04年4月17日 浜松2日目

2004年4月17日(土) 午後17時開演
CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five
アクトシティ浜松・大ホールにて


セットリスト

~Opening Movie~
On Your Mark
ripple ring
HANG UP THE PHONE
no no darlin’
(MC)
36度線
天気予報の恋人
誰かさん~CLOSE YOUR EYES~
(MC)
光の羅針盤(コンパス)
心に花の咲く方へ
SOME DAY
C-46
(MC)
男と女
群れ
熱風
Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは
(MC)
この愛のために
青春の鼓動
CATCH&RELEASE
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
SAY YES
(MC)
not at all(ripple ring~鏡が映した二人でも)
(詩)
WALK
~Ending Movie~



今回のライブがtwo-five初参加でした。これまで、自分が初めて参加するまでに曲変更があって聞けなくて悔しい思いをしたことがあったので、今回はできるだけ早く参加したいと思っていました。
今日の公演は休日で開演時間も早いので日帰りもできるということもあって参加を決めました。
新幹線に乗って浜松駅に降りたのですが、駅構内にギターとバイクが展示してあったのにはちょっと驚きました。ギターは「THE LIVE」でASKAさんが持っていた例のサイレントギターでした。
会場である「アクトシティ浜松」は、コンベンション施設、ホテル、ショッピングモールなどもある複合施設で、45階建てのシンボルタワーがひときわ目立っています。

先行販売でグッズを購入するつもりが時間に間に合わなかったので、グッズを早く買うために開場少し前に入場の列に並びました。
開場時間より20分ほど遅れて開場。最初はロビーのみ開放で会場内には入れなかったのですが、グッズを買っている間に会場内にも入れるようになっていました。
今回の座席は3階。座席に座ってみるとその高さにちょっとビックリ。傾斜も大きくて下に吸い込まれそうな感じでした。ステージはいつものようにスクリーンがかかっていて、25周年のロゴマークと「CONCERT TOUR two-five」の文字が書かれていて、さらによく見ると右下に25周年のアニバーサリーサイトのURLが書いてありました。
開演時間より10分ほど遅れて開演しました。

いつものようにオープニングムービーがはじまりました。まずJALのCM、次にシームレスシングル、カウントダウンDVD、two-five、アルバムBOXのCMが流れていよいよオープニングムービーです。
オープニングムービーはふたりが役を演じるこれまでのものとは違って、ふたりがメッセージを発するというもので、そのメッセージはC&Aの歌の歌詞とリンクしているものもありました。そのメッセージは字幕としてスクリーンに書かれていました。
中でも「人は願うものがある限り果てしない」という言葉が一番印象に残っています。
そして、ムービーの中で、CHAGEさんがピースマークの指輪を、ASKAさんがヒランヤのネックレスを街中で運命的に見つけるという場面があるのですが、今回のライブではピースマークとヒランヤのマークがポイントとなるような暗示がありました。
(詳しいところまであまりはっきりと覚えていないというのもあるのですが、上手く説明できなくてすみません!)

「もうすぐかなぁ~」と思っているとスクリーンの後ろがぱっと明るくなってスクリーンのすぐ後ろに二人が登場!悲鳴にも近い歓声が起こりました。
私もカウントダウンライブ以来のライブだったので、ふたりの登場に思わずドキドキしてしまいました。
CHAGEさんは白のシャツに黒のベスト(初日と一緒かな?)で、ASKAさんは初日と違う衣装で、黒地に白のストライプのシャツを着ていました。めざましテレビで初日の衣装を見て「ちょっとイマイチかな…?」と思っていたので、ASKAさんの衣装を見てちょっとホッとしました。
記念すべき第1曲目は「On Your Mark」。ステージの後ろにスクリーンがあって、アニメの「On Your Mark」が映っていました。スクリーンの画像の粒子が粗くてちょっと気になったのですが、あれはそういうものなのかなぁ~?
ASKAさんが最後の「そして僕らは~♪」のフレーズをオフマイクで歌っていたように見えたのですが、そういう風に見えただけかも…。
歌が終わってもそのまま演奏が続いて、「たどり着きたいヘブン~♪」のフレーズを繰り返して次の曲へ。
「ripple ring」。オリジナルとは全く違ったアレンジで、オリジナルのあの柔らかいイメージではなく、バンドっぽいごつい感じのアレンジで、雰囲気がガラっと変わった曲にちょっと戸惑ったのですが、CHAGEさんの曲の中で一番といっていいほど好きな曲なので初めてライブで聴くことができてとても感激しました。
「HANG UP THE PHONE」。イントロで歓声が上がりました。観客がみんなノリノリになっていました。
「no no darlin’」。オリジナルバージョンでした。オリジナル好きな私としては久しぶりにオリジナルバージョンで聴けてうれしかったです。
2曲目あたりだったと思うのですが、CHAGEさんの足元にはピースマークの、ASKAさんの足元にはヒランヤのマークの照明が照らされていました。
今回はASKAさんの「待たせたね~」が聞けなくてちょっと残念。

