よろず屋の猫

ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人のピッコロ様からお誘いを頂いた企画の「その3」です。

評価方法はこちら。

その1はこちらです。

その2はこちらです。



魔法遣いに大切なこと ～夏のソラ～

辛口になっちゃいます。

ストーリー・・・２点

本当は１をつけたい位なんですが。
ラストに主人公の死を持ってくるのなら、相応の話運びが必要。

心情表現がとにかく足りない。
だから唐突な印象を受けてしまう。

ソラと豪太の触れ合いをもっと丁寧に描いて欲しかったですね。


キャラクター性・・・２点

設定だけをつけて、それを元に動かすことが出来ていない。
キャラの魅力とは結局、物語の中でどう動くか?、どう言う感情表現を見せるかによって出てくるものだと思います。


画・・・２点

これまた１をつけたい位ですが・・・。
背景は、キャラを見せるための効果なんですよ、自己主張してはダメです。

その背景も、“人”とか“生活”と言うものが全く感じられず、時が止まった街と言う感じで、薄気味悪かったです。


演出・・・３点

声優さんの頑張りで＋１。
物語中に挟まれるストリートライブのシーンが、これでもかと言う感じで・・・。
あのシンガーの性格もまた、何と言うか、人間味がなくてねぇ。


音楽・・・３点

OPは好きでした。


総合的な評価・・・２点

根本的に何か勘違いしてるんじゃないかしら?、とずっと思いながら見てました。
私は東京見物の写真や、シンガーのプロモーションビデオを見たかったわけではないのですよ。
キャラが魅力的に動く物語が見たかったのです。


ってことで、総合点・・・１４点



西洋骨董洋菓子店～アンティーク～

これも辛口だなぁ。

ストーリー・・・２点

原作を読んでみたんですが、持ってる良さが出てなかった気が。
ちょっとBLに寄りすぎたんじゃないかな?、と。
原作は、「登場人物の中にゲイもいる」と言う範囲だと思うんですが。

原作見ずにアニメを見たので、補正が効かなかったんですよね。
なのでアニメだけで見ると、良いお話のはずが、そう受取れないところが多々ありました。


キャラクター性・・・３点

楽しませて頂きましたので。


画・・・２点

ノイタミナ枠で、作画が良くないと言うのは、私は始めてでして・・・。
個人的には背景にCGを使ったのは失敗だったんじゃないかと。
物語の雰囲気が出てませんでしたよね。


演出・・・３点

特に良くもなく、かと言って酷いと言うわけでもなく。


音楽・・・３点

OPの歌が好きなので。


総合的な評価・・・３点

おまけ。


ってことで、総合点・・・１６点



D.Gray-man

１、２クールの作品ではなく二年間の放映で、出来不出来の差が激しくって、評価し辛いんですが・・・。


ストーリー・・・４点

原作部分は面白かったです。
オリジナルも初期は良く出来てたと思います。

問題は原作のストック待ちに入ってからの長いオリジナル期間で、最低!!。
見るのをやめようかと何度も思いましたよ。


キャラクター性・・・４点

キャラ立ちがしっかりしてる原作が元になってますし、本当に楽しめました。
ただアレンを「熱血正義の味方キャラ」にしてしまったのは、個人的にはイヤだったなぁ。


画・・・３点

とにかく回によって落差が激しくって。
とても良い回もあったんですけど、酷い時は本当に酷かったし。

キャラの絵は綺麗に描けてましたが、動きがなくて。

全体通して、原作の持っている雰囲気を出せたとは言いがたいです。


演出・・・４点

心情表現のシーンは上出来です。
アクションシーンがもの足りない。
・・・ってことで３なんですが、声優さんの演技にはホントに!!堪能させてもらいましたので、＋1ってことで。


音楽・・・３点

OPは良かったです。
EDの作画がワンパターンで・・・。
もうちょっと見せるEDにして欲しかったです。


総合的な評価・・・３点

もうちょっと原作の雰囲気を出して欲しかったですね。

何と言うか、「ここは良いけど、あそこはちょっと」と言うのがいろんな面であったアニメだったと思います。


ってことで、総合点・・・２１点

・・・ちょっと甘かったかも。(笑