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カテゴリ:幕末・あらかると☆
以前から亀~亀~と亀趺にココロを奪われているのだけれど、灯台下暗し。
すぐ近くに亀趺があるというじゃありませんか 近くとはいえ仕事の帰りじゃ真っ暗でデジれないし、漸く今日行って見ました 曹洞宗栄見山観音禅院 山門を入ると… おおっ居ました なんだか狛犬のようですな ついになっていて「あ」「うん」ですよ この亀趺は日本にはないカタチ。 どちらかと言うと中国の碑に似てる。「万暦帝陵亀趺碑」(ばんれきていりょうきふひ)とか…。 チシュと呼ばれる飾りもちゃんとあります これは竜が向かい合っているのか 今までいろんな亀趺やチシュを本で見たけどこんなに日本的なものはなかったなぁ。 で、ナゼここに亀趺が… 第一何の碑なんでしょう え。建立が平成12年8月吉祥日 なんと平成の亀趺でしたよ で 慶安年間に松平直政公(松江藩主・家康の孫)が作った観音堂を払い下げられた村人が継承していたが度重なる火災で焼失した。 それを再建したことの顕彰碑らしい。 …すごいまとめだぞ。 んでなんでココに移転してきたんだろ。 禅寺らしいから黄檗宗になにかかかわりがあるのかな 松江藩主松平家といえば亀趺を持つ墓所の大名。 その関係でここに亀趺を建てたのかな この松江の松平家の亀趺は「蒙光山月照寺」という松江の寺にある。 ここはもともと禅寺があったのを母・月照院の菩提を弔う為、直政公が浄土宗の長誉を開基として「蒙光山月照寺」(むこうさんげっしょうじ)としたそうだ。 へ 浄土宗 神道でも黄檗宗でもないの 亀趺は宗派に関係ないのか 神道も禅宗も仏教もオールオッケーなのか 深まる謎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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