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カテゴリ:チラシの裏
先日ソマリアの記事を書いた際に、少しだけだがソマリアの歴史など見てみた。
南部がイタリア領で、北部がイギリス領だったことは知っていたが、第二次世界大戦時、 英領ソマリランドがイタリアに占領されていたことを知りびっくり。 …だってあのイタリア軍ですよ? 世界で弱い軍隊は数あれど、イタリア軍は最右翼。 都市国家の伝統が長く、国民性が軍隊のような右向け右にはなじまず、 また危険を冒す動機付けをするのも困難なよう。 まぁ英領ソマリランドからの英軍の撤退は予定の行動(こういう言い訳大好き)だった らしいし、戦争が進むとイタリア領東アフリカは期待通り崩壊してしまう(だって健在なら インド洋の潜水艦などの補給基地として活用できるし、日本海軍としてもセイロンまで 空襲した実績があるんだから、戦略の幅が広がってもっと活躍できたはず)のだが。 第一次世界大戦でドイツが敗れず、(っていうかWW1が発生せずWW1前の国境のまま) WW2に突入したみたいな感じなら、タンザニアやカメルーン、ナミビアなどは枢軸系だった 訳で、それならケニアを挟撃して東アフリカに一大枢軸拠点ができて、面白かったかも。 太平洋方面でも、南洋群島やニューギニア北部はドイツ領だったわけで、中国の青島とかにも ドイツ軍がいた可能性が高いわけで、面白い展開になっただろう。 まぁその設定なら日英同盟が生きていた可能性が高いわけで、また英国の覇権もまだ 続いていた可能性が高いわけで、WW2において日本は枢軸系というよりかはドイツと 戦っていた可能性もあるだろう。 アフリカ戦線では、ベルギーの本国は早々にドイツに占領されるだろうから、 カメルーンからタンガニーカのドイツ地域をベルギー領コンゴを打通することにより 連結しようという試みがなされたかも。実際はジャングルの行軍となるので無理だけど。 不況になると架空戦記が売れると言うが、こんな設定はどうでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月07日 07時49分41秒
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