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ホイジンガはすでに1930年代に、現代は子供病に罹っていると言っていた(たやすく得られ、決して終わらない気晴らしへの欲望、粗野なセンセーションの追求、巨大な見世物への喜び・・・)。ならば21世紀はさしずめ幼児病といったところか。
とはいえ、人間が本当に大人だったことなんてあるのだろうか?(ホイジンガは古い文化にそれを見ていたようだが)。どうやったら、完全な精神的成熟など可能なのだろう?そもそも、人間は大人になりたいと思っているのだろうか? 人間の究極の夢は、ずっと幼児のままでいることではないだろうか。テクノロジーがそれを可能にしたならば、人間社会は完成したのではあるまいか。それとも、私が幼児病だからこう考えるのだろうか。 いつの日か、人類が大人になる日は来るのだろうか。 私は、いつの日か大人になれるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 16, 2016 02:23:27 AM
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