ここで初めてのMC。
ASKAさん「ようこそ!」MCの内容はあまり覚えていませんが、25周年の話をしていたように思います。
CHAGEさん「春夏秋冬全ての四季…『全ての四季』っておかしいなぁ、全ての季節をまたぐツアーになります。浜松は春に来ました。昨日も盛り上がりましたが、今日もそれ以上の雰囲気(?)でやっていきたいと思います。今日はソロもあります!アンコールなしでダァーっとやります」ソロと聞いて盛り上がる観客。
続いてASKAさんも「ダァーっとやります」とCHAGEさんと同じセリフ。
で、これから歌う曲について話していたようなのですが、話が聞き取れなくて何の話をしているのかが全くわかりませんでした。でも、前の方のお客さんは笑っていたから面白い話でもしていたのかなぁ~?
「36度線」。ASKAさんがリードボーカルの新曲です。以前にニュースステーションのオープニングで流れていた曲に歌詞をつけたようです。
歌詞を聞き取ろうとしたのですが全く聞き取れなくて、かろうじて「36度線の~♪」というところが聞き取れたくらいでした。メロディーとしては、転調する部分で思わず「そう来たか~!」と言いそうになってしまって、その部分が一番印象に残っています。
ライブで初めて曲を聞くのは新鮮な感じです。
「天気予報の恋人」。好きな曲だったので、初めてライブで聞けて大感激でした。
同じく「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」も初めてライブで聞くことができました。

ここでMC。
CHAGEさんの「座ってください、席も値段のうちです」の呼びかけで観客が席につきました。
で、CHAGEさんが「愚痴言わせてください!」と話をはじめました。
「市川で泊り込んでリハをしていたときにショッピングモールへ行ったんですよ。ホテルの朝食券があったからホテルのバイキングで食べて、開店と同時に入ってたくさん買い物をして、これは会社のカードでこっちは自分のカード…とカードを使い分けていたら、電話が事務所からかかってきて、『CHAGEさん、今どこにいます?』って聞かれて、『買い物してる』って言ったら、『よかった、CHAGEさんのカードが使われまくっているって連絡がありました』と、僕は犯人扱いされたんですね。買い物したあと店員がヒソヒソ話をしていて、『CHAGEってばれた?』って思ったんだけど。
大宮では○ック○メラ(CHAGEさんが某家電量販店を伏字で表現してました)へ行って、…僕ってその街に出て歩くのが好きなんですね~。○ック○メラに行って、電気歯ブラシを持ったら警報が鳴って、買うつもりもないのに買ってしまいました。でも歯ブラシを買うのはくやしかったので、後ろを見たときにあった体脂肪が測れる体重計を買いました。香取慎吾のやつね。いつもなら吟味して買うんだけど、一番高いのを買いました。で、測ってまた落ち込むし…。」
ホントにガッカリした感じのCHAGEさんに観客が爆笑しました。笑う観客にCHAGEさんが「笑えるの?」と反撃してきました。「笑える」という観客に、「今日のお客さんやせてる人ばっかりだもんね。みんな小枝!」と嫌味(というか、ほとんど観客にけんかを売っているような…?)を言うCHAGEさんです。
CHAGEさんが話している間、ASKAさんは後ろの方でピックをくわえてギターを弾きながら黙って話を聞いていたのですが、これにはASKAさんも「そこまで言うなよ~」という感じでした。

