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テーマ:小学生ママの日記(28585)
カテゴリ:育児
なぜいまさらベビーカーネタが・・・ という感じなのですが、 つい最近まで、我が家の狭い玄関には ベビーカーが鎮座しておりました。 我が家のベビーカーはKAZUの時に買ったものなので、 かれこれもう11年ものです。 当時のものは今主流のマクラーレンなどとは違い、 大体どれも2歳半までとなっているので、 すでに4歳半を超えたYUUも乗せるのは不可能。物理的に。 それでも、 幼稚園に入った昨年春頃は、 まだ早帰りながら幼稚園生活で疲れたYUUを無理矢理乗せて、 学校の行事へ連れて行くのに使用もしました。 (学校に行くのに自転車不可なので、歩けないと困るのです~) そんな気持ちで置きっぱなしになっていたのですが、 さすがにもう使わないでしょう・・・ 思い切って、粗大ゴミの申請を出しました! もう少し状態がよければ、 リサイクルショップに持っていくなど出来たのですが、 老朽化が激しく、とても無理なのです。 タイヤの飾りが動かすたびに取れて無くなり、 フード部分はもはや本体にきちんとはまらなくなり、 常に浮いた状態。 しかし、 粗大ゴミに出すと言うのは、悲しいですね。 リサイクルショップならば、 また誰かに使ってもらえるという希望がありますが、 ゴミになったら、もうそれはバラバラにされて処分されてしまうんです。 しかも、 大好きな家電の買い替えと違って、 新しく来るものがないのです。 そんな気持ちから渋っていたのですが、 やっとの思いで申請を出したのです。 そうしたら! KAZUが「捨てないで!」と言うのです。 彼は、 古いものにはけっこう執着するのですよね・・・ それでも、 もう使わないし、使えないし、仕方がないんだよ。 そう説得しました。 そしていざ粗大ゴミ収集の朝。 KAZUにそのことを話したら、なんと・・・ 彼は涙を流すのですよ・・・ KAZUが小さい頃お出かけするのに、 いつも使っていたベビーカーです。 買う時も、 私がデザインに一目ぼれして、 一切値引きがなく他のものの倍ぐらいのお値段がしたのに、 思い切って買ってしまったベビーカーです。 私も泣きそうになりました。 (YUUはベビーカーが大嫌いで、 買い物に行ったらすぐに泣きだして、 もぞもぞしてしまいには立ち上がってしまい、 怖くて2人で長時間のお出かけなんて出来ませんでした。 その思い出は今は置いておいて・・・) でも仕方がないんです。 狭いこの家で、これからも暮らしていかなければならないのです。 お別れしなければならないものもあるのです。 そう思い、 KAZUにはうまく言葉で伝えられたかどうかわからないけれども、 KAZUが登校した後、 YUUと一緒にマンションの粗大ゴミ置き場まで持って行きました。 なんと、ちょうど粗大ゴミ回収のトラックが来ていました。 業者さんには迷惑だったかも知れませんが、 トラックに次々とゴミが積み込まれ、 うちのベビーカーも乗せられるのをじっと見ていました。 トラックが去っていくまでずっと見送りました。 それからYUUを園まで送り、 一人お家に帰ってみると、 すっきりと広々した玄関が待っていました。 涙の決断の後にはよいことも必ずあるんです。 KAZUもそれをわかってくれたらいいなと思いました。 応援クリックお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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