吉野の材木屋

今週は、２００ミリ×２００ミリサイズの角材について、
お問い合わせをいただきました。

通常、このサイズになると寺社仏閣の大黒柱用として
背割り有の物が作られているんですが、
今回のお問い合わせでは背割り無しの物ご希望という事で、
通常制作、乾燥されている物をお送りする訳にはいかず、
改めて直径７００ミリ超の丸太から製材して提供する場合のお見積りになりました。

価格的には幅７００ミリの天板と同程度以上。
まあ、幅７００ミリの一枚板天板が取れるような丸太を一本潰さないと取れない物ですから
当然ですよね。

さらに、乾燥させてから発送する場合厚みが分厚いので
乾燥機にいれても早くて一か月かかる為、
その間の電気代や燃料費も計算しないといけないし、
運送費用もその巨大さと重さ故に猛烈に高価になります。

結局お見積りを出した後お返事がいただけてないんですが、
小さくカットして使われるつもりなら普通に製材されている板材でも代用可能と思いますので、
是非そちらで御注文いただきたいです。