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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:アニメ
前回は人間に絶望して悪霊になってしまった妖の話で、妖側は被害者的なポジション。
そして今回はこれって言う事で、バランスの良さを感じます。 あらすじは公式HPから。 夏目と同じように妖といわれるものの類を見ることができる名取周一。 表では人気俳優、裏では妖祓いをしている彼に誘われ、夏目は温泉旅行に行くことに。 ニャンコ先生を伴い、二人と一匹、一泊二日の温泉旅行が始まった。 旅を満喫する夏目だったが、周りで気になることが起こり始める。 押入れからの物音、天井からぶら下がった着物姿の人影――。 旅行に連れてきてくれた名取のためにも、気を煩わせず、旅行を楽しもうとする夏目だったが・・・。 冒頭のシーンが好きなのですよ。 小さな輿をかつぐ小さな妖たち。 水溜りですら池くらいに思えたのでしょうか。 夏目は板で橋をかけてやる。 輿の中の髑髏はちょっと怖かったですが・・・。 自宅に帰ると扉のところに人型の紙が挟まっている。 それに巻きつかれ、ひきづられ、行った先には名取。 あぁ、コートも制服もきっと泥だらけ・・・。 名取は夏目を温泉旅行に誘う。 お断りしたい気味の夏目だったのに、名取の「同じ風景が見えるのは君だけだよ。」のセリフにほだされちゃうんだなぁ。 ニャンコ先生まで一緒に連れて行ってもらえると分ったら、行く気満々だし。 温泉卵が楽しみでしょうがないニャンコ先生がとってもラブリー。 塔子さんに薔薇の花束を持って許可をもらう名取、ぬかりなし。 名取が夏目の「お友達」とか言ってしまう塔子さんも、それはそれで私は心配ですが・・・。 普通、高校生がこんな年上の“友人”連れてきたらビックリするぞ。 照れてる夏目が可愛いですね。 塔子さんにお土産を買ってくると約束。 誰かの為にお土産を買うって言うのも良いものですよ、夏目。 その人のことを思いながら、買い物するってことだものね。 電車→バス→徒歩でついた山奥の温泉。 電話をかけにいく名取、胡散臭し。 で、お部屋で寝転びながらまってる夏目とニャンコ先生。 ニャンコ先生の寝息って本当に可愛い音。 そして露天風呂にGo !。 ちゃっかり先に入って極楽のニャンコ先生。 「おい、猫が一番風呂とはどういうことだ。」に爆笑!! 名取の肌を動き回るヤモリが何だかセクシー。 「俺も妖怪は苦手だけど、多分名取さんは憎んでいる。」 なーんてことを考えていたら、突然に柊が現れてビックリ。 「多感なお年頃ってのが人間にはあるんだよ。」にまたもや爆笑。 お湯をかけてしまったからと、柊の頭をタオルで拭く夏目。 そんな必要はないと言う名取。 二人の妖に対するスタンスの違いが出ています。 夏目の良さは、ここで「風邪をひかないのなら良かった」と思えるところなんですよね。 そしてたぶん、そんな風に妖に対して思える夏目を心配する名取。 部屋へ帰る途中、夏目は天上からぶら下がる妖を見る。 見回りに行く名取と柊。 一方、ニャンコ先生は「友人帳をとられないように気をつけろ。」と。 この時点の名取はどうだろうなぁ。 自分で使うためって言うより、夏目を妖と係わらせないために取るって言うのはあるような気がする。 それより、「打ち明けても、どうせ友人帳目当てで構ってくれているんじゃないかとか、ウジウジ考えるに決まってるんだ。」が笑っちゃう。 夏目、自分で認めてるし。 押入れの中からゴトゴトと言う音。 開けてみると封印されてる(って普通は思うと思う)壷。 しかもその場所は、さっき夏目が妖を見たちょうど上辺りだったりする。 けれど夏目とニャンコ先生は見なかったことにするようです。 どうせならお刺身を嬉しそうに食べてるニャンコ先生のシーンも入れて欲しかったと思ったりする。 布団に入って、夏目に養父母とは上手くいっているのかと尋ねる名取。 「嘘をつくのに疲れたら僕のところにおいで。」とも。 妖が見えるために「嘘つき」呼ばわりされていた夏目。 塔子たちも離れていってしまうのではと怖くて、離せない。 ニャンコ先生が夏目と名取の間で寝てる!! もう、どうしてこう、何やっても可愛いのかしら、ニャンコ先生ってば。 ところが壷の蓋が開いて、夏目が飛び起きる。 ニャンコ先生の悲鳴がまたおかしい。 「こんなところにあったのか。」とは、名取ったらやっぱり何か思惑があったのね。 出て行く名取。 残った夏目とニャンコ先生の前に現れたのは「スミエ」と言う妖。 この地に住んでいたが、封印されてしまった。 人里には未練はない、山に帰るから名前を返して欲しいと、夏目に頼む。 名前を返す夏目。 その場に戻って見てしまう名取。 本性を表し「お前を喰う」と言うスミエ。 ここでニャンコ・フラーッシュ!!。 さすがはニャンコ先生、名取を胡散臭いと気付いていたか。 名取はどうやら妖を封印する依頼の為に、この温泉宿にきたようです。 人を騙すのが癖になっていたと言う名取。 夏目にも話せていないことがある。 「いつの間にか嘘をつき慣れてしまったんだ。俺も、名取さんも。」 うーん、夏目の場合は「嘘」って言うのとは違うと思うんだけどなぁ。 本当のことも話さないってだけで。 そう思うのは大人のずるさかなぁ。 今回の事は自分の甘さから。 封印を手伝うと夏目。 既に別室に封印の為の結界を張ってある名取。 今回の名取はとっても素敵に描かれてるんですけど、 この封印シーンの名取にはメロメロですわ スミエは拘束している式をすり抜ける。 結構強い妖?。 ちょーっとピンチか?、夏目と名取。 その時、スミエの頭を掴む大きな妖が。 なんと夏目が橋をかけて助けてあげた輿の妖怪ですよ。 「お館様」と呼ばれるだけあって上級妖なんでしょうね。 恩返しの為に、夏目を捜してたみたいです。 「情けは人(妖だけど)の為ならず」ってまさにこのことだわ。 名取は封印を確かめに来ただけ、夏目と話したかったのだろう。 こっそりそう教えてくれる柊。 話したいことがいっぱいある。 なのに上手く出てこない。 知られるのが怖いんだ。 でもいつかきっと話そう。本当の心を知って欲しい人達に。」 そしてそう言う人がどんどん増えてくると良いですね。 私は、田沼たち、学校の友達だって、話しても嫌ったりはしないと思うけどな。 「楽しい旅の思い出と、話したい事をいっぱい抱えて、先ずは何から話そうか。」 『夏目』には優しかったり、哀れだったりする妖がいっぱい出てきますけど、今回のスミエみたいのも、また妖の一つの姿だと思うのです。 斑だってそもそもは人間を食べる妖だったと思うんだけど。 夏目は妖に対してとても親身になるけど、それぱかりではねって言う意味で、良い話だと思う。 それでも尚且つ恩返ししちゃうような義理堅い妖が出てくるところが、『夏目』らしいなぁと思うし、とても好き。 妖だって色々ですよね、人間だってそうだし。 それに対する対処がもうちょっと上手く出来るようになれば、名取の心配も少しは減るかも。 おぉ、次回は「雛、孵る」。 雛がメチャメチャ可愛くて、大好きな話ですー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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