湯布院旅行・その2
金鱗湖は観光スポットなので、もっと大きい湖を想像していたけど、そうでもなかった。湖上には霧が立っていて、この霧が見所のようだった。そういえば、空港からバス乗ってる時も、高速は霧で真っ白だったなぁ・・・。 湖のほとりにある、マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館へ。1階は、ミュージアムショップとカフェになっていて、2階が美術館。サーカスをテーマにした絵画が展示されていた。そこから、これまた湖のほとりにある、亀の井別荘の前を軽くうろつき、写真を撮る。 図書館で借りたガイドブックによれば、この近くにノーマン・ロックウェル(大好き)の美術館があるはず・・・とうろつくが、発見できず。潰れちゃった?ビジネスホテルにチェックインし、しばらくぼーっ。安いホテルだけあって、部屋は狭いし、ティーバッグはひとつ、湯飲みは紙コップというチープさだった。いえ、お値段相応ですので不満など・・・。チェックイン時にフロントでもらった観光案内地図を見ていたら、ガイドブックとは全然違う場所にあるノーマン・ロックウェルの美術館を発見。移転したのかな・・・?去年発刊されたガイドブックなのに・・・。ていうか、着いてすぐ、駅の観光案内所で地図もらえば良かった・・・。たらたらテレビ見ながら休憩していたが、素泊まりなので、夕食を食べに出かける。和風レストランねんりんというお店。花かご弁当というのが代表メニューのようだけど、「茶碗蒸しとかお昼に食べたしなー」と思い、思い切って(?)豊後牛を食べよう!と決意。豊後牛のサイコロステーキを頼むと、お店の男性が「自分で焼いてもらわないといけないけど、陶板焼だと同じ値段でも肉が良い。ステーキ膳(5,250円)と同じ肉使ってるから」と、別メニューを薦められる。郷に入っては郷に・・・ってことで、素直に店員さんのアドバイスに従って、豊後牛陶板焼膳(2,600円)にオーダー変更。↑が来てから気付く。これって、要は1人焼き肉なのでは・・・!あぁ、なんてこと。旅の恥は掻き捨てとはいえ、図らずも旅先で1人焼き肉デビューしてしまったではないか!固形燃料の熱にぼーっと浮かされ、ニットへの油はねを気にしながらも、キャベツの芯と漬け物以外、完食。デザートのメロンは、切れ目も何も入ってなかったので、皮に向かってかぶりつくようなワイルドな食べ方になってしまった。こうして、私の1人焼き肉デビューは無事終了・・・お肉は美味しかったです、はい。満腹の胃袋を抱えてホテルに戻り、しばし休憩した後、入浴。ホテルに浴場もあったけど、部屋の狭いユニットバスで済ませた。明日もあるし、早く寝よう・・・とベッドに入るも、なっかなか寝付けない。おまけに、うっかり見逃していた「その時歴史が動いた」の白洲次郎氏の回の再放送が夜中にあり、眠気と戦いつつ見てしまった。好きなんだよねー、白洲次郎さん。彼の信念と誇り高い生き方には、改めていたく感動してしまう。さて、結局眠ったのは何時だったのだろう?~その3へ続く~