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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:アニメ
楽しみにしてた『夏目友人帳』の続編が始まりました。
今回は冬のお話で、OPも雰囲気バッチリ。 一期を見ていない人の為にも、設定説明をあちこちに入れて親切。 あらすじは公式HPから。 小さな頃から、妖怪といわれるものの類を見ることができ、そのため周囲から疎まれてきた夏目貴志。 用心棒の妖・ニャンコ先生と共に、祖母レイコの遺品「友人帳」に書かれた妖怪達の名前を返す日々を送るうち、少しずつ、レイコのこと、妖のことを知り始めていた・・・。 ある日、ニャンコ先生にそっくりの黒ニャンコ先生に「友人帳」を奪われてしまった夏目は、妖怪達の大切な名前を取り返すため、必死にその後を追う。 妖怪の宴に向かったと聞いた夏目は、自分の危険も顧みず、その宴に向かうとニャンコ先生に告げる。 本を持つ夏目の手と指が「あぁ、少女マンガ」と思って、嬉しくなってしまう私。 学校で、友人帳を奪おうとする妖怪から逃げた夏目が切ってしまった結界。 妖怪に首を絞められる夏目、なのにニャンコ先生は蝶と戯れ中。 拳骨一発でこの程度の妖怪は退けられるようになったんですね、夏目は。 ニャンコ先生は、だから安心して蝶と遊んでたんでしょう。 そして夏目の前に現れた黒ニャンコ ホントにそっくり、ただ色が白か黒かと言うだけ。 お風呂に一緒に入って、洗ってあげる夏目ったらまめまめしい。 黒ニャンコ≠ニャンコ先生と分ったのもつかの間、黒ニャンコは友人帳を奪って逃げてしまう。 妖怪たちの名前を預かっている大事な友人帳。 ってことで、夏目とニャンコ先生は捜しに行く。 山の中で見た狐火の行列。 妖怪たちの宴があると教えてくれたニャンコ先生の旧友の紅峰。 斑→ニャンコ先生に戻った時に、紅峰がショックを受けてましたが、うんうん、その気持ちは凄く良く分るよ。 黒ニャンコも宴の方へ向かったと言うので、夏目は妖怪の振りして潜入することに。 ・・・何でニャンコ先生はレイコに化けるんだろ。 やっぱり美人さんだから、姿は気に入ってたのかな。 妖怪たちの宴のシーンが楽しそうだ。 私はこう言うのが本当に好きで。 宴もたけなわ、閻魔みたいな妖怪が声を張り上げる。 人間に封印されてしまった主様を助けよう、と。 人間が大好きで、よく会いに行っていた主様。 でも別の人間に捕まってしまったようで、今はとある家に封印されている。 妖怪たちはその家を襲おうとしている。 ここで放っておけないのが夏目。 自分は人間だけれど、人間の言葉も、妖怪の言葉も聞くことが出来る。 そこに通りがかった黒ニャンコ。 しかし夏目たちをこの場所に導いたようにも思える。 紅峰が手を触れて探ってみると、何と黒ニャンコは主様がより代にしているらしい。 学校で妖怪に襲われてしまった時に結界を切ったことによって、自由になった主様。 しかしレイコに名を奪われているので、本来の力が出せない。 そしてより代には、友人帳は名を指し示さない。 妖怪たちが夏目たちを見つける。 襲い掛かる妖怪たちには主様への思いが。 夏目は研ぎ澄まさせる、その中から、主様の名を告げている思いを聞き取る為に。 リオウ 夏目が名を返すところから、主様が本来の姿に戻るシーン、そして主様と人間との思い出のシーンがやっぱり良いですねぇ。 綺麗で、そして思いが溢れて切なくなるような・・・。 結界が解けて、仲の良かった人間に会いに行った主様。 しかし彼はもう亡くなっていた。 人と妖怪、その生きる時間の長さの違い。 故人も人間。 自分を封印したのも人間。 そして主様をお風呂に入れてくれた夏目も人間。 妖怪たちが人間を襲うと聞いて、夏目に止めて欲しかった。 今でも人間が好きだ、だから里にはもう下りないよ。の言葉が切なかったです。 人間と妖怪、やはり相入れないものがある。 私はいつまでも人間を好きでいる為に、もう人間とは会わないと言っているように思えて。 さて、友人帳も無事に戻って、紅峰も帰ると言う。 「斑様も一緒に」と紅峰は誘う。 けれどニャンコ先生は夏目のそばに残ることを選ぶ。 人と妖怪。 人が生きる時間の何と短いことか。 妖怪にしてみれば、ほんの一瞬の間。 「今暫く私はこれの傍らにいよう。」 「ありがとう」と言う夏目もなんか嬉しそうじゃないですか。 そんな素直な夏目が気持ち悪いと言うニャンコ先生も、嬉しいんですよ、きっと。 最近困るのは、小さな別れを少し寂しいと感じることだ。 束の間の出会いと別れ。 その刹那の一つ一つを大切にしていきたいと思う。」 この最後の神谷・夏目の語りが良いのですよね。 そしてニャンコ先生⇔斑の演技分けが素晴らしい井上さんも最高!!。 今回はニャンコ先生のお尻がとってもラブリーでしたわ。 リオウは松風さんでしたね。 美しい姿と相まってうっとりでした。 初回なので、まぁ、今回だけって事で注文を許して下さい。 私にとってこの手のストーリーでベストなアニメは『蟲師』なんですよね。 マンガと言うのは切り取られた絵の連続なのですが、アニメはその合間まで素晴らしく原作の世界観を描き出していました。 アニメ製作には予算の問題があることはよーく分かってますが、一回くらいは、あれに並ぶくらいの作画で見たいものです。 同じくらい愛しているのですよ、『蟲師』も『夏目友人帳』も、その原作を。 タイムリーに新刊が出ました。 こちらの感想も書くつもりです。 《送料無料》続 夏目友人帳 音楽集 いとうるわしきもの(初回仕様)(CD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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