらすじは公式HPから。

夏目とケンカをして、藤原家を飛び出してしまったニャンコ先生。
中級妖怪達に陰口をたたかれ八つ当たりをしたり、女子高生姿で西村・北本に絡んだり･･･。
そんなニャンコ先生の前に現れた妖怪「猿猴」は、ニャンコ先生が夏目と縁を切ったと聞きつけ、「友人帳」を夏目から奪うと言う。
夏目はともかく、友人帳を奪われる訳にはいかない、と帰路を急ぐニャンコ先生が見たものとは･･･！


ニャンコ先生、糖尿病で視力が落ちてる?とか思っちゃいましたよ。
崖から落ちると、そこには女の子が。

「白い子豚が落ちてきた!!。」に爆笑!!。
いくら「高貴」と主張しようとも、デブデブ姿では説得力なし。

「一人にしないで～。」って女の子に言われちゃって、帰るに帰れない。
意外と優しいんですよね、ニャンコ先生って。

実は冷蔵庫の海老を盗み食いし(←どこが高貴よ?)、夏目が友人から借りたCDケースを壊し、夏目から「出てけ!!。」って言われちゃったニャンコ先生。

夏目への悪口に白アスパラガス＝食べ物が出てくるところが、やっぱり食い意地はってる?。

↑実は高級食材

妖怪の間でも厄介者。
大食いで、酒乱で、音痴で、加齢臭のするブタネコ。
↑これだけ形容詞が並ぶと、私でもイヤとか一瞬思ってしまった。

女の子に化けて、西村と北本に驕らせる。
何で西村と北本は素直に驕ってあげるんだろう?。
あげくゲーセンで遊ばせてあげるんだろう?。
すごく良い奴らだよねぇ。

ニャンコ先生を、勝手に“ニャン吉”“ニャン五郎”と呼ぶ藤原夫妻が素敵。

夏目なんかどうでも良いけど、友人帳は他人にやれない。
ってことで、猿公(この字で良いのかな?)と大バトル。

うーん、久しぶりに妖怪・斑の戦いが見られて大満足。
妖怪アニメって感じがしましたよ。

ちょっとお家に帰ってみたら、夏目は新しい子猫と遊んでる。

知人から預かった猫だけど、そんな事は知らないニャンコ先生、ショッーク!!

餌のお皿に目が行っちゃう辺り、「気になるのはそっちかい!!」と突っ込みたくもなりますが。

ってことで、妖怪たちの宴会に乱入、酒乱に拍車がかかると。
妖怪たち、大迷惑。

まさか、ニャンコ先生声での井上さんの歌が聞けるとは思いませんでしたよ。
イヤー、良い思い出になりますー。

で、二日酔いでふらふら。
雀がかすんで見えたのは、そのせいだったんですね。
崖から落ちてしまったわけです。

女の子の名前は民子ちゃん。
お父さん、お母さんとピクニックの予定だったけど、ダメになっちゃったのかな?。
だから一人できちゃったのかしら?。

チョコレートを半分分けてくれる民子ちゃん。
この子、とっても可愛い。

雨が降ってきて、ニャンコ先生が死んじゃわないかと心配して、あげくの果てに、泣き疲れて寝てしまう。

弱いくせに他人を気遣い、力がないくせに必死で誰かを守ろうとする。
この子も、あいつも・・・。

脆弱な人間、対して自分は高等妖怪。
自分を抱く女の子の小さな手の暖かさに、夏目を思い出したでしょうか?。

斑化して女の子を乗せ、交番に届けたニャンコ先生。
良いなぁ、私も斑の背に乗って、空を飛んでみたいですー。

夏目がニャンコ先生を捜す声が聞こえる。
「しょうがない。」ってニャンコ先生は思う。

とか言っといて、最後の「夏目～!!。」が凄く嬉しそうじゃありませんか。


ニャンコ先生は大妖怪(←と本人は言っている)。
夏目に対しても、最初は友人帳狙いだったはず。

ところが一緒に過ごしているうちに、脆弱な人間の夏目が、他者の為に必死に「なんとかしてあげたい」と願い行動する様子を見る。
段々ほだされてきたんでしょうね。
共に暮らすと愛着も湧くし。

妖怪のくせして、小さき者を守ってあげたいって言う心情になってますよね。
これ、完全に夏目の影響。

ニャンコ先生の、弱き者、小さき者への愛情が感じられた回でした。



●“「夏目友人帳　音楽集　おとのけの捧げもの」オリジナル・サウンドトラック”＜通常仕様＞C...