CHAGEさんの愚痴はここで終了して、次の曲の紹介に移ります。
「ブランニューソングをやります」とCHAGEさん。「光の羅針盤、“光”は漢字で“の”はひらがな、羅針盤、書けますかー?」「書けるー!」と観客。「読むことが出来ても書けないんですよね。『光の羅針盤』と書いて、『光のコンパス』と読みます」
「光の羅針盤」。CHAGEさんメインの新曲です。さっきのように歌詞を聞き取ろうと思ったのですが、「光の羅針盤…」というところしか聞き取れませんでした。メロディーはバラード(だったはず…)。
「心に花の咲く方へ」「SOME DAY」。ソロコーナーが始まりました。1曲目はASKAさんのソロで、2曲目はCHAGEさんのソロです。
「心に花の咲く方へ」はカウントダウンで聞いた時にすごくよかったので、今回また聞くことが出来て感激でした。「SOME DAY」はCHAGEさんには申し訳ないのですが、ソロも好きなのですが、個人的にはC&Aで歌っているところを見たいなぁ…。
でも、カウントダウンライブでもそうでしたが、C&Aとソロの区別なくライブで披露してくれるのはうれしいものです。
ソロコーナーが終わって二人がステージに立ち「C-46」が始まりました。

曲が終わって二人が用意された椅子に座りました。
「ツーフォーで通報(つうほう)、上手いでしょ?」とツアータイトルの「two-five」をもじるCHAGEさん。
「通報」で何かを思い出したASKAさん、「子供のころ万引きがはやったんだけど…」と話し始めました。「はやりはしないだろう」とCHAGEさん。
「万引きってどういう風にするんだろう?って見に行ったらその日に限って捕まりやがって、僕もつかまってしまいました。罪名は『見張り』。」とASKAさんが子供のころの話をしていました。
「ツーファイブで、(自分を指して)ツーフォーで、(ASKAさんを指して)ツースリー。」とCHAGEさん。
「うまいこと持ってったね~」とASKAさんが話をはじめました。「23年前に作った曲、『男と女』で、別の歌詞をつけたかったんですが、つけられなかったんです。だったら3番まで作れば?っていう話なんですけど。今からそれを歌います。」と「誰もが一度は~♪」とオリジナルとはメロディーが違う歌を歌いだしました。
これにはCHAGEさんもちょっと驚いた様子で、「メロディーは一緒でしょ?」とASKAさんに確認していました。

「男と女」。ふたりの弾き語りでした。「どの部分が変わるのかな?」とドキドキしながら聞いていたら、「震える肩越しに~♪」のところが変わっていたのですが、どういう歌詞に変わったのかは忘れてしまいました。今度はじっくり聞くことにします。
歌は幻の3番(笑)だけ歌いました。この曲はこれまでのライブのネタバレの曲の中に入っていなかったので「もしかして今日が初披露?」と考えていたのですが、やはりこの日から追加されたようで (私が聞きそびれたMCで「今日のリハーサルでやろうと提案した」と言っていたようです)、なんだかちょっと得をした気分です。
「男と女」が終わって、そのまま次の曲に入りました。
「群れ」。カウントダウンライブでは音しか聞こえなかったのですが、今回は鈴川さんがチェロを弾いているのをはっきりと見ることが出来ました。
次の曲のイントロが流れてきたのですが、何の曲なのかが全く分からなくて、最初の歌詞が出てきてやっと「熱風」を歌っているのが分かりました。新しいアレンジで20年以上も前の曲だとは思えないほどかっこいい曲になっていました。後ろのスクリーンでは炎がメラメラと燃えていました。
曲が終わって二人が椅子から立ち上がりました。バンドのメンバーがコーラスをはじめました。
「Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは」

ここでMCです。
「『男と女』、『群れ』、『熱風』、『Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは』でした。23年ぶりに歌ってみてどうだった?」とASKAさんに尋ねるCHAGEさん。ASKAさんはとても満足そうでした。
ここでメンバー紹介。ドラムの今泉さんのときにCHAGEさんが「『丘の上のグランドホテル』がどうのこうの…」と言っていたのですが、私には何のことかさっぱり分からなかったので地元ネタか何かだったのでしょうか?
ベースの恵美さんの紹介の時に恵美さんが珍しくベースを持っていなくて、「新鮮だねー。」と言われて慌ててベースを持とうとしたのですが、CHAGEさんに「もういいよー。」と止められていました。
今回は小笠原さんと恵美さんの立ち位置が逆になっていました。
メンバー全員の紹介が終わった後で、「飛鳥涼!」とCHAGEさんがASKAさんを紹介しました。するとASKAさんがCHAGEさんのことを「柴田チャゲ!」と紹介していて、これには爆笑してしまいました。
「”CHAGE”って名前だったのか~。もし”CHAGE”が苗字だったら『チャゲ秀之』?」となどとついついどうでもいいことを考えてしまいました。
C&Aの紹介も終わって、「後半戦を前にもうそろそろ立ってみません?体脂肪を燃やそうー!」とCHAGEさんが観客に呼びかけたので、みんなが立ち上がりました。
いよいよ後半戦です!!

