その、意味~でも絶対に諦めない!!
神様は、乗り越えられない試練は与えない、というのは作家の三浦綾子さんの有名な言葉。なるほどな、と思って以来、辛い時にはいつもこの言葉を思い出します。そして、自分なりに思ってきたのは、試練を与えられるということはそれだけ、まだまだ上を目指せよ、もっと向上せよ、ということなのだろうと。もちろん、みなそれぞれ目の前に立ちはだかる壁と常に戦っているのはどこのチームも一緒なんですけれどね。今年は、いつになく試練の年だったな、と、振り返るのはまだ早いけれど^^;思います。これでもかってくらい、辛い目に会いましたからね。それでも、この試練が必要なんだ、もっともっと強くなれと言われているのだ、と思って耐えて頑張ってきました。その甲斐あってか、漸くガンバは、本当に苦しい時期はちょっと抜けたかな、と思います。守備が安定してきて破綻しなくなり、チームも90分、大きな綻びのないゲーム運びが出来るようになってきた。細かい部分では全然まだまだだし、満足もしていないけれども、少なくとも首位をターゲットに戦うに足るコンディションにはなったかな、と思います。まぁ、うまく帳尻合わせてきたな、とね、手前味噌ですが、思います。では、なぜ今、こんな試練の話をするのか?首位のアントラーズがおかしい。崩壊しかかっていると言ってもおかしくないほどの無様さ。これがあのアントラーズなのか? と。どこをどう押そうとも隙など生まれることなどないと思われた、あの鉄壁の強さ、見る影もなし、と言われます。が。こんな強いチームにまだ、こんなに試練が与えられていること。そこにどんな意味があるのか...?このまま終わるはずがない、と思うのは買い被りでしょうか?出来れば今のうちに当たってしまいたいと願うのは都合が良いでしょうか?今、アントラーズと当たるチームは良いなぁ、なんてどうしても思ってしまいます。だって、絶対にこの人達がこのままで終わるはずがないんですから。アントラーズの連敗が止まる日が、だから、ちょっとだけ怖いのです^^;彼らにあるまじきこの苦境をね、乗り越えた彼らと当たるのは...。このまま彼らが終わるとはとても思えませんからね。とは言え、逃げも隠れもいたしませんよタイトルを取ることの苦しさ、つらさは誰よりもわかっているつもりです。簡単に取れるものなど一つもないし、簡単に取れたことも一度もない。勢いで取れるものではない、とだから思う。2005年のリーグタイトルは、勢いで取ったと言う人もいるけれども、実際には終盤に失速して、最後の1戦で大逆転の末のタイトル。勢いなんて、なかったですよ。苦しくて、苦しくてどうしようもなかったけれども、最後まで誰一人、諦めていなかった。今と、ちょっと似てるかな^^;勝ち点差は4。最大7になる可能性もゼロではない現状で、ガンバに出来るのは一つ一つ、勝ち点3を積み上げることだけです。つまりは、とてもシンプルな結論ということ。幸か不幸かリーグ戦と天皇杯しかなくなってしまいました。だからこそ、やらねばならないと思う。去年の今頃、ガンバはほんまもんのACL戦ってました。こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないけれど、ACLとは名ばかりの国内移動のみの試合なんかじゃなかった。シリアですよ、シリア^^; 新幹線じゃあ行けないんですそれに比べればずっとずっと楽な日程なのだから、しっかり準備をしてひとつひとつの試合を集中して戦い、必ず望む結果で終わること。それをして、初めて可能性を語ることが出来るのです。ヤットの言うとおり。大切なのは最後まで諦めない気持ち。これしか、望む未来に繋がる鍵はないのです。信じます。ただ、信じます。心に強く思うと、かなうと聞きましたからね。信じて、強くその想いを胸に刻んで、念じます。夢よ、再びかなえと♪