「けしいん」と「ウロストミー」のブログ

今日はどこへ行く予定も無いので、朝からパソコン三昧。
『泌尿器科紀要』と言う医学雑誌の論文から「陰茎癌」をキーワードにして探し出し、読んでいる。

陰茎癌。ご承知の様に男性の一番大事な器官、陰茎に発生する癌。主として最初、亀頭部に発生するんだが包茎の人に発生し易い。原発性陰茎癌17例の臨床的検討と言う文献によると、17例中14例が包茎だったそうだ。
初発部位は亀頭部11例、包皮3例、冠状溝2例、陰茎体部1例。
陰茎癌の臨床的検討と言う文献でも、手術した患者21例が包茎で有り、亀頭部13例、陰茎体部5例、冠状溝2例、包皮1例に癌が発症している。

ね、いかに包茎の人がなり易いか判るだろ。

又、発生しても場所が場所だけに「恥ずかしい」と言う心理からついつい医者に行き難く、放置しやすい。放っておくと写真の様になってしまう。
罹患した場合、治療法は原則手術。

癌が発生した場所により「亀頭部切除術(glancectomy)」「陰茎部分切断術(partiel penectomy)」「全陰茎切除術(total penectomy)」の何れかが行われる。

写真は左から、「亀頭部切除術」「陰茎部分切断術」「全陰茎切除術」の術後画像だ。





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