「この愛のために」。「THE LIVE」で披露されたものと同じアレンジでした。これから気分を盛り上げていくにはピッタリな曲です。初日にはなくて、2回目の公演から追加されたそうです。
「青春の鼓動」。CHAGEさんが掛け合いのところで観客に声を出すようにあおります。観客みんなで大合唱。観客が歌うところは99年に行われたコンサートツアー「電光石火」の時のようにスクリーンに歌詞が出るのかな?と思ってスクリーンを見てしまいました。
コンサートで歌を聴くときは、いつもは黙って聴いたり口パクで歌ったりしているのですが、みんなで歌うのもとても楽しいです!最後にASKAさんがハーモニカを吹いていました。
「CATCH&RELEASE」。この曲もアレンジが変わっていました。ところどころ変拍子が入っていてちょっとのりにくかったです。ASKAさんが曲の最初から最後までハーモニカを激しく吹きまくっていました。
「僕はこの瞳で嘘をつく」。カウントダウンライブに引き続きオリジナルバージョンでした。最後はいつものようにふたりが肩を並べてスピーカーのところで歌っていました。
「YAH YAH YAH」。イントロが流れた途端、観客の熱気が急上昇!これもオリジナルバージョンでした。どの部分かは忘れましたが、演奏が一瞬ぴたっと止まるところがあって、一瞬の静けさがはっとさせられます。CHAGEさんはステージを右へ左へと動き回っていました。
「SAY YES」。「YAH YAH YAH」が大盛り上がりになったところにこの曲が登場し、再び盛り上がる観客。

最後のMC。
詳しい内容はあまり覚えていないのですが、ASKAさんが最初にライブをやり始めた頃の話をしていました。最初はなかなか慣れなかったとのこと。ASKAさん曰く、CHAGEさんはすぐに慣れたらしいです。
そして、「ダメだと思ったらダメになってしまう。自分がダメだと思わない限り続けられる。願いが続くことを願いたい。」と言葉を考えながら話していました。
CHAGEさんも何か話していたと思うのですが、忘れてしまいました。

「not at all」。この曲も大好きな曲だったのですが、2つ前の「NOT AT ALL」ツアーのイメージが大きくてライブではもう聴けないかも…と思っていたので「やったー!」と言いたいくらいうれしかったです。
続いて「たどり着きたいヘブン~♪」と「ripple ring」のフレーズが出てきました。メロディーはオリジナルとは違ったメロディーでした。さらに、「愛する人を愛したいだけ~♪」と「鏡が映したふたりでも」のフレーズも出てきました。その他にも別の歌のフレーズがでてきたように思ったのですが、この2曲のほかはよく分かりませんでした。
歌に引き続いてASKAさんが詩を語り始めました。
「人は願うものがあるから果てしない。君の宇宙、僕の宇宙、人は宇宙の中にいるのではなく人が宇宙を持ってる。人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい…」と全部は覚えていませんがこんな内容で、オープニングムービーのセリフと繋がっていました。
詩が終わって、ラストの曲は「WALK」でした。
後ろのスクリーンにプロモーションビデオが映りました。「WALK」、「if」、「something there」、「夢の番人」、「はじまりはいつも雨」、「トウキョータワー」、「ロケットの樹の下で」などが流れて、歌と映像で思わずジーンとしてしまいました。
このまま終わってほしくないなぁ~という気持ちでいっぱいでした。

歌が終わってC&Aとバンドのメンバーみんなが並んでご挨拶。
ふたりがステージの端から端まで挨拶に来たので、私も「ありがとう~!!」と拍手を送りました。
そして幕が下りました。
エンディングムービーでアクトシティのタワーが映って観客が大盛り上がり!グッズ売り場や観客席も映っていました
カウントダウンライブやTHE LIVEの映像も映って、最後は「神様が音楽というものを与えてくれてよかった(こんな感じだったかな?)」という内容のメッセージが出てきました。
最後のお約束の「SEE YA!」はなかったのですが、こういうエンディングもいいなぁ~と思いました。
終わったのは8時頃。曲が追加されたからか思ったよりも長かったです。
今回はMCが少なかったのですが、その分歌が多くて、昔の曲も今の曲も楽しめるライブになっていると思います。8月の熱風ライブも楽しみです!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
初めてのライブだったのであまり覚えていない部分もありますが、ライブの雰囲気が少しでも伝わればうれしいです。
 
 
 


© Rakuten Group, Inc.