Brave Heart

だいぶご無沙汰してしまいましたが
（色々と忙しかったもので）


久しぶりの大阪ダービーに万博に行ってきたので、
ちょっと書こうかな、と。

と言っても、実はなかなかその気になれなかった、
というのが正直なところなんですけどね。

せっかくのダービーだったのに、
いろんなものに水差されてしまった感が
どうしても否めませんので


アドリアーノの一発退場は、すごく残念だったと思ってます。
私はああいうの、ちっともラッキーだとは思いません。
そもそも、数的不利になったチームを相手の戦いは、
引かれるにしても捨て身になって向かってこられるにしても
ガンバはあんまり得意ではないと思うので
今回も、ひとり分生まれたスペースを有効的に使えていたのは
むしろセレッソの方だったという印象でした。
後半、少ない相手に何やってんの　と何度叫んだことか。


先日のナビスコ・広島戦で加地くんが退場になった時も思ったんだけど、
大一番、と呼ばれるような試合では、やはり条件がフィフティのゲームを
見たいんですよね。
判定によってどちらかが不利になる状況でのゲームだと、
勝っても負けても何となくすっきりしないものにどうしてもなってしまうから。


今回の退場劇についての詳細は、正直良くわかりません。
けれど、こういうことになって相手が一人減って、それで勝っても
何だかケチがついてしまうような気がしてしまう私は、
勝負に甘いのでしょうか
かつてはフェアプレーで讃えられた我らがガンバが、
ポイント３にこだわったとはいえこういう揉め事の当事者になってしまうのは
私はやっぱり、残念に感じてしまいます。


やっぱり、まだまだ全然、ガンバはらしさを取り戻せていない。
だから、こんなことになってしまうんだと私は思いました。
余裕のない感じ、というのかなぁ。
今のチームにそれがないのも当然だとは思いますけどね。
順位も順位だし、だから、もう負けるわけにはいかないし。
もちろん、チームが勝つための形、引き出しはたくさんある方が良いし、
結果的に優勝するためにはこういう勝利の一つ一つが大切になる。
それはわかってるんですけどね。
わかってるんですけど、かつて我々がこだわった勝利というのは、
こんな勝利ではなかったんじゃないかと...まぁ、そんなことを思ってしまい、
勝って終わった試合なのに私はちっとも、というと言い過ぎかもだけど、
嬉しくなかった。
万博の勝ち試合で、勝利の万歳を一緒にしなかったのは初めてです。

まぁ、一緒に勝利を喜びたい人がそこにいなかったのも大きいですけどね。


今年はもしかしたらずっとこんな感じで最後まで行くのかな、
と思うと何とも...複雑な気持ちです。
勝てば何でも良いのか　勝てば何でも嬉しいのか
どうも違うと感じている自分に気づいてしまった今年のシーズンです。


優勝はして欲しい。
天皇杯も三連覇して欲しい。


でも、それが得られれば何でも良いのか


あー、私は今年はずっとこんな風に中途半端な思いで
愛する（と信じている）チームを見るのかなぁ...


今、ちょっとわからなくなってます...。