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テーマ:サッカーあれこれ(19801)
カテゴリ:ガンバ大阪
実は山本さんがこの言葉を使うのを聞く前から、私も使ってたんですよ、この言葉。 私の使っていた意味は、人間としての基本的な能力っていうヤツだったんですけれどね。 まぁ、似たようなものかな。 最近、世間では人間力が落ちているなぁ、としみじみ感じているのだけれど。 ちょっと、ノスタルジィで。 サカダイで山本さんが西野さんについて語ってました。 ひととおり読んで思ったのは、ようやく、ぶちまけられたのかな、と ただ、きっと今でも山本さんは、やっぱり納得できない気持ちをどこかに 持っているんだろうな、とも思いました。 私も、そうだし。 あそこに書いてあることは勿論西野フリークな私はみんな知っていることだったけれど っていうか、リアルタイムでかなりな思い入れで彼の代表チームのことは見ていたから、 正直、立ち読みしながらマジで泣けました もうありありとあの頃のことが思い浮かんできてしまって。 厳しいなんてひとくちに言えないくらい厳しかった予選のこととか。 なーんにもしてくれないくせに要求ばっかだった当時のサッカー協会の無責任さとか。 アトランタでの戦いに下された評価のこととか。 (Cクラスですよ、Cクラス、前にも言ったけれどね) 選手はプロだったけれど、指揮官がアマチュアだったからダメだったんだ、と 言われたんですよ 考えられないですよ、本当に 守備的と言われたことへのアンチテーゼで今があるのではない、と 山本さんが言ってましたけれど。 うん、本当にそうだよなって。 そうしたかったのに勝つためにそれをしなかったことは間違いなくて。 本当にね、ブラジルに勝ったのに未来のないサッカーって あり得ないですよ、本当にね。 まぁ、そういう過去があって今があるのです。 西野さんがガンバの監督を引き受けたのは、彼が本当にやりたいサッカーが ここでなら出来ると思ったから、だと思うんです。 その前から、ガンバが強くなる為の準備は少しずつ整い始めていて。 智がきて、ヤットが来て、コウタが来て。 その仕上げみたいに、西野さんがやってきた。 あの頃は本当に、運命を感じましたよ。 で、これで絶対にガンバは強くなるって思った。 で、実際その通りに、なりました。 ちょいと時間はかかりましたけれどね でも、まだまだ、なの。 西野さん自身も、進化の途中なのだと感じます。 彼がやりたいサッカーは変わらないでほしいと思うけれど、 ガンバが強くなる為に、少しずつそれはモデルチェンジをしていく必要はあると思う。 今年のような普通なら考えられないアクシデントがそう何度も起こるとは考えにくい けれど 緊急対応能力に問題があることはこれでハッキリしたわけで ただ、それってもっともっと強くなる為の余地が、まだまだあるってことでもあります 良い選手を育てて、集めて、しっかり戦える集団に。 しっかりとしたビジョンを持って、内容のあるサッカーで結果を出せる本物の集団に。 なっていこうじゃありませんか ちょっとだけ、個人的なこと。 アキには、ゾノを超えて欲しい。 タイプ的にはちょっと違うんでしょうけれどね。 でも、ドリブルで勝負できる突破力があるんだから。 ゾノは基本的に守備なんかしなかった。 当時のサッカーがそうだったから、じゃない。 (確かに加茂さんはそんなような事を入団当初の頃から言っていたようですが) 彼が勝負をすればそれだけで十分相手には脅威を与えられたから。 勝負さえ仕掛けられれば、守る必要なんてなかった。 まさに、毒をもって毒を制す、です。 彼は結果的に色々あって、彼の才能に見合うようにキャリアを全うすることが 出来なかったのだけれど、彼が素晴らしい選手であったことには何ら変わりはないし、 未だに彼を超える選手が出てきていないのも事実。 (彼に比べたらヒデなんててんで目じゃないし、ヒデ自身もそう思っているはず) だからこそ、アキに超えて欲しい。 もちろん、ガンバ&代表でね。大分で、じゃないからね さて、良いことがないのでどうしてもノスタルジィな気分になりがちなのですが、 いよいよ明日は試合という日になってそんなことばかり言ってもいられない。 だから、思い出に浸るのはこれで止めにしますよ 明日は万博には行かないことにしましたけれど、魂込めて祈ります。 たった一つの、勝利の為にね。 明日はみんなで、喜びを分かち合いましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 12, 2008 06:18:26 PM
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