よろず屋の猫

死神様、死んじゃったの?。

イヤイヤイヤイヤ・・・・、倒れただけ、倒れただけ。
・・・ちょっとダメージが大きすぎるけど。


あらすじは公式HPから。

デスルームへ捕獲された鬼神・阿修羅。
キッド達が見守る中、封印のブランクを脱した阿修羅と、デスサイズを持った死神様の戦いが始まった。
熾烈な戦闘、その最中阿修羅は、封印されていた時に考えていた事―想像から来る底知れぬ、無限の不安と恐怖について語り出す。
「死神が築く秩序などとても脆いもの。足を引っ張る道具でしかない」―その言葉の真意が体現された時、死神と阿修羅、そして世界が大きく変わった。


神 対 神 の戦いでしたけど、うーん、今週はちょっとね・・・。

デスルームに入れられた鬼神。
「もう逃げられないよ。この部屋から出るには私の赦しが必要なんだ。」と死神様。

デスルームの中に鬼神が居ることを知ったマカは、自分達に出来ることからと、ブラック☆スターたちとの合流を図る。
そのブラック☆スターと椿は、ミフネと共にアンジェラを捜している。

左が分らないブラック☆スター。
お箸を持つ方だと教えられても間違えるブラック☆スター。


で、死神様 vs 鬼神なんですけど・・・。

鬼神の性格上、セリフが多いのはしょうがないんですけど、メリハリがなかったんですよね。
間に戦いを入れてるんですけど、今一迫力に欠けてて・・・。

キッドや梓が感じている“凄さ”って言うのが、見てるこちら側には感じないんですよね。
もちろん別格ゆえに見た目は静かなる戦いって言うのも私は好きですけど、二人のオーラみたいなものは出して欲しかったな。

楽しみにしていたパパ・デスサイズも、オーロラみたいな色合いで綺麗だったけど、デザイン的には今一だったな。

でも鬼神のセリフそのものは、鬼神の精神の在り様が出ていて、面白かったです。
で、いちいちそれに反論する死神様のセリフも良い。
二人の掛け合いはGood !!。

かいつまんで書くとこんな感じ。

世界は薄い皮に覆われているが、その中は不確定。
それを想像することに、怖ろしさがある。

また人は死が怖ろしいわけではなく、死を想像するのが怖い。

何となくシュタインが、メデューサの企みが起こる前から、鬼神の狂気に取り込まれやすいと言われてたのが分る。
両者とも物事を小難しく、突き詰めて考えないと気が済まないタイプだよねぇ。

要するに鬼神は度外れて想像力が豊かなんでしょう、それもネガティブな方に。
私にはその感覚が分るなぁ。

だからって、「だから、そうですねぇ、つまりこう言う事です。俺は想像することを止めた。」って言うのが凄い。

それは自分に想像をさせるものを排除していくと言う事。

鬼神の口からニューっと出てくるのは、かつてのパートナーだったのか。
グロいんですよね、何とも。

死神様が作り出した秩序は平穏と安心を提供する。
しかしその外側には何があるのか?。

・・・なーんて事を考えちゃうのね、鬼神はまた、しかもネガティブに。

「狂気に身を任せることの、何がいけないんですか？。」

一連のやりとりで、死神様がだんだんイライラしてくるんですよね。
余裕がなくて“らしく”ないなって気がした。
何も相手してあげることもないんですよね、ホントはこんな話。

どこかでかつての部下?(仲間?)に対する特別な思いがあるのかなぁって。

「貴方の言う秩序やルールに縛られていると、命取りになりますよ。こんな風に。」

鬼神の攻撃がキッドたちを襲う。
気付いた死神様は、庇って間に入る。

死神様がボロボロですー!!

「世界中を狂気で満たした先に一体何があるというのだ。」とエクスカリバー。

何もなくても良い、そこに恐怖があれば、と鬼神。

エクスカリバーの「ヴァカめ!!。」をこんなに爽快な気分で聞く時が来るとは思ってもいませんでしたわ。

「ヴァカめ！。規律とは各々の責任の下で決定するものだ！。」
子安さんが良いなぁ。

しかしその為に死神様は負けたと鬼神は言う。
「最初から親だ仲間などと、面倒なルールの中で生きなければ・・・。」
そう言いながら、思い浮かぶのはアラクネ。
それが鬼神に苦悩を呼ぶ。

デスルームを出て、アラクネの元に行く鬼神。
胸を手刀で一突き、そしてその魂を喰らう。

そうか、そうか、アラクネの豊かで柔らかい胸は、「不安」に陥らせるほど居心地が良かったか。
そこに安らぎでも見出した日には、「恐怖」だよねぇ、いつか失う日を想像しちゃって。
あるいはそれにより弱くなる自分を想像しちゃって。

鬼神が抱く「不安」「恐怖」って、要するにそう言う事でしょ?。


前後しますが、さすが「ブラック☆スターは真っ直ぐな性格の男の子。」 by 椿、猪突猛進にストレートに進んで、見事アンジェラを探し当てる。
とんでもないところを蹴られたけど、「奔放。」 by ミフネなアンジェラに。

鬼神がデスシティーから飛び出すのを見たマカ。
では死神様は負けたのか?、と驚愕。

・・・ってことで次回。


えっと、アラクネの死に方はこれでも良いんですけど、せっかくだからバトルを存分に見せてくれてからにして欲しかったなって。
やっぱりそれだけの凄い魔女なんだし。


次回のタイトル見て、ビックリ。

「阿修羅覚醒」って、これ以上まだ強くなるのかい!!。


少年ガンガンのCMで、全員応募サービスで死神様イヤホンが!!。
くー、ガンガン本誌は絶対に手を出すまいと硬く誓っているのに、揺らぐ～!!。
欲しい・・・欲しい・・・欲しい・・・。

あ、『ソウルイーター』の最新巻・14巻は3月21日発売。
楽天ブックスは売り切れになってる・・・。


　　　　


http://app.blog.livedoor.jp/koubow20053/tb.cgi/51209683
http://blog.netlaputa.ne.jp/tb/1073781
http://meblog.jp/tb/1440679