由川稔の南アジア諸国

由川稔が選んだ本日の南アジア諸国ニュースです。

インドからのアルフォンソ種マンゴーなどの輸入について欧州連合（EU）は4月28日、一時禁止する処分を打ち出した。これに対してインド政府は近くEU通商委員に処分の解除を求める計画だ。PTI通信が29日付で報じている。

　EUの輸入禁止処分は、アルフォンソ種のマンゴーと4種の野菜（ナス、タロイモ、ニガウリ、ヘビウリ）について、「EU域内に輸出される農産物について実施が定められている植物検疫での著しい不備」を理由として、5月1日から当面認めないという内容。EU諸国に輸出されたインド産のマンゴーや一部の野菜については昨年、病害虫による汚染が見つかり、輸入が制限されていた。

　一方、インド政府の高官はPTI通信に、「EUの動きは自己中心的なもので、実行されてはいけない内容だ。（アナンド・シャルマ）商工相は近く、EUのカール・デ・グフュト通商委員に書簡を送る見込みだ」と語る。複数の情報筋によれば、シャルマ商工相は29日、この問題について省内の会議で担当者らと協議した。

　インドは世界最大のマンゴー輸出国。全種合計の年間生産量150万－160万トンのうち6万5，000－7万トンが輸出されている。EU向け輸出額は英国向けだけで年間600万ポンド（約6億1，000万ルピー）に及ぶ。




かなりの量が輸出されているんですね。
EUでもマンゴーは人気があるんでしょうか？
由川稔でした。



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