よろず屋の猫

「DVDを買うのは、可愛いお嬢さんの義務。」と、またもやエドガーが視聴者を口説いていましてよ。



あらすじは公式HPから。

ハスクリーの手下によって、父・カールトン教授とともに地下牢に閉じ込められてしまったリディアだが、エドガーの作戦により助けられる。
残りの謎を解き、彼らはメロウのもとにたどり着くが、宝剣を手に入れるためには人の魂と引き換えにしなければならない。
リディアはそのために自分が殺されると思い、エドガーより先に宝剣を手にするが、エドガーは意外な行動に出て・・・ 。

で、

メロウに連れ去られたエドガー。
リディアはフェアリードクターとして、メロウの元に出向き、女王?と掛け合う。
メロウは伯爵との約束を守りたい、しかし星がない。
エドガーは変わりに舌の刺青の星を差し出すと言う。
“大人の解決”で、青騎士伯爵と認められたエドガー。

ロンドンでリディアが見た新聞。
エドガーが女王との謁見を済ませ、顧問フェアリードクターとしてリディアを雇ったと言う記事。


OPでレイヴンと黒妖犬と戦い。
このアニメにしては頑張ったアクションでした。
レイブンの緑に光る瞳の軌跡が美しい!!。

今回、謎解き → メロウの宝剣にたどり着く → エドガーが連れ去られる → リディアがメロウと交渉を一回で描いてしまったわけですが・・・。

個人的には、このエピソードで物語的に一番面白いのはここだと思ってるんですよね。
だからもうちょっと時間をかけて丁寧に描いて欲しかったかな。

ついでだから妖精の説明も絵付きでちゃんとやれば良いのにと思ったりする。

あと、この『妖精と伯爵』シリーズは、妖精と並んで、宝石って言うか石?も重要な位置を占めてるので、この薀蓄もちゃんと入れてくれたほうが面白いと思う。

余りにも駆け足なので、自分を生贄にしようとしたエドガーを、それでも「フェアリードクターとして救わなきゃ」と思うリディアの気持ちも伝わりづらかった気がする。
少女向けの小説・マンガは、登場人物の心情を丁寧に描くことに特徴があると思うのです。

メロウの世界へのシーンは綺麗でした。
上出来。
これからも妖精の世界の描写は頑張って欲しいです。

さて、無事に青騎士伯爵として認められたエドガー。
顧問フェアリードクターに任命されたリディア。

「女王陛下も認められているので、受けたほうが良いでしょう。」
もう脅迫!!。


スタッフさんはレイヴンがお気に入りかしら?。
エドガーよりも数段カッコ良く描かれてる気がするんですが。



TVアニメ「伯爵と妖精」キャラクターアリア集　レイヴンのアラベスク / 杉田智和（レイヴン